1歳児の子供を連れてグアム旅行に行く場合、心配なのが食事の面です。日本から食事を持参したほうが良いのか迷いますよね。
今回は、そんな食事のことを詳しくご紹介したいと思います。
1歳児の子連れグアム旅行は食事を持参すべき？食べ物は何が持ち込める？
1歳児といっても月齢やパパ、・ママの考え方によって食事の内容は個人差があります。
一般的には1歳半ごろに離乳食を卒業する時期とは言いますが、実際1歳を過ぎる頃から大人と同じ食べ物を食べているという子もたくさんいます。
国内旅行であれば比較的食べなれた食事を手に入れることは容易ですのであえて準備をする必要はありませんが、グアムとなると話は別です。
食べなれた食事や離乳食を持参したほうが良いのか、とても迷うポイントなのです。
グアムに食事を持ち込む際の注意点
普通食であれ離乳食であれ、日本からグアムに食べ物を持ち込む際にはルールがあります。
禁止されている食べ物を持ち込み、発見されてしまうと罰せられることがありますので注意しましょう。
持ち込み禁止な食べ物
グアムに持ち込み禁止な食べ物の代表的なものとして‥
- 泥のついたものや葉や根のついた野菜、果物、植物
- 肉製品全て（生肉/加工品/エキス等の調味料も含む）
- 卵/乳製品
レトルトの食べ物や離乳食を持ち込んだりする場合には、これらの食べ物が入っていないようなものを探す必要があります。
我が子はお菓子以外持っていきませんでした
我が子がグアムに行ったのが1歳11カ月になった頃でした。離乳食は卒業して大人と同じ食べ物を食べていました。
そして、好き嫌いもほとんどなく、どんなものでもパクパク食べていてくれましたので、レトルトなどの食事は持っていきませんでした。むしろポテトやハンバーガーなどは普段積極的に食べさせないので、きっと喜んで食べるだろう…と勝手な想像をしていたくらいです。
ただ、ぐずった時のために普段からお気に入りのお菓子は持ち込みました。グアムには子供が食べるお菓子も当然ありますが、どれも甘そうで高カロリーかもしれないという心配という事もあったためです。
グアム旅行中の子供の食事、順調だったのは1日目の朝食のみ…
普段はご飯の時間になると自らフォークを催促し、急いで椅子に座ります。
早くご飯を！と言わんばかりに机をポンポンたたいて食事の準備を急かすほど食べることが大好きな我が子ですが、グアム滞在中には順調に食事をしてくれたのが1日目の朝食のみでした。
朝食にはパンケーキとフルーツを食べました。大きなパンケーキをペロリと食べてしまい、私たちが驚いたほどです。
1日目昼食からトラブル発生「拒否＆偏食＆下痢」
グアム1日目の昼食からは、まさにトラブル続きでした。
遊び疲れて眠たいのもあったのか、昼食に購入したサラダやサンドイッチ、スープなどはほとんど食べませんでした。デザートに購入したフルーツの盛り合わせは気に入ったようでメロンやマンゴーをひたすら食べ続けてお腹が満たされたようです。
数時間経つと、当然お腹がすいてきますので、持参したお菓子を食べていました。
■1日目
1日目の夜にはバーベキューの予約を入れていましたが、予約時間になった途端にぐっすりと眠ってしまいましたので、帰りにホテル近くのABCマートで我が子の食べられそうなものを購入して部屋で食べさせました。
■2日目
2日目の朝食には、カフェでパンを頼みましたが、全く食べず…。リンゴジュースを飲んで終了です。
昼食にはハンバーガーのキッズプレートを頼みましたが、これもまたポテトを少しだけ食べただけでほとんど食べず…どうみてもお腹は空いているだろうという雰囲気だったので、気に入って食べていたフルーツの盛り合わせを再び購入し食べさせていましたが、これがダメでした…。
下痢になってしまったのです。下痢になっても機嫌が悪くなることはありませんでしたが、数回下痢をしてしまったので心配は尽きませんでした。
ABCマートで見つけた食べ物
1日目の夜に、眠ってしまって食事を食べ損ねた我が子のために、ABCマートで何か購入しておいて起きたら食べさせようと思いました。
パン類が飽きてしまったのだと思い、おにぎりやスパム握りなら食べてくれるだろうと考え、少し多めに購入しておきました。おにぎりは2種類、鮭とこんぶだった気がします。
大失敗だったおにぎり
ホテルに戻ると、ちょうど目を覚ました我が子に購入したおにぎりとスパムを渡しました。
日本のコンビニで購入できるようなビニール包装のおにぎりを手に取った我が子に早速食べさせました。しかし、一口食べた瞬間にベーっとすごく嫌な顔をして口からおにぎりを吐きだしました。
「おにぎりは大好きなはずなのに、なぜだろう…？」試しに私も食べてみましたが、その理由がすぐに分かりました。
あくまでも私個人の意見ですが、おにぎりは、ビックリするほどマズイかったのです…。
さすがに日本で食べるおにぎりとはご飯の固さや味が違うことは覚悟していましたが、そんな次元ではありません。
例えるならばカチカチに冷凍したおにぎりを、レンジでチンせずにそのまま食べているような感じです。おにぎりで手に取った瞬間にポロポロと米粒が剥がれ落ちてしまうほどです。
古いものを選んでしまったのか、それともどれを選んでもこのような味だったのか、それは分かりませんがとにかく大失敗でした…。
お口に合わなかったスパム
おにぎりがだめならスパムなら食べるだろうか…？
スパム自体は口に合わなかったのか食べませんでしたが、スパム握りのご飯は喜んで食べてくれました。
スパム握りは、温かい状態で売られていますので美味しく食べられます。ご飯も日本のご飯に近くて、もっちりとした食感です。大きめのスパム握りだったので、ご飯の部分と冷蔵庫にあったメロンとマンゴーの残りを食べて終了です。
必死に子供でも食べれるグアム内の日本食店を探す
2日目の夜には、日本食ならきっと我が子も食べてくれると思い、必死に日本食店を探しました。
しかし、探しても探してもお寿司やお刺身などの生ものを扱うお店ばかりです。まだ年齢が幼いので、生ものは食べさせてはいけません。
加熱調理した日本食が食べられて、小さな子供がいる家族連れが入りやすそうなお店はないかと探しました。やっとの思いで見つけたお店でどんぶりやお味噌汁、天ぷらなどのメニューを注文できました。
グアムで赤ちゃん・子連れで日本食が食べられるお店！幼児用メニューがある外食ならココがオススメ
グアムで小さな子供に日本食を食べさせたい時には、「ラーメン てんてこ舞、天ぷら・居酒屋 かんだ」がオススメです。
ザ・プラザ２階にあり、てんてこ舞いというのれんが目印です。メニューは、ラーメン、カレー、天ぷらなどから居酒屋にあるようなメニューも多くあります。
私たちは天ぷらの定食セットと天丼、子供用にミニカレーを頼みました。天ぷらの定食セットには、天ぷら、サラダロール、お味噌汁、大根の煮物、などがつきました。天丼には、天丼とお漬物、お味噌汁がつきます。
大人ばかりが集まるような和食レストランという雰囲気ではなく、定食屋という感じなので小さな子供連れの家族にも入りやすいお店です。実際年配の方から小さな子供までの家族連れもたくさんいました。店員さんも日本語をある程度話せる人がいますので、注文もしやすいです。
日本食を見た我が子の反応
注文したカレーがテーブルに並んだ時は、子供は大興奮です！早く早くと体を乗り出していました。
ただ、残念ながらカレーがやや辛めにつくってありましたので、一口食べて辛いと嫌な顔をしましたが、ご飯だけは完食していました。その後は私たちのご飯をお代わりしてお味噌汁と天ぷらを少しずつ食べて満足げでした。
帰国後の食事の様子
しっかりと食事を食べてくれなかった理由は、やはり慣れない食事が続いたからでした。
自宅に到着したのが丁度昼食の時間帯で、あらかじめ用意しておいたチャーハンはいつも通りしっかりと食べてくれました。
その日の夜には、私たち夫婦も日本食が恋しかったため、野菜をたっぷり入れた豚汁とさんま、白いご飯に納豆を用意して食べました。日本人はやっぱり和食が一番！そう感じた瞬間です。もちろん、我が子も喜んで食べてくれました！
グアム旅行を終えての反省点、子供用の食事・食べ物は持参したほうが良い
グアムでは、ハンバーガー、ポテト、ステーキなどの脂っこいものが定番です。
しかし、実際1日3食をそれらの食事を食べていると、大人でも飽きてしまう人が多いのではないでしょうか。
子供の場合は食べる食べないの予測が難しく、好んで食べてくれればよいのですが、食べてくれない場合にはほとんど口にしない子もいます。
今回の旅行を経験して、好き嫌いのない我が子でも、ご飯やお味噌汁などのレトルトを数食分持っていくべきだと思いました。離乳食は完了していますが、その時だけは離乳食を利用しても良かったのかもしれません。
グアムに滞在中は、子供も興奮して体を目いっぱい動かして遊んでくれます。しかし、食べ物が合わないからと言って食事を食べないと、お腹を空かせているのに…とママやパパは心配になってしまいますよね。
そんなことがないように食事の準備を念のためにしておくことをオススメします。
ちなみに、私はお茶を4本持参していきましたが、これは正解でした。グアムにもお茶は購入出来ますが、とても高いです。緑茶、麦茶、ウーロン茶など、普段よく飲むお茶が恋しくなる時に飲んでくださいね！
まとめ
大人だけの旅行であれば食事はなんとかなります。しかし、子供の場合には我慢をさせることになり可愛そうですよね。
食べない事を想定しておいて念のために食事を持参すると安心ですよ！
