「やだー!保育園行かないー」と泣き叫ぶわが子を目の前にすると、どうにもお手上げ状態。

どうしていいか分からなくなるママが多いと思います。

「仕事に行かなくちゃ」と、イライラすることもあるかもしれません。また、長期戦になってくると、親のほうが泣きたくなくなりますよね。

私も何度か子供の登園拒否に対面しました。「仕事を辞めて、子供のそばにいるべきか?」と悩んだこともありました。

どうして急に保育園を嫌がるようになったのか?その理由と対策について調べてみました。休ませてもいいのかという疑問も含めて、紹介していきたいと思います。

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保育園を嫌がる理由

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お友達とのトラブル

みんなで遊んでいる輪に入れなかったり、友達とおもちゃの取り合いをしたり、友達とうまく関われないことが原因になるケースは非常に多いようです。
登園拒否を長引かせないようにするために、早めに担任の先生や園長先生に相談するようにしましょう。

体調不良

なんだか機嫌が悪かったり、お子さんの様子がいつもと違ったら、体調不良の可能性もあります。まだまだ幼少時は、自分の体調をうまく伝えることができません。

早めのサインを見逃すと、病気が長引く原因にもなります。熱を測ったり、おしっこやウンチの状態を確認してみましょう。ちなみに、うちの子は小学1年生ですが、いまだに自分の体調のことはうまく話せません。

先生が怖い

先生が教えてくれていることを「怒っている」と理解してしまったり、また多少の注意でも「先生が怖い」と理解してしまうお子さんもいます。また、3歳ぐらいになり、お話も上手になってくると、親の関心を引きたくて「先生が怖い」ことを理由にするお子さんもいるようです。

ちなみに、うちの子は2歳の時に「先生が怖い」と登園をしぶりました。保育園の先生と良好な関係を保ちたいという思いで、私は先生に相談する時間をとってもらいました。子供の様子や不安に思っていること・疑問に思っていることを素直に伝えました。

園長先生も参加してくれ「まずはお子さんが安心できるように、もっとお子さんを理解するように努めますね」と温かいお言葉をいただき、私も安心したのを覚えています。コミュニケーションの重要性を改めて感じました。そして、相談して良かったと心から思いました。

ママと離れたくない

ママがちょっと注意しただけで「自分は愛されていないかも」と、誤解や不安を抱いてしまうお子さんもいます。そして、わざと困らせるようなことをしたり、駄々をこねたりして、ずっと自分のそばにいてもらおうとします。

また、ママのお腹に赤ちゃんがいたり、下の子がいたりすると、ママを独占しようとする行動もエスカレートします。お子さんにとっては、「ママに注目してもらいたい」という思いが強いようですね。

最近、お子さんを抱きしめましたか?コミュニケーションは足りていますか?見直すタイミングでもあります。

苦手な事がある

例えばプールです。お水が怖いのに入らなくてはいけないことが、子供にとってはかなり苦痛になると思います。また、着替えや準備を1人でやることも「遅れたらどうしよう」などの不安に繋がるケースもあります。

ちなみにうちの子は4歳時に「自分の作った作品が壊された」と登園拒否を起こしました。親にとっては些細なことですが、子供にとっては最大のピンチだったようです。

不安を取り除くためにも、先生に相談してみることをおススメします。苦手意識をなくすようなお声かけや、対処が重要だと思います。

また、給食の時間も注意が必要です。家では食べないようなものが、たくさんの量で配膳されたり、嫌いなものがあるかもしれません。緊張や不安もあって、先生に言いだせないお子さんもいると思います。先生に聞かれても、食べられないものがあることを伝えられず、泣いちゃったりすることも考えられます。

ママから先生に子どものフォローをお願いしてみてもいいかもしれません。いずれにせよ、食育の方針もあると思いますので、園に相談してみることをおススメします。

保育園を嫌がったときの対策

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担任の先生と連携をとる

先生とのコミュニケーションをとることが、最も重要です。「お友達と遊べてる?」「泣いていない?」など、園での様子をしっかり聞いてみましょう。

もちろん、家庭でのお子さんの様子も観察して、先生に伝えておくことがベストです。連絡ノートがある園なら、細かいことまで書いてみてもいいと思います。先生と情報交換することにより、ママ自身の今できることが見つかったり、先生からアドバイスをしてもらうことができます。

また、園によって「親の保育参加」が可能な園もあります。どんな保育で、お子さんがどのように過ごしているか確認してみてもいいでしょう。

スキンシップをたっぷりとる

お子さんから笑顔やおしゃべりは消えていませんか?パパにも協力してもらって、なるべくお子さんとの時間をとってあげましょう。そして、お子さんの気持ちをいったん受け止めてみましょう。

下にお子さんがいるママは、下のお子さんはパパに預けるなどして、ママを独り占めできる1日を作ってみてください。ママの愛情をたっぷり感じることは、お子さんにとって安心の材料になります。

保育園から帰宅したらご褒美を作る

例えば、お子さんの大好きなものを夕飯に取り入れたり、大好きなテレビを見せてもいいと思います。また、最近では時間を決めてスマホアプリを貸してあげるママもいるようですね。お子さんの大好きに目を向けて、取り入れてみてください。

うちの子は、シールが好きだったので、登園する度にシールを貼っていました。10ポイントたまると「お菓子」プレゼントというシステムを取り入れていました。このご褒美シールは、大好きなキャラクターのシールがおススメです。

ママのストレスを発散する

ママ自身も気がついていないストレスに、子供が気がついていることもあります。子供は案外、敏感です。ママの不安やストレスをまず解決するよう努めてみてください!

「ママは休みなし」頑張っている自分にご褒美も重要です。

保育園を休ませる?

イヤイヤ期いつまで続くの?

休ませるかどうかについては、いろいろな意見があるかと思います。「1度休ませたら、癖になる」という躾のご両親もいるかもしれません。

私は、1日ぐらいなら「1日だけね」と約束をして、休ませてもいいと思います。うちの子の場合ですが、1日休ませることによって登園しぶりが長引かないように感じました。

ちなみに、長い間休ませることだけは控えてください。お子さんが「嫌がればママが休んでくれる」「ずっと一緒にいてくれる」と認識してしまうことは、避けたいですよね。

お子さん自身が何か「きっかけ」を見つけることによって、ものすごく変わったり成長することがあります。また「お子さん自身が納得をする」ことによって、解決=登園に結びつくと思います。

お休みを取ることによって、心にゆとりができ「きっかけ」が見つかれば、きっと解決します。

普段、お子さんはたくさんママの言うことを聞いてくれていると思います。1日ぐらいは、お子さんの言うことに、耳を傾けてあげてもいいのかもしれませんね。

まとめ

うちの子の「保育園行きたくない」は1ヶ月以上に渡りました。全力抵抗に疲れ果てた私は、会社を休んで子供とのんびり1日を過ごしました。すると次の日から、元気に登園できました。これには私も拍子抜けでした。

園の先生からは「ママは毎日笑顔で見送り、笑顔で迎えに来るだけでいいから」と助言をいただいたこともありました。毎日笑顔で送迎することって簡単なようで、案外難しいですよね。

笑顔の重要性を知るとともに、子供の不安を取り除くためにも、笑顔での送迎を心がけていました。お子さんの園生活が楽しくて素敵な思い出になるよう、ぜひ4つの対策を試してみてください!