子育て最中だけど仕事がしたい方、長時間・外に出て働くのは難しいけれど自宅で空いている時間に働きたい方などにおすすめなのが在宅ワークです。自宅にいながら仕事ができるので、ちょっと子供がお昼寝した間などのスキマ時間にも作業ができます。
ここでは子育て中のママにおすすめなの在宅ワークサイトをいくつかご紹介します。実際に私も登録しているものですので、体験談を交えながらお話します。参考にしてみてください。
子育て中の在宅の仕事探し方法
外にでて仕事を探す時間も手間も、子育てママにしてみたら惜しいものですよね。
できれば時間や手間をかけずに求人情報を得たいところではないでしょうか。仕事を探す方法として以下のような方法があげられます。
- インターネットやフリーペーパーなどで企業の在宅ワーク求人情報を見る
- 知り合いや友人から仕事を紹介してもらう
- クラウドソーシングサイトに登録する
特に育児中のママにおすすめなのが、クラウドソーシングサイトに登録する方法です。
スマホやパソコンでインターネットに接続できる環境があれば自宅にいても仕事探しを行うことができます。クラウド(群衆) ソーシング(業務委託)サイトとは、個人や企業からの仕事をインターネット上で仕事をしたい人に仲介することを目的としたサイトです。
子育てママにオススメの在宅ワーク4サイト(クラウドソーシング)
「クラウドソーシング」「在宅ワーク」、「主婦 在宅」でインターネットを検索するとたくさん検索結果がでてきますよね。私も在宅ワークを初めてする時、どのサイトを見て仕事を探せばいいのか迷ってしまったものです。
いろいろと調べていくうちに「これは登録して損はない」というサイトがいくつかありました。実際に私も登録してよかったなと思うサイトを以下にご紹介します。それぞれに特徴がありますので、あなたにあったものを見つけてみてください。
コツとしては、1つだけでなく複数登録することをおすすめします。何個も登録して仕事の管理が大変にならないよう、1つか2つをメインにして登録してみましょう。
「CrowdWorks」クラウドワークス
クラウドソーシングの大手会社です。ホームページの作成やwebデザイン、翻訳、ライティング、コンペなど仕事の種類がたくさんあります。
プロ向け | スキルのレベルが高い人向けの募集案件 | システム開発、ロゴ・イラスト、ネーミング・アイディアなど |
---|---|---|
経験不問 | 初心者〜 | ライティング・記事作成、簡単作業、事務、ビジネスサポート、調査など |
コンペ | チャレンジしたい人 アイディアがある人 |
アイコン、バナー、ロゴ、キャラクター作成など |
タスク | 初心者〜 | レビュー・口コミ、アンケートなど |
特急ボーナス | 中級者〜 | 急ぎの案件(ロゴ作成、記事) |
私が初めて登録したのはこのクラウドワークスでした。登録は無料でしたので身構えて登録するというよりは、まずはここからスタートくらいの気持ちで行うことができました。
クラウドワークスのメリット
クラウドワークスの一番おすすめしたい部分は「サイトの見やすさ」です。UX(ユーザーエクスペリエンス)という部分でしょうか。案件の数や仲介になってくれるなどクラウドソーシングのメリットもありますが、私はなんといってもこの見やすい点をおすすめします。
子育て中はちょっとした時間も貴重ですよね。昼寝している間にサクッと案件探したい!メッセージチェックしたい!という時に、いまいちわかりずらい画面だと、どこを見てクリックすればいいんだっけ〜(汗)となります。しまいには、探しているうちに子供が起き出してしまった…なんてことも。
クラウドワークスの案件探しやマイページはとてもすっきりしたレイアウトで見やすくなっています。
プロフィール、経歴、クライアントからの評価、実績などの情報もパッと見てすぐにわかりますし、案件も上の表の通り分類されている中で探せます。また自分宛にクライアントからメッセージが来ているかどうかも、アイコンに赤い印で表示されるので、すぐチェックできます。
クラウドワークスのデメリット
システム利用料という手数料が高いことです。これはクラウドワークスに限らずランサーズもそうなのですが、例えば10万円以下の報酬なら報酬額の20%がシステム利用料として引かれます。
私がクラウドワークスで最初に行った案件はタスク案件で報酬は648円、それから20%引かれるので実際の金額は519円でした。
ただ、クライアントとの間を仲介して仕事を紹介してくれたり、スムーズなやりとりができるようなシステムになっているので仕方がないのですが、食費等ちょっとでも節約しようと考えている主婦目線からすると、高いなと思ってしまいます。
「Lancers」ランサーズ
2008年から運営が開始されて10周年を迎えた日本最大級のクラウドソーシングサービスです。クラウドワークスと同じようなサイトですので、複数登録の一つとしておすすめします。
特徴としては、仕事を探す時の絞り込み条件が細かいことです。
- 本人確認済み
- 作業承認率が95%以上
というようにクラウドワークスにはない絞り込み条件で仕事を抽出できます。本人確認済みかどうかは、顔が見えないインターネット上のやりとりにおいて、信頼の意味で重要と考えている人からすると大切な項目ですので、この機能は便利です。
ランサーズのメリット
案件が豊富な点があげられます。ライティングに関してもランサーズの方がクラウドワークスよりも案件が多い印象です。
また、目標金額の設定機能が追加されたので、例えば今月1万円を目標金額として、月半ばで4,000円の報酬を得たとすると、残り6,000円がメーターとともに表示されます。意外にこれが見える化でわかりやすいので励みになったりします。
ランサーズのデメリット
クラウドワークスと同じく手数料が高いことです。
“
- 金額が20万円超部分について・・・5%
- 金額が10万円超~20万円以下の部分について・・・10%
- 金額が10万円以下の部分について・・・20%”
引用元: ランサーズシステム手数料
「mamaworks」ママワークス
主婦層をメインにした在宅ワークを支援するサイトです。名前の通り、ママたちが働きやすい仕事の求人が多く掲載されています。
在宅だけでなく出社や雇用形態でも検索できるので、今は在宅ワークで働きたいけどゆくゆくは正社員も視野に入れて働きたいママにもぴったりのサイトです。
- 基礎講座動画や座談会、コラムなど在宅ワークが初めての人必見情報満載
- 電話で優先的にキャリアカウンセリングを受けられる
- 主婦、子育て中ママ向けの求人がたくさんある
特にコラム、動画、勉強会の様子では、子育て中であり在宅ワークをしている先輩ママたちがたくさん登場しています。実際の現場の声と言ったところでしょうか、同じ主婦として在宅ワークについて教えてくれるところが他サイトにはない強みです。
ママワークスのメリット
在宅ワークを始めたいけどパソコンがないという方、ママワークスにはPCレンタルというサービスがあります。2年間レンタルすればそのままプレゼントとあるので、これはうれしいサービスですね。
- 新品の場合、月額2,980円
- 中古の場合、月額2,480円
ママワークスのデメリット
デメリットというよりも今後に期待したい部分ですが、クラウドワークスやランサーズに比べると案件が少ないことです。2018年1月時点で「在宅」&「ライティング・翻訳」で検索すると35件、「在宅」&「編集・制作」で検索すると41件でした。
サグーワークス
ライティングに特化した在宅ワークサイトです。初心者向けのライティングと単価が高いライティングの2つがあります。主にコラムや説明文がメインなので、そのような文章を書くことが好きな人におすすめです。
- ライターはレギュラー、ゴールド、プラチナとレベル別に分かれている
- プラチナテストに合格すると高単価の記事に取り組める
ライティングの仕事をしたい方には2つ目か3つ目の登録先としておすすめします。
コツコツ記事を書いてスキルアップし、プラチナテストに合格すれば高単価(1文字1円以上)案件のサービスを受けられるのが、このサイトのおすすめポイントです。
私もこのテスト受けたのですが、結果見事に落ちました。ただ書いた内容に対して丁寧なフィードバックがあったので、とても勉強になりました。何度でもこのテストは無料で受けることができるので、実力を試したい方やとにかく高単価で仕事がしたい方におすすめです。
サグーワークスのメリット
タスク形式なので書けそうな案件があればその場で着手〜納品できます。他にも以下の点がメリットとしてあげられます。
- 承認が早い
- 手数料が安い(1ポイント1円で手数料は108ポイントなど)
- 報酬が現金以外にもAmazonギフト券、iTunesギフトなどに交換できる
- 初心者もとりかかりやすい案件がある(500文字や1000文字など)
サグーワークスのデメリット
案件が豊富な時とそうでない時があります。私がサグーワークスに登録してからしばらくは案件がいくつもあったのですが、1カ月後見たらほとんどなくてびっくりしたことがあります。人気なタイトル、テーマはすぐに終了してしまうので、気になった案件はすぐにチェックされることをおすすめします。
その他として以下の点がデメリットとしてあげられます。
- 非承認されることがある
- プラチナテストを受けたほうが効率よく報酬を得られる
タスク案件なので、記述ルール等から外れているものなどは非承認にされます。また、レギュラー・ゴールド案件は1文字1円以下(0.5円、0.4円など)なので、スキルがついてきたのならプラチナライターを目指してテストを受けてみるとよいでしょう。
子育て中ママが在宅ワークを始める時のコツ
在宅ワークを始める時にいくつか行っておくといいポイントをお伝えします。
1.在宅ワークをする理由を明確にしよう
まずはなぜ在宅ワークを始めるのか、その理由を明確にしておきましょう。
- 子育てしながら自宅で効率良く収入を得たい
- 子育て最中でも仕事をして社会とつながっていたい
- 子育て中もお小遣いを稼ぎたい
- 家計が苦しいから少しでも余裕を持ちたい
- スキルを習得したい、スキルを活用したい
理由はそれぞれいろいろあるでしょう。私が在宅ワークを始めたきっかけは、下の子が幼稚園に入り育児に少しだけ余裕がでてきたこと、平日の数時間を自宅でできる(できればパソコンを使った)仕事で家計に余裕をもたせたいという2点でした。
この理由を明確にし、時々見直し(初心に帰る意味で)思い返すといいですよ。というのも、在宅ワークを続けていくと、時には当初と違う方向に行ってしまうこともあります。そのような時の軌道修正に役立ちます。
2.在宅ワークの具体的な目標を決めよう
例えば月に3万円は収入として得たいなど、具体的に目標を掲げるとします。そこから切り分けていって、じゃあ一週間だとこれくらいの作業量、一日だとこれくらいの作業量というのが分かります。そうすると今日の目標も設定しやすくなります。
そうは言っても、実際は日常に起こるさまざまな出来事・急な対応などでうまくいかないことが多いことでしょう。それでも、目標を具体的に掲げておいて、在宅ワークする時はそれを頭の片隅に置いておくと仕事も集中しやすいものです。
3.家族に伝えよう
在宅ワークを始めるにあたり、夫や家族に相談をしてみましょう。どういう理由で始めるのか、どれくらいを目標にしているのかを含め、今後在宅ワークを始める上でいろいろと家族の協力も必要になるかもしれないなど、ざっくばらんに伝えることをおすすめします。
独り身で作業するのと違って、子育てママの在宅ワークは家族にも少なからず影響があります。私も在宅ワークを始める前に夫に相談し、とりあえず始めてみることと、ひと月の目標金額、行う時間帯、家事内容の変更などを伝えました。
各家庭それぞれの事情がありますので、伝えるポイントはいろいろですが、在宅ワークは家族にも少なからず影響してくること、そこを忘れずにコミュニケーションを意識してみてください。
まとめ
家事・育児・その他やることがたくさんある子育て中のママ。クラウドソーシングサイトやママ向けの求人サイトを上手に利用して、空いた時間を有効に使って仕事ができる、よい案件が見つかるといいですね。