お子さんが乳幼児の期間は特に、度々の健診を受けることになります。その乳幼児健診ですが、お住まいの自治体や地域によって健診のタイミングは様々かと思います。

私の住んでいる地域では1歳以降では1歳半健診があり、その次は3歳健診になります。ですが自治体や地域によっては2歳になる時期に、2歳児健診を行っているところもあります。

2歳児健診について、どんなことをするのか、2歳児健診の内容についてお伝えします。

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2歳児健診の内容について

身体の発育についての確認

一般的な乳幼児の健診では、身長と体重、頭囲などを計測します。そして計測した結果から発育状況を確認します。

また健診では医師の診察を受けられる場合が多く、ママさんがパパさんが日ごろからお子さんの成長について心配している点などを、直接医師に相談することができます。

発育発達についての確認

乳幼児の健診では、身体的な発育状況以外にも、呼びかけに対して振り向くか、物の名前が分かるかなど、音や言葉への反応も確認します。

私は上の子の時には2歳児健診を受ける機会はありませんでしたが、実際今使っている母子手帳を開いてみると、2歳児の頃のチェック項目には以下のような点があげられています。

  • スプーンを使って自分で食べますか
  • 走ることが出来ますか
  • 2語文(ワンワンキタ、マンマチョウダイ)などを言いますか

また、2歳頃になるお子さんですと少しずつイヤイヤ期が始まる頃です。

日々の子育てについて悩みを抱えているママさんも多いと思いますので、2歳児健診では育児に関する悩みを相談するのも良い機会かと思います。

2歳児の歯科健診

歯科健診ってどんなことをするの?

2歳児健診についていろいろ調べてみると、2歳児を対象に歯科健診のみを行っている地域や自治体も多く存在するようです。

2歳頃になると知らず知らずのうちに虫歯が進行している場合が多い、という理由からそのタイミングで歯科健診を実施している地域や自治体が多いようです。

一般的な子供の歯科健診では、虫歯がないかなどの確認から、歯並びや噛み合わせなどの状況も診てくれます。また、2歳児健診では希望するお子さんにはフッ化物塗布を行っている場合も多いようです。

私も3歳になる上の子には2歳過ぎから定期的に歯科医院にてフッ化物塗布を行ってもらっています。ただし、フッ化物塗布については様々な意見があるようですので、ママさんやパパさんがフッ化物塗布を不安に思っている場合には歯科健診の機会に相談してみるのも良いと思います。

普段からやっておきたい虫歯予防

お子さんの虫歯予防には、何と言っても毎日の歯磨きが大切です。毎日の歯磨きなんて、一見簡単なように思いますが、大人と違って子供、しかも2歳くらいのお子さんにとっては歯磨きを毎日継続することは大変なことです。

2歳くらいではイヤイヤ期の真っ最中というお子さんも多いでしょうし、たった数分の歯磨きでもママさんやパパさんにとってはある意味「戦い」です。いかにお子さんに歯磨きは楽しいという雰囲気を作ってあげるかがポイントです。

また普段の食生活も虫歯には影響します。歯に食べかすが残りやすいクッキーなどのお菓子を食べたりやジュースを飲む事については家庭内でお子さんと一緒にルールを決めたり、食べたり飲んだりした後には歯磨きをするなど、日ごろから周りの大人が意識をしてあげることが大切です。

健診時、これを持っていくと便利!

健診の時にはこれをもっていると役立つアイテム

まず健診では順番を呼ばれるまで待つことになります。タイミングよく早く呼ばれれば良いのですが、長く待つことになる場合にはお子さんのお気に入りのオモチャや絵本などを1つでも持っていると安心です。

私自身の経験では、健診時に順番待ちの間に子供達を遊ばせて待つことが出来るプレイルームが用意されていたこともあります。待ち時間を退屈させないために、こういった場所があれば利用するのもお勧めです。

また、身体測定ではおむつ1枚になって体重などを計測することになると思います。健診が行われる会場は空調が効いているとは思いますが、季節によっては寒かったりするものです。サッとお子さんを包むことができるバスタオルやブランケットを持っていると役立つかもしれません。

まとめ

乳幼児健診はお子さんの成長を知る上でとても大切な健診です。

お仕事をされているママさんやパパさんは日々お忙しいかと思いますので、決められた日時に健診に行けないこともあるかもしれません。そんな時はもちろん日程変更もできます。

また、2歳児健診と言っても、2歳ぴったりで受けなければいけないものではなく、どの地域や自治体でも受診できる期間が設けられていると思います。

育児や家事やお仕事をしながら大変な毎日ですが、乳幼児健診のお知らせを受け取ったら、必ず毎回受けるようにしましょう。