赤ちゃんのクルクルした天然パーマ・くせ毛、ってとっても可愛いですよね。
「まるでお人形さんみたい」と言って微笑みながら近寄ってくる年配の方も多かったりして、ママやパパとしては、ちょっと自慢のわが子。
けれども、この天然パーマはそもそも治るものなのか心配している方も多いと思います。
そこで、私の経験をもとに赤ちゃんの天然パーマの原因や遺伝、治し方についてご紹介していきます。
赤ちゃんの天然パーマの原因ってなに?
天然パーマは遺伝が多い
パパやママが天然パーマの場合、あるいは、祖父母が天然パーマの場合、赤ちゃんに天然パーマが遺伝する可能性が高いと言われています。
天然パーマとまではいかなくても、ちょっとしたくせ毛の感じや、つむじの位置等、自分の親と比べてみても、何となくイメージできるのでは無いでしょうか。
赤ちゃんの髪は細いから
赤ちゃんの髪の毛って細くて柔らかいですよね。ですから、天然パーマのようにクルクルになってしまうことが多いです。
私も夫も天然パーマでは無いですし、祖父母も天然パーマでは無いのですが、私の娘は髪が伸び始めると、どんどんクルクルになっていき、天使か人形のようでとても可愛かったです。
お風呂に入って濡れると、クルクルレベルはさらにアップして、大仏様か、おばちゃんパーマのようになり、思わず笑ってしまったこともありました。
毛根を包んでいる部分が原因
毛の根本である毛根を包んでいる部分ゆがんでいることで、うねった天然パーマのような髪の毛になることがあります。
頭皮の状態で髪の質は変わる可能性がありますので、ずっと今の天然パーマの状態で成長していくかどうかは、まだ分からないと言えます。
今の天然パーマは治るの? 治るとしたらいつから?
天然パーマを治す方法
お風呂から上がったら、濡れたままの状態にせず、しっかりと乾かしてあげましょう。濡れたままにしておくと、髪に変なクセがついた状態になってしまいます。
また、髪の栄養不足であることも考えられますので、髪に良いとされる物を可能な範囲で食べさせてあげるようにしてみて下さい。
もし、まだ離乳食も始まっていないような時期ならば、ママのおっぱいから、栄養がしっかり摂れるように食事のバランスに気をつけるようにしてみましょう。
天然パーマはいつから治る?
私の娘はクルクルの髪の毛がとても可愛くて、私としてはとても気に入っていました。
このまま大きくなったら良いな、と思っていたのですが、周りのママ達からは「カットすると、クルクルは無くなるよ」と言われていました。
実際、少しずつ伸びてきた天然パーマ(だと思っていた)は毛先の方へ移動していき、1歳半から2歳になるくらいの時期に髪の毛を切ったら、それ以来クルクルになることはありませんでした。
コテで巻いたようなクルクルだったのに、少し寂しいような気持ちになったのを今でも覚えています。
人によっては、この段階で私の娘と同じように天然パーマが無くなってしまうこともありますし、もう少し成長してから、髪の毛が太く、しっかりとしてくると重みで真っ直ぐになることもあるようです。
両親のうち、どちらか、あるいは祖父母が天然パーマの場合は天然パーマが治らない可能性もありますが、そうでないのなら、小学生になるくらいまでは、治るかどうか分からないと言えます。
天然パーマを活かした髪型
天然パーマはひとつの個性です。もしかしたら、成長と共に消えてしまうかもしれない、今の髪質を楽しんでみましょう。
男の子の髪型
伸ばし過ぎると、可愛くなり過ぎて女の子と間違われることも多くなります。
それだけ可愛らしいということなのですが、男の子でありながら、天然パーマを活かした髪型と言えば、やはり短めにしてはいかがでしょうか。
前髪も短くして、サイドも耳に掛からないくらいの長さにします。タレントでいうと、岡田将生さんや渡部豪太さんのようなイメージはいかがでしょうか。
女の子の髪型
女の子は何をしても、とにかくお人形さんのように可愛く変身できます。
髪の長さがまだ短いようであれば、可愛いヘアピンで留めるだけでも華やかになります。デザイン性のあるカチューシャを使うと、とてもオシャレな印象になります。
また、無造作に束ねただけでも、モード感漂うヘアアレンジにすることができます。
まとめ
天然パーマに対する印象は人それぞれ違いますし、子ども本人の受け止め方も違います。
成長していく過程でストレートに近い状態になることもありますが、仮に天然パーマのまま成長したとしても、悲しい気持ちになる必要はありません。
天然パーマを活かした、その子らしい髪型を提案してあげることで、子どもの気持ちも前向きになります。
親や周りの大人が気にしすぎてしまうと、子供も悩んでしまうかもしれません。「素敵だね」「似合ってるね」と肯定的な言葉をかけてあげてください。
それでも、どうしても髪型を変えたいのであれば、強制縮毛をするという手もあります。
せっかくなので今は、天然パーマを状態を楽しんでみると良いと思いますよ。