赤ちゃんの首が赤くなった経験はありませんか?ひどくなると炎症を起こし、においも伴ってくることがあります。

そこでなぜ首元が赤くなるのか、なってしまった場合はどうすればいいのかをご紹介します。

赤ちゃんの肌の厚さはなんと大人の半分。少しの刺激ですぐにトラブルになってしまいますから、デリケートな肌をしっかり守っていきましょう。

スポンサーリンク

原因はなに?

ミルクの吐き戻しや食べこぼし

授乳の際や食事の際にミルクや食べこぼしが口周りについていることはよくありますよね。実は口周りだけでなく、顎~首にまで汚れがついていることもあるのです。

綺麗に拭いたつもりでも首のシワにも入り込んでしまっていることも…。ミルクにも離乳食にも栄養がいっぱいです。更に首の部分はシワが重なり蒸れやすい場所でもあります。

この条件が重なると雑菌が繁殖し、においやただれの原因になるのです。

汗やよだれ

赤ちゃんは新陳代謝が活発で汗っかき。当然、皮膚が重なっている首の部分は汗が溜まりやすく蒸れやすい状態になっています。

お口から出てくるよだれにもミルクや離乳食の成分が含まれていますよね。首が赤くなっている原因はこれらの汗やよだれによる可能性もあります。

どう対処すればいい?

清潔に保つ

一番は大切なのは清潔に保つことです。汚れたら、汗をかいたら拭いてあげましょう。

湿らせたタオルやガーゼを温めてから拭くとよく落ちますよ。湿らせることで肌への摩擦も減るので赤ちゃんの柔らかい肌には安心です。

この際、ひどくただれているようだと拭くことで皮がめくれてしまったり更なるダメージを与えてしまう恐れがあるので注意が必要です。

汗や汚れがついた場合は拭きとるのではなく、ガーゼを優しく当てて水分を吸収させましょう。

お風呂では首のシワをたっぷりの泡で優しく洗いましょう。寝かせた状態で洗うなら首のシワを指で広げれば洗いやすいです。

でも動いている状態や座っている状態だと首のシワが深く重なり、洗うのに一苦労ですよね。

そんな時は抱っこをして赤ちゃんの顔を上向きにするとシワが伸びるので洗いやすいですよ。

しっかり乾燥させ、保湿も忘れずに

お風呂からあがったらしっかり乾燥、保湿をしましょう。

特別寒い時期でなくても赤ちゃんを裸にしておくのはなんだか気が引けて、ついつい「早く服を着せなくちゃ!」と感じてしまうかと思います。

焦ってしまって肌に水分が残っているのに服を着せてしまいがちですが、そこは少し落ち着いて。しっかりタオルで水分を拭き取りましょう。

首のシワの水分がなかなか取りきれない場合は季節によってドライヤーの温風と冷風を使い分けてしっかり乾かしてあげると良いでしょう。乾燥させた後は保湿も忘れずに。

軽度のものであればホームケアで対処できると思いますが、ただれがひどかったり炎症になっているようならば病院で診てもらいましょう。

首元に限らず清潔が一番です。大人でも汚れっぱなしは嫌ですよね。もちろん赤ちゃんも同じです。

授乳やご飯の後には首元も拭く、お風呂では首のシワも奥まで洗う、これをしっかり行っていけば首元の肌トラブルを起こすことは少なくなると思います。