子育てしながら家で仕事ができる。在宅ワークは子育てママにとってメリットが大きい働き方です。

在宅ワークを始めたいけど、時間を決めて仕事ができるか不安…という方もいるのではないでしょうか?

今回は在宅ワークを始めて6カ月目な私のリアルなタイムスケジュールを公開します。合わせて在宅ワークのメリット・デメリットについてもお話します。

在宅ワークを検討しているママや始めたばかりのママ向けに作業時間や朝型・夜型についてもお話しますので、参考にしてみてください。

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子育て在宅ワーカーの1日のスケジュール

早速ですが私の1日スケジュールです。

スケジュール

6:00〜6:30
起床・朝食の準備・洗濯機を回す・家族を起こす
6:45〜7:30
家族朝食タイム(私はお弁当作りとこどもたちの朝の支度準備)
7:30〜8:00
上の子登校、食事片付け、下の子の支度準備、私朝食タイム
8:00〜
主人が洗濯物干し、私は化粧タイム&身支度
8:15
主人出社、園に下の子送迎、出勤(午前中はパートタイム)
9:00〜12:00
パートタイム
〜13:30
食材の買い出し、一度帰宅しお昼ごはん
13:30〜14:00
下の子お迎え
〜夕方まで
帰宅、コーヒータイム、洗濯物たたむ、少し仕事、上の子帰宅、夕飯準備
17:00〜21:00
夕ご飯、お風呂、寝かしつけ、子どもたち就寝
21:00〜翌1:00
仕事、1:00には就寝

ざっとですがこのようなスケジュールで毎日過ごしています。

たまに明け方パッと目が覚め、二度寝すると恐ろしいなと思った時は、そのまま家族が起きてくるまでの2時間は仕事をします。

曜日によって、夕方は子どもたちの習い事の送迎がありますので、その時は仕事をしません。また、朝と夕の時間帯には子どもたちに宿題、習い事の予習復習をさせるようにしています。


私にとって、お昼以降帰宅してからのコーヒータイムが仕事第一弾です。テーマのリサーチや前の日に書いた記事の見直しを行い、どちらかというと集中して行うよりは、細切れでもざっくりできる内容をあてています。

というのも子どもたちが帰宅すると「ママ聞いて!あのね…!」の連続で声をかけられますので、集中して仕事ができません。話しを聞きながら仕事し、一緒に遊んでは仕事し、宿題の丸つけしながら仕事し…という状況です。


仕事第二弾は子どもたちが寝た後の時間帯です。この時間帯が一番集中できます。あとはベッドに入って寝るだけの状態にしてパソコンに向かい、眠くなるのでコーヒーは欠かせません。

できるだけ21時以降翌1時までに仕事が完結できるようにし、1:00を過ぎたら寝るようにしています。が、納品前は明け方まで作業して、そのままソファで寝てしまい、「ママ!起きて!」なんて上の子に起こされる時もありますが…。

作業時間

平日、土日平均で2〜4時間を作業時間としています。メインの作業時間帯は夜ですが、家事の間に細切れでも仕事をするのでトータルでそのくらいのボリュームです。

あなたは朝型?夜型?

子育て中のママなら、夜中の授乳、夜泣き、急な発熱や怖い夢を見たと泣いて起きた子供などの対応で、大体は夜型の人が多いことでしょう。

我が家の子どもたちは夜中あまり起きないタイプですが、親としてはやはり布団をちゃんとかぶっているか、布団からはみでてないか、おへそだして寝てないかなどついつい夜中もちょこちょこ起きてはチェックする毎日です。

さて、以下に夜型、朝型のメリット・デメリットのポイントをあげてみます。

夜型 朝型
メリット 集中して仕事ができる 早朝〜家族が起きてくる間に仕事ができる。体にエネルギーが充電&頭が冴えている状態で仕事ができる
終わるまで寝ないと決めれば時間を延長できる 一日の流れを把握しやすい
デメリット 睡眠時間が削られるので寝不足になる 納期が迫っている時は朝の時間帯だけでは納品までに終わらない場合もある

夜型か朝型のどちらがいいのかは人それぞれ違います。両方をバランス良く器用にこなせられればいいですよね。

少しずつ育児が落ち着いてきたら朝型も試してみて、どちらが自分に合っているのか、あるいは両方を取り入れたほうがいいのかなど考えながら実行してみるといいですね。

どんな仕事も健康が第一です。在宅ワークも健康が損なわれては意味がありませんので、睡眠不足を引き起こす夜型よりは朝型をメインにして、納期前は夜型にするなど臨機応変に対応できればいいですね。

収入

登録して最初はタスク案件(その場で作業開始、納品できる仕事。単価も10円、50円〜数千円まで幅がある。)で100円、200円を報酬でもらっていました。

そのうちプロジェクト案件に応募し採用されたので、現在まで月平均2万円前後をいったりきたりしています。

子育て中の在宅ワークのメリット

子育て中のママにとって在宅ワークのメリットをあげます。

1.時間の融通が利く

決まった時間に出社する必要がなく、自分の空いている時間・好きな時間に仕事ができます。

  • 子供が昼寝をしている間
  • 子供が就寝した後
  • 登園、登校している間
  • 家事が一段落した後
  • ちょっとした隙間時間に

以前子どもたちがまだ乳児だった頃は、私も真夜中数時間おきに授乳タイムで起きていました。また夜泣きで何度も起きる時期は明け方まで抱っこしながらSNS等を見ながら過ごしていました。

今思うと(体力と気力があればの話ですが)、その時間在宅ワークの仕事ができたなと思います。

このように在宅ワークは、自分のタイムスケジュールの中で仕事ができる点がメリットの一つです。

2.出勤、退勤する移動時間が0

会社まで1時間以上かけて出社する日々。朝急いで支度して子どもたちを園に預けて滑り込むように電車に乗り、どうにか始業開始に間に合う毎日…。

あなたが、あるいは家族がそのような経験をしていたとしたら、一度はその移動時間が惜しいなあと思ったことはありませんか?

在宅ワークなら働きに出かける移動時間は当然ですが0です。さきほどお話した私のスケジュールでも触れましたが、朝起きてすぐに仕事を開始できるのも在宅ワークならではです。

また外に出るならある程度の身支度が必要ですよね。女性ならお化粧タイムにも時間がかかります。在宅ワークなら誰かに会って仕事をするわけではないので、身支度に時間をとられることもありません。そうです、パジャマとすっぴんでも仕事ができます。

在宅ワークを始めると、時間の節約に気づきますよ。

3.家事・育児の合間に仕事ができる

  • 朝の家事が終わった段階で
  • 子供と公園から帰ってきて子供がお昼寝している間に
  • 子供の習い事が終わるまでの待機時間に
  • 洗濯物を回している間に

このように在宅ワークなら子育て中のママの忙しい毎日でも、家事・育児の合間に仕事ができます。

長時間まとまった時間ではありませんが、タスク案件だったら短い時間の中でも作業することは十分可能です。また、記事のリサーチも同様に行うことができます。

4.どこででも仕事ができる

パソコンとインターネット環境さえあれば基本的に在宅ワークは仕事ができます。

  • 国内だけに限らず、海外生活のママも在宅ワークの仕事ができる
  • 転勤が多いご主人と一緒に暮らすママでも継続して仕事ができる
  • ちょっと息抜きにカフェにパソコンを持っていっても仕事ができるなど

実際私がSNSでフォローしている在宅ワーカーママさんには、海外に住んでいてライターとして活躍されている方々もいます。

5.仕事量、報酬を調整できる

自己責任のもとでスケジュール管理しながら仕事量や報酬を調整できます。

  • 子供の園や学校の行事イベントが多い月は納期を調整してもらう
  • 夏のお盆時期は旅行や帰省が多いので、相談してお休みさせてもらう
  • 長期休み中は、子供との時間を過ごすために作業ペースを落とす
  • 来月は家計がピンチになりそう!という時は案件に応募してみるなど

クライアントさんに報告・連絡・相談(ほうれんそう)をしっかり行うことが大事ですので、日頃からよいコミュニケーションをとっておくとよいですね。事前にわかっている予定で仕事に影響しそうな件は早めに相談しましょう。

6.子供の急病等にも対応しやすい

子育て最中は急に熱がでたり、ケガしたりとなにが起こるかわからないものです。そんな時は職場に電話連絡しますよね。でも、自分が休むことで周りに迷惑をかけてしまった…と悩む時だってあるでしょう。

在宅ワークなら職場に連絡する必要ももちろんありません。子供の急な出来事にすぐに向き合って対応し、落ち着いた頃に仕事ができます。

子育て中の在宅ワークのデメリット

メリットがあるようにデメリットも当然あります。デメリットも把握して、在宅ワークがあなたに合うかどうか検討してみてください。

1.時間の融通が利くのでやりすぎてしまうことがある

会社勤務のように出社時間退社時間が決まっていません。自分の好きな時間、空いた時間にいつでも仕事ができるのです。

ということは、仕事をいつまでも続けようと思えば体力や気力の続く限り、できてしまうわけですね。かといって、やりすぎて体を壊してしまってはよくありません。

時間と体調管理をコントロールする難しさが在宅ワークにはあります。私も半年続けて何度か「体キツイ…」と感じたことがありました。ようやく最近、今日はこの時間までで終了、と意識しながら行うことが長く続くコツだということがわかってきたところです。

2.オンとオフの境目がつけにくい

会社勤めなら、大体の人は退社して帰路につき、家に入ったらリラックスモードになりますよね。翌日の朝に支度をして出社すれば、スイッチが入りオンの状態になります。

在宅ワークは「さあ、やるぞ!」と思った時から、今までリラックス空間だった居間や寝室が仕事部屋です。(仕事部屋用に別室がある場合は別ですが) 

しかし、なにも変わっていない部屋や空気感、誘惑のあるテレビ、雑誌、スマホ、インターネット、食べ物・飲み物に、ついついリラックスモードに戻ってダラダラと過ごしてしまいがちです。


そういう時はどうすればよいのでしょうか。コツは切り替えるスイッチを持つことです。

私の場合は平日パートがない日は、朝の食事や洗濯、掃除(モップかけ)を終えて、部屋をきれいに整えてから仕事をするようにしています。子供のおもちゃやたたみ忘れた洋服などが目に入ると、なんとなくソワソワし集中できなくなるからです。

ざっとでも片付けた居間のテーブルにパソコン、スマホ、コーヒーだけがある状態、これが私にとっての切り替えスイッチでありベストな仕事場です。

3.成果報酬

成果物に対しての報酬なので、時間でお金が保証されるわけではありません。やった分だけ報酬になります。やらないとお金はもらえません。

デメリットと言えばそうですが、逆に評価できる成果物を効率よく納品できればメリットにもなります。

4.一人で仕事をする

家の中で一人で作業することが苦手な人、誰かとコミュニケーションをとりながら仕事をしたい人にはちょっとつらいワークスタイルです。

在宅ワークは基本一人で黙々と作業します。なにか契約内容でわからないことがあればクライアントさんに質問等できますが、研修期間があるわけでもないので、仕事のスキルアップのサポート等は全て自分で吸収していく必要があります。

SNSで情報を得たり、クラウドワークサイトのスキルアップのためのコンテンツなども活用できますよ。

5.長時間座りっぱなし、家にいる

仕事を始めて集中している時など、数時間は同じ姿勢でいる場合もあります。気づくと体のあちこちが悲鳴をあげているかもしれません。また、在宅ワークをすると家族以外の人と会わない日もあります。一步も自宅から出なかった日もあるかもしれませんね。

1時間に10分は休憩をとって軽くストレッチをするなど、健康管理にも気をつけましょう。また、外にでて散歩をするだけでもいい運動ですし、記事の参考になる情報を得るきっかけにもなります。

まとめ

今回は一例として私のタイムスケジュールをお話しましたが、あなたの、そしてあなたの家族のタイムスケジュールを作ってみて、一体どの時間帯に効率よく仕事ができるのかを把握してみるといいですね。

一緒に子育ても在宅ワークも頑張っていきましょう。