赤ちゃんはみんな可愛いものですが、赤ちゃんの髪の毛が多いか少ないか、また長いか短いかによって見た目に差がでてしまうので気になるママも多いと思います。
さらに髪の毛がふさふさにあっても逆立って思いもよらない髪型になってしまう赤ちゃんもいますよね。そんな赤ちゃんの逆立った髪の毛について調べてみました。
赤ちゃんの特権?逆立ってしまう理由とは?
はっきりとした理由は解明されていない
実は赤ちゃんの毛が逆立つハッキリとした原因についてはわかっていません。同じ親から産まれた子供でも性格や顔に違いがあるように、毛の逆立ち具合も赤ちゃんそれぞれなのです。
遺伝的要素が強い
原因がわかっていないとはいっても、やはり遺伝によるものが影響していると考えられています。両親が子供の頃に該当しなくても隔世遺伝によっておじいちゃんおばあちゃんがそうだったのかもしれませんし、誰かの髪質の遺伝を受け継いでいるのでしょう。
赤ちゃんの髪の毛を観察してみよう
つむじの場所と数で毛の流れが大きく変わる
我が子の話ですが、つむじが2つあり、それも頭のてっぺんにそれぞれ渦の方向が違うつむじが2つ並んであります。(鳥居つむじというらしい)
なので、ちょうど頭のてっぺんでそれぞれの毛の流れがぶつかり、それが原因で髪の毛が逆立っていました。つむじが複数あっても場所が離れていたり、同じ毛の流れをしていれば逆立たないかもしれません。
いわゆる直毛の赤ちゃんは逆立ちやすい
髪質は遺伝的な要素も大きいため、ある程度赤ちゃんの髪の毛が直毛か天然パーマかは予測できることですが、やはりくるくるとした髪の毛よりも直毛の赤ちゃんは逆立ちやすくなります。
大人の髪の毛は1本1本に重みや長さがあるため垂れさがりますが、赤ちゃんの毛は柔らかくふわふわとしているために垂れさがらず逆立ってしまうのです。
ここぞというときの直し方は?
逆立つ毛の頑固さはいつまで続くのか
帽子やタオル等で押さえつけても、髪を寝かせて乾かしてみても治らない頑固な赤ちゃんの髪の毛。いつになったら自然な髪型になるの?と待ちわびていることでしょう。
毛の逆立ちは髪の長さや量1本1本の毛の太さがある程度増えてくることで重みが増し、自然に髪の毛が垂れさがってくることで治まります。一般的に生後1歳頃までには髪の毛がまとまって生えてくるので治まることが多いようです。
しかし我が子のようにつむじが原因で逆立っている子はその後も髪型によっては逆立ってしまい、ヘアセットに苦労するかもしれません。なぜなら、このタイプの子は髪の毛の長さが必須だからです。
2歳になった我が子でもてっぺんあるつむじのおかげで前髪を短くし過ぎてしまうと前髪が逆立ってしまいます。つむじを考慮した髪型を考えてあげなければなりません。
確実に直すなら美容院へ行くこと
赤ちゃんの髪の毛や頭皮は非常に刺激に弱いので、逆立つ毛を抑えるために無理矢理いろんなことをするのはやめておいた方が無難です。
しかし、どうしても髪型を整えたいのならプロにお任せすることをおすすめします。できれば普通の美容院ではなく、キッズ専門の美容院がベストです。
なるべく逆立ちが目立たないように髪型を整えてくれたり、頭皮の事を考えてケアしてくれます。
過度にやるのは厳禁!セルフケアの方法
例えば、記念写真を撮る時だけ髪型を整えたいというような場合は、髪の毛に重みを持たせるためにベビークリームをワックス替わりに使うという方法があります。
しかし、この方法も赤ちゃん用の低刺激なクリームを使っているとはいえ、頭皮に付いてしまうと毛穴が詰まって炎症を起こす原因になりかねないです。
あくまでつけるのは髪の毛の毛先のみ。つけたらなるべく早めに拭いてあげるかお風呂に入れるのがベストです。
赤ちゃんのふわふわに逆立つ毛も今だけの特権ですから、できれば落ち着くまでそっと見守ってあげたいところです。
子供が大きくなったら、赤ちゃんの時とは反対に髪の毛を逆立てたいのにうまく逆立てられない!なんて言うようになるかもしれませんね。