抱っこ紐、ベビーカー、チャイルドシート、これらは赤ちゃんのお世話には必需品ですよね。産まれる前から用意する人も多いのではないでしょうか。

お母さんが悩むのは、ハイローチェアやバウンサーです。

特にベビーラックとも言われるハイローチェアは、新生児期にはゆらゆら揺らせるベビーベッドになり、離乳時期からは机と椅子として使える育児お役立ちアイテムなのですが、実際に使えるのか気になって購入に踏み切れないママも多いですよね。

ハイローチェアがいつまで使えるのか、どんなタイプがあるのか、人気のオススメ商品について紹介します。

スポンサーリンク

ハイローチェアっていつまで使えるの?

新生児期

新生児~寝返りをうちだす生後4、5ヶ月くらいまでは、簡易ベッドとして利用。移動が出来るようにキャスターがついていて台所やお風呂などママの行く先に一緒に移動できます。赤ちゃんの様子がいつも分かるのでママも安心です。

ゆらゆら揺れるゆりかご機能も、寝かしつけに悩むママを助けてくれます。手動と電動タイプがあるので、自分に合った商品を選んでくださいね。また、ハイポジション=高い、ローポジション=低い、と高さが調節出来るハイローチェアは、生活シーンに合わせて高さを調節できるのが便利です。

ホコリが気になる人や、ペットや他の兄弟が気にある場合は高くセットしておけば安心。おむつ替えなどのお世話をしたいときにはローの高さにセットするなど、使い分けることが出来ます。

離乳食期~4歳頃

離乳食が始まったら、イスとして使えるハイローチェア。付属の机をセットすれば、テーブル&チェアのできあがりです。

ベッド時に使っていた布製のシートはそのまま使え、洗濯機で丸洗いできる商品がほとんどです。清潔に保てるのも嬉しいですね。

体重制限が18キロ前後の商品が多く、4歳くらいまではイスとして使えます。

電動?手動?どっちにする?

電動?手動?どっちにする

手動ハイローチェアはこんな人にオススメ

新生児期、日中の間にベッドとして使いたい人向けです。電動に比べて軽く、移動がしやすい手動タイプ。

ホコリやペットが気になって床に寝かしたくない、台所やお風呂に一緒に連れて行きたい時に役に立ちます。祖父母宅用に用意する人も多いです。

ただ、ベッドとして使用する場合、手で揺らすので寝かしつけ時にそばにいる必要があります。なので、寝かしつけが楽になるとは言い難いです。

メリット
電動に比べて安いこと。大体1万円前後で購入できます。また、おもちゃがついていたり、カラフルな本体だったり、たくさんの種類が発売されています。

デメリット
寝かしつけ機能は弱いこと。帝王切開でずっと抱っこして寝かしつけるのが辛い、初めての育児で疲れているママには電動ハイローチェアをオススメします。

電動ハイローチェアはこんな人にオススメ

寝返りを打つまでの新生児期は、昼夜問わず泣いては起き、起きては泣くの繰り返しですよね。

「赤ちゃんに寝てほしい」と悩むママが少し楽になれるのが電動ハイローチェアなんです。

自動で揺れるスウィング機能と優しい音楽が赤ちゃんを眠りの世界に誘ってくれます。ほとんどの商品がタイマー機能付きで、揺れ、音楽は自動でOFFになります。

メリット
自動で揺れるのでママの寝かしつけの負担が軽減されること。実際、帝王切開でお腹の傷が痛いママ、赤ちゃんが寝てくれず辛いママ、双子、三つ子ママなどに重宝されています。

デメリット
高額であること。新品を購入する場合、定価7万円~4万円かかります。また、赤ちゃんによっては全く寝てくれない場合もあるので、購入する前にレンタルするのがオススメです。
レンタル料は、1ヶ月1万5,000円~が相場のようで、3ヶ月以上レンタルするなら、購入した方が安くなります。また、レンタルの場合、電動は人気があるので売り切れになっているケースが多いので要注意です。

また、寝返りを打つようになるとハイローチェアで寝かすのは危険です。なので、実際ハイローチェアがベッドとして使えるのは生後4,5ヶ月までということになります。

この期間のためだけに電動にするのかどうかは、人によって考えが異なるところです。

商品選びは安全性重視

購入は、実物を見てからが安心です

日本での定番の人気育児ブランドはコンビとアップリカですね。実際に、ベビザラスや西松屋など大型育児ショップに行くと商品がたくさん陳列されています。

今はネットでなんでも注文が当たり前ですが、ハイローチェアに限らず赤ちゃん用のアイテムは実際に目で見て、購入するのがお勧めです。

ハイローチェアで特にチェックして欲しいポイント

  • 赤ちゃんの指、手、足が挟まるような場所がない
  • とがっている部分がない
  • 一番高く設定したとき、イスの状態にしたときに本体が安定している
  • ベルトでしっかり固定できる

少し目を離した隙に事故が起こらないように、安心して使える商品を選んでください。

特に、離乳食が始まり座るようになると、最初はイスの上に立ったり、机にもたれたりと、とにかく動き回りますので、しっかりした作りのハイローチェアを選びましょう。

オススメの電動ハイローチェア

高い買い物だから後悔はしたくないですよね。

電動ハイローチェアの人気ブランド、コンビとアップリカが出している最新モデルを紹介します(2016年6月時点)。商品選びの参考にしてみてください。

コンビ ネムリラ BEDiプラス クラシック

コンビの最新モデル。育児雑誌「赤すぐ」口コミランキングと「たまひよ」グッズ大賞にて、ハイ&ローラック部門でNO.1を受賞している人気モデルです。40分かかっていた寝かしつけが5分に短縮されたというデータもあるほど優秀なモデルです。

特徴
・ママの心拍数に近い周期で動くよう開発されたスウィング機能
・高級寝具素材のシート、エッグショックが赤ちゃんを優しくガード

アップリカ ユラリズム オート プレミアム プラス

アップリカの最上位モデルです。98%のママが入眠・あやし・落ち着かせの効果があったと答えたハイローチェアです。(アップリカ調べ)

特徴
・ママの抱っこに近い動きが魅力の3種類のスウィング機能
・ホールディングカバー、立体クッションで赤ちゃんをしっかりガード、布団への寝かせ替えもスムーズ


比べてみるとコンビもアップリカも、同じような機能で大差がありません。ただ一つ大きく違うのは、スウィング機能の動きです。

コンビのネムリラの揺れは一定なのに対し、アップリカのユラリズムは、不規則な動きをします。どちらも高い入眠率を謳っていますし、値段もほぼ同じです。

最終的にはパパ、ママの好みで選ぶことになりそうですね。

まとめ

ハイローチェアを上手に選んで、ママの育児への負担を少しでも軽くしてくださいね。ママの笑顔が赤ちゃんの一番の栄養ですから。