大人に比べて子供はよく鼻血を出します。すぐ止まれば大したことないとは思っても親としては不安になりますよね。

そんな時、どうして鼻血はでるのか、どう対処したらいいのかをきちんと知っていれば慌てずに対応してあげられますね。

子どもの鼻血は3-4歳をピークに鼻の穴からすぐにある「キーゼルバッハ部位」が原因の場合が多いです。少しの傷でも出血しやすく鼻血の8割はそこからの出血が原因です。

すぐ止まればいいのですが止まらなかったり、原因が分からない時、他の原因が疑われる場合もあります。

そんな時どうしたらいいのかパニックにならないように鼻血についてまとめてみました。

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夏に多い!こどもの鼻血。原因は?

のぼせが原因

夏に鼻血が多くみられうのは気温の上昇によって鼻粘膜にある血管が開きやすくなるためです。暑い日が続いていると流れる血液の量の増加で鼻血が出やすくなります。

屋外はもちろん屋内であっても走ったり体温が上がっていると同じく出やすいので子供の顔が赤くほてってきたら気を付けてあげてください。

熱中症の症状として鼻血が出ることもあるので要注意です。

私の娘も夏にボーっとしているなと思ったら両方の鼻から鼻血が出てあわてて病院にいった覚えがあります。

幸い熱中症手前だったので水分をたくさんとって家で休ませたら次の日にはケロッとして元気にしていたのでよかったです。

お風呂でも同じ症状になりやすいので鼻血が出やすい子は注意が必要です。

鼻血は病気のサイン?

大きな病気がかくれている可能性も

前述でもあった熱中症もそうですが他の病気が隠れているかもしれません。大体の鼻血は15分程度で治まりますが止血に30分以上かかった場合は耳鼻科で受診してください。

転んだりぶつけていないのにダラダラと止まらい場合はアレルギー性鼻炎や副鼻腔炎などの病気の可用性もあるので気を付けたいです。

血友病ってなに?

どんな病気?

鼻血が止まらない病気の一つとして血友病があります。出血した時に止血に必要なタンパク質が足りない事で血が止まりにくくなる病気で男性に多い病気です。

遺伝病でもあるので家族にいないか知っておいた方がいいですね。

遺伝でなくても発症るる場合もあるので鼻血でなく怪我をしたときにも血が止まらいので気づいたら病院で受診してください。

これで解決!鼻血の対処法

間違ってます!その方法

まず鼻にティッシュを入れて上をむいて・・・は間違ってるんです!上を向くと鼻血が喉にはいってしまいむせてしまうかもしれないのでやめておきましょう。

また間違った方法で止血していると悪化する可能性もあるので正しい方法覚えておいてくださいね。

座って下を向く

下向きに座らせましょう。鼻の位置が心臓より下になると止血しにくいので横になったりするのはNGです。よくやる首をトントンと叩く事も意味がないのでやめておきましょう。

つまむ

小鼻の上をつまみましょう。息をするのが苦しくなるくらい強めにつまむと効果的です。ティッシュを詰めるのは更に粘膜を傷つける場合があるのでやめてくださいね。これで15分程度待てば止血します。

のぼせが原因の場合

ぶつけたり転んだりして鼻血がでる事が原因でなく血液量が多くなることで出た鼻血は体を冷やし、血液の量を元に戻してあげる事が大切です。涼しい場所に移動したり冷たいもので鼻を冷やしてあげましょう。

まとめ

知っているようで知らない鼻血の事。鼻血位大したことないと思いがちですがいざ出てしまった時、対処方法を知っているか知らないかで落ち着いて止血してあげれるので子供も安心してくれるはずです。

我が家の子供たちは元気いっぱいで、ぶつかったり転んだりする事も多く鼻血もよく出したりします。

夏もすぐに帽子をとってしまったり、言わないと水分もとろうとしないので注意しています。

夢中になりやすい割に怖がりなので鼻血が出たりするとオロオロして不安になるので私が「大丈夫、大丈夫」とドンと構えて対処してあげると安心してくれましたよ。

いかがでしたか?鼻血に関してのまとめでした。もしもの時、参考になればいいなと思います!