幼稚園と言えば、ママ友付き合い、とすぐに浮かぶほど、ママ友同士の付き合いというのは想像していた以上に面倒で疲れることも多いものですよね。
人間同士ですから、付き合いたくない人というのも出てきて当然ですが、こういったママ友の面倒な付き合いについて、うまい対処法などをご紹介します。
幼稚園のママ友と、プライベートの友達との違い
同じ「友」でも、幼稚園のママ友と、プライベートでの友達というのは、やはり明らかに違うものです。
どこが違うかと言えば、まず、「子供がいようがいまいが関係がない」ということと、「全く気が置けない間柄である」というところですね。
もちろん、幼稚園でできたママ友が、その後も本当に仲良くなって真実の「友達」と呼べるような間柄になることもありますが、多くの場合は、幼稚園のママ友との付き合いというのは、ある程度の距離感を保たなければならないことが多いので、人によってはとても疲れるものです。
ですが、この「距離感」をうまく使うことによって、面倒なことを回避できることもあるので、まずはママ友というものは適度な距離感が必要であるということを、再確認してみましょう。
付き合いたくないママ友がいる・・・という時は
個人的に嫌だな、と思う人がいたり、苦手だな、と感じるママ友グループがあって、今後あまりつきあいたくないな・・・、と思い、悩む人はとても多いです。
では、そんな時には一体どうしたらいいのかと言うと、先に書いたように、「距離感」をうまく使う、という方法があります。
個人的に付き合いたくないな、と思う人との距離の置き方①
例えば子供同士が仲良しで、それがキッカケでお付き合いするようになったりといったママさんもいますよね。ところが、実際に話したりしているうちに、どうしても苦手になってしまった、という話はよくあります。
こういった、「ある特定の人」が苦手になってしまった時の距離の取り方として大事なのは、まず、いきなり縁を切るようなことはしてはいけない、ということです。
本音を言ってしまえば二度と話さなくても全く構わない、と思いますよね。ですが、人との縁というものは、いきなり断ち切るのはあまりよくないのです。
その代わりに、例えば毎日メールが来たり、LINEが来たり、といった時に、こちらからの返信を少しずつ遅らせていく、という方法があります。
これまでしぶしぶ、毎日返信していたものを、徐々に少なくしていくわけですね。当然、相手もなんだか最近避けられているな、と気が付くので、ラッキーな場合には相手のほうからもあまりコンタクトを取ってこなくなります。
ただし、会ったらちゃんと挨拶をする、くらいはしたほうがいいですよ。
個人的に付き合いたくないな、と思う人との距離の置き方②
こちらは、メールやLINEが頻繁なわけではないけれど、例えば園バスのバス停でいつも一緒になってしまったり、帰り道が同じであったり、といったような、「どうしても顔を合わせなければいけない」場合の対処法です。
この場合は毎日のように会わなければならないので、かなりキツイですよね。ですがそれは、子供が幼稚園に通う限りはおそらくずっと続くので、顔を合わせなくてはならない、ということについては諦めてしまいましょう。
その代わりに、園バスのバス停で会うのであれば、子供を送り出した後は、立ち話などをせずに、さっとすぐに帰る、こちらからはあまり話しかけないようにする、といった方法があります。
大概の人は、やはり、避けられているな、と感じて自分からもあまり話してこなくなりますし、かと言ってお互い無視し合うわけではないので、ほどよい距離感を保つようにすることができます。
ママ友グループの付き合いが本当に疲れてしまった時は
女性は、なぜか、すぐにグループ化してしまうものですよね。これはもう、女性の習性と言っても過言ではないので仕方がないですが、よくみんな我慢してるな、と思う時ってありますよね。
特に、ママ友グループの付き合いがプライベートにまで影響してくると、人によっては本当に疲れますし、グループ付き合いが苦手なタイプの人も、けっこういます。本当にもう疲れたな、と思った時に有効な対処法をいくつかご紹介します。
無理をしてまでランチに行ったり、家を行き来したりする回数を減らす
いきなりグループから外れるというのは、けっこう勇気がいるものです。
そこで、今まで無理をして付き合っていたランチや、誰かの家に集合したりすることへの参加を、減らしていく、という方法があります。
そもそも、ママ友グループのランチと、子供たちへの影響は全く関係がないんですよね。なぜなら、集まっても、話すことといったら、子供の話よりも世間話ばかりだからです。
ですから、そういった時間は「無駄な時間」と割り切って、適当な理由をつけてたまにはキャンセルしてしまいましょう。
毎度断っているとさすがにまずいので、何度かに一回くらいは顔を出すようにして、あとは自分の好きなことに時間を使うことで、ママ友疲れもだいぶ回復できます。
思い切って他の人たちとも仲良くなってしまう
自分の付き合っているママ友たちに疲れ果てているのなら、思い切って、今まであまり話したことがなかったような人たちとも積極的に話してみると、視野が広がって案外スッキリすることがあります。
疲れる、ということは、イコール視野が狭くなっている、ということでもあるので、自分の世界をもっと広げるべく、もっと色々な人と交流を持つようにすることで、嫌になっていたママ友グループの付き合いも、大したことじゃないと思えてくることも、実はけっこうあります。
本当に嫌なら、一匹狼タイプになる!
最終手段ですが、一匹狼タイプになってしまうのも、スッキリする方法ではあります。
もともとこういうタイプで、あんまり人と話さないような人も、幼稚園にはいますよね?彼女たちはそれでも平気ですし、その方がラクだからそうしている場合が多いのです。
ですから、自分も同じようにそうなってしまえば、あとは面倒な付き合いが一切ないのでとてもせいせいしますし、自分の時間がたくさん持てるようになります。
そういった時間で、少し働いてみたりするのもいいですし、趣味に没頭してみてもいいですし、ポイントは、幼稚園は幼稚園、自分は自分、と割り切ってしまうことです。
ただし、やはり挨拶程度はしておいたほうがいいですし、無視するのではなく、一人で行動するようにする、ということです。
幼稚園でのママ友付き合いは、小学校では続かない場合が多い
今現在、ママ友問題で面倒なことがあったり、疲れたりしていたとしても、小学校に上がると、子供の友人関係も色々と変わってくるため、今の状態が永遠に続くことはまずありませんから安心してください。
特に、子供が小学生になると働き始める人が突然増えるので、今までのように定期的に集まって、ランチ、なんていうことをずっとやるような人はほとんどいなくなるでしょう。
ですから、あまり思いつめず、期間限定のものだと割り切ってしまうのもいいことです。
タチの悪いママさんに対する対処法
中には、しつこいママ、子供にあれこれ言うママもいますがそれは少数派です。
自分が付き合いが悪いからといって、子供に、あの子とは遊ぶな、などと言うような親とは付き合う必要がないので、子供が幼稚園で辛い思いをしているわけではないのであれば、放っておけばいいのです。
なぜかと言うと、そういうタチの悪い人は、必ず、他の人からも好かれていないことが多いからです。
タチの悪い人はなぜか、構ってほしいタイプが多いので、放っておくことで、逆に嫌がらせなどがなくなるといったプラスの変化もありますから、相手にしないこと、これが一番です。
まとめ
幼稚園のママ友付き合いというのは、本当に距離感が難しく、面倒で疲れます。人とべったりしているほうが楽しい人にとってはいいのですが、そうではない人にとっては疲れるばかりですよね。
ですが、期間限定であること、また、面倒すぎる人は相手にしないなど、何も対処法がないわけでもありません。
そして、そんなことで悩んでいる時間が一番もったいないので、なるべく気にしないようにすること、そして時には、プライベートの友達や家族に愚痴を聞いてもらったりすることでも、だいぶストレス発散になりますよ。