双子ママが一度は悩む抱っこ紐。

それは双子用の抱っこ紐を買うか買わないか、買うなら抱っこ紐を2人用か、1人用か。使う期間は短いのに、お値段もそれなりにしますよね。

実際に、どんな場面で双子用の抱っこ紐を使うのか、またオススメの双子用抱っこ紐を紹介します。

ご自分の生活スタイルに合った抱っこ紐を選ぶのに参考にしてください。

スポンサーリンク

こんなとき、双子用抱っこ紐が必要!

お出かけ時

お出かけと言ってもシチュエーションは様々です。大人がママ1人の場合、ベビーカーよりも身軽に動けるので、2人同時抱っこを選ぶケースもあります。

例えば、ベビーカーが入れない(土足禁止、階段)所に行く場合、タクシーに乗る場合などです。他にも、近距離へのお出かけ、抱っこでないと泣いてしまう赤ちゃんがいる場合に双子用抱っこ紐があると助かります。

特にベビーカーは、横型なら新生児期から使えるものもありますが、縦型は腰が据わってからの生後6,7ヶ月以降の使用を推奨しているものが多く、新生児期に使えない場合もあります。

また、病気の時は赤ちゃんも抱っこのほうが安心しやすいので、抱っこ紐を持っていると安心です。

また、災害時などの緊急事態に備えて用意する人もいます。双子用の抱っこ紐があれば両手が使えますし、抱っこしている赤ちゃんをかばいながら避難できるからです。

2人同時にあやす時

自宅で過ごしていても、抱っこ紐の出番はあります。

それは、2人同時泣きをあやすときです。2人同時の黄昏泣きの時や、寝かしつけなどに重宝します。

注意

ただ、双子用抱っこ紐を使って2人を同時に抱っこしているときは、料理や掃除をするのは控えましょう。体重のバランスが上手にとれず、転けてママがケガをしたり、双子にケガをさせてしまうことがあるからです。

また、赤ちゃんのお世話に忙しいママは手が腱鞘炎を起こしやすいです。腱鞘炎を起こしてしまうと抱っこするのも一苦労です。

そんなとき、抱っこ紐があれば少しは育児が楽になります。

おすすめの双子用抱っこ紐

ドイツ発! 新生児から使えるWeegoツインベビーキャリア

ウィーゴ ツインベビーキャリア



「Weego社」は1人用の抱っこ紐ではなかなか耳にすることがないメーカーですが、双子用の抱っこ紐と検索すると一番にヒットします。

その魅力は、なんと言っても新生児期から使えること。

正確には、赤ちゃんの体重が1600g以上~生後5,6ヶ月まで使用できます。新生児期も使える抱っこ紐は、1人用でも横抱きタイプが多いですよね。横抱きタイプの抱っこ紐を2つ使うことは難しいですよね。というか、危険なのでやめましょう。


また、首が座る前の双子を抱っこ紐無しで同時抱きすることもできないので、新生児を2人同時に抱っこできる「Weegoツインベビーキャリア」は人気が高いです。

二重構造で内側のスナップで身体を固定、外側のスナップで首を固定してくれます。内部にあるスナップがサイズ調整ができてしっかりと赤ちゃんを包み込みます。前に2人並ぶ形で抱っこができ、見た目は双子の存在感タップリです。

生後5,6ヶ月までしか使用できないのが買うかどうか悩むところです。

ただ、新生児期~腰が据わるまでの頼りない双子達を同時に抱っこできるのは、今のところWeegoしかなさそうです。新生児期からお出かけが必要な場合は検討してみてください。

値段は、22,800円(税込み)です。実店舗では販売しておらず、Weego社本社へ直接のネット注文になります。送料1,500円、注文から1週間ほどで届きます。

生後7ヶ月からは日本エイテックス ツインズキャリー

赤ちゃんの腰が据わる頃(生後7ヶ月)~2人の体重が20キロを超えるまで使えるのが、日本エイテックスのツインズキャリーです。

こちらは抱っこ紐とおんぶ紐を組み合わせた商品です。1人用の抱っこ紐、おんぶ紐を一つも持っていない人は購入を検討してもいいかもしれません。

値段は11,500円。日本製なのが何よりも安心ですね。

両脇に抱えるタイプのベラミ、ふたりだっこ



Weego、日本エイテックスと同じく双子用抱っこ紐で人気があったのがベラミのふたりだっこです。

ただ、2015年に販売中止となりました。現在は、アマゾンなどで中古品の購入ができます。

双子を持つ親が双子用に作った抱っこ紐とあって、親への負担を少なくするように考えられています。例えば、肩パットがしっかり入っている、登山用と同じ構造で腰にも負担が少ないなどです。

人気ブランドの双子用抱っこ紐はない

1人用の抱っこ紐で人気なのが、海外セレブも使うエルゴ、日本製で日本人の体型に合わせて作られたアップリカ、しっかりした作りのベビービョルンなどですよね。

ママも赤ちゃんも無理のないように考えて作られた抱っこ紐は、どれも人気です。

ですが、どのメーカーも双子用の抱っこ紐は発売していないようです。

1人用抱っこ紐、2つで代用は可能?

ベビーカーの双子赤ちゃん

抱っこ紐とおんぶ紐の組み合わせ

お下がりでもらったり、2,000円台から1人用抱っこ紐は販売されているので、上手に組み合わせて使う人もいます。

注意

2人同時に前に抱っこするのは、新生児期はともかく生後半年を過ぎるとやめておきましょう。赤ちゃんの体重が重たくなってママがバランスを崩したり、膝や腰に負担になります。

抱っこ紐とおんぶ紐で気をつけたいのは赤ちゃんの安全です。

おんぶは前で抱っこした後に後ろに回すタイプのものだと赤ちゃんが落下する危険があるので注意が必要です。また、スリングタイプは手で支える必要があるので、双子を同時に抱っこ、おんぶする時には向きません。

ベビーカーと1人用抱っこ紐

1人用のベビーカーがある、大人が2名以上いるときは、ママは無理に2人抱っこしなくても大丈夫ですよね。

1人用ベビーカーと抱っこ紐でママ一人で出かける場合は、ベビーカーに寝ている方が泣いても、あやすことができないので要注意です。

また、「あまり人見知りしない」や「ベビーカーに置くと泣く」という理由から、無意識に同じ赤ちゃんをベビーカーに置きがちになるので、注意しましょう。

なるべく、ベビーカーと抱っこ、双子が交代になるように意識してあげてください。

まとめ

双子用の抱っこ紐、現在はWeegoと日本エイテックスしか正規では販売されていないことがわかりました。

新生児期から使いたいならWeego、その後は日本エイテックス。

絶対に必要なものでもなく、1人用抱っこ紐で代用もできるので自分に合った抱っこ紐を選んでくださいね。