産まれたばかりの赤ちゃんには心配事が付き物。特にちょっとした体調不良や病気で急に入院することに!なんてことも少なくありません。

基本的に乳児の入院は大人の付き添いが必須です。そこで、赤ちゃんが入院になってしまった時に知っておくと良いことを私の体験を元にまとめてみました。

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入院時に一番困ったこと!

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我が子の入院経緯

まず、我が子がどうして入院になったのかというと、産まれてからずっと吐き戻しがひどく、何度か窒息したかのような感じで軽いチアノーゼ(顔が赤紫色になった)になりました。

夜間救急に連れて行ったところ、便秘が原因で腸が3倍に膨れ上がっていたのでそのまま入院することになりました。

初めての入院は何とか乗り越えられた

特に重病や感染症ではなかったので、個室ではなく2人部屋でした。

同室は生後8ヶ月の子で喉の病気で入院しているようでしたが、声が出ないのかとても静かで、生後1ヶ月の我が子が泣いて泣いて申し訳なくなり、夜中に看護師さんにお願いしてプレイルームに避難していたりしていました。

しかし、同室のママさんが優しく声をかけてくださったり、アドバイスや経験談を話してくださったりして救われたのと、その病院は男性も夜間の付き添いOKだったので最悪主人にお願いできるという逃げ道もあり、1週間を乗り切りました。

2度目の入院はギブアップ寸前

退院後、1週間するとまた酷い便秘になってしまい、精密検査を受けるために再度同じ病院に入院することになりました。

前回と同じ2人部屋でしたが、同室の方が変わっていました。

恐らく1歳未満の子だったとは思いますが、ママさんが我が子の泣き声に敏感な方だったようで、夜中に何度も泣いて起きる我が子に何度かため息しているのが聞こえてきていました。

我が子はミルク育児だったので泣いてもすぐに与えてあげることができず、部屋の外にある調乳室へミルクを作りに行く際、ベットの脇にある読書灯だけを付けていたのですが、それが眩しくてうちの子が眠れないから消してほしいとナースコールで苦情を言われてしまう始末。

看護師さんは「子供が小さいうちはよくあることで、それはみんなわかってくれるから大丈夫よ」と言ってくださいましたが、泣いたら部屋の外に出ることを繰り返しているうちに私が全く眠れなくなってしまいました。

結局、看護師さんからの提案で高額でしたが個室へと自ら移り、そのことで気持ちに余裕を持って我が子に接するようになったおかげか、それから2人とも夜ぐっすり眠れるようになりました。

ママのケアが重要ポイント!

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不安や恐怖の中での気遣いにダブルパンチ

私の場合は、初めての育児でただでさえ不安だったことに加え、我が子が病気かもしれないという恐怖と、近くに両親もおらず誰にも頼れない環境と、さらに同室への親子に気を遣わなければならないストレスでどうにかなるかと思いました。

2回目の入院の時も主人にお願いできなくはなかったのですが、同室の方が母乳育児だと男性と一緒の部屋は気が引けるかもと思い、お願いできなかったのです。自分だったら嫌だと思ったので・・・

赤ちゃんは病院がちゃんと見てくれている!まずは自分優先で!

最終的に個室へ移動しようと決意できたのは、小児科に常駐していた保育士さんのお言葉でした。

「赤ちゃんのことは病院がちゃんと見ていてくれる。赤ちゃんに何かあれば医者や看護師さんたちがお世話してくれる。でもママの面倒は誰も見てくれないよ。ママが倒れちゃったら赤ちゃんはますます独りぼっちになって寂しい思いをするから、ママが休める環境にした方がいいんじゃないの?」

と言われ、ママが元気だから赤ちゃんを見てあげられるんだよな~と納得し、個室へ移動したのでした。

入院しているかどうかに関わらず、赤ちゃんのお世話をしているメインがママなら、そのママが潰れてしまったら誰が赤ちゃんを見ることができるのだろう?赤ちゃんの元気はママの元気ありきだ!と心底思い知らされました。

もう一つ、ママのケアが大事だと思ったことがあります。それは母乳です。

我が子はミルクメインでしたがそれでも初めのうちは母乳との混合育児でした。しかし、入院をきっかけに母乳の出が悪くなり、結局完全ミルク育児になったのですが、入院中毎日コンビニ弁当だったことと、やっぱりストレスが原因だったのではと思っています。

病院にいてもママはいつもと変わらない育児を心掛けて!

どんな病気で入院することになっても、とにかく病気や赤ちゃんの不調のことは医者や看護師、保育士さんにお任せして、ママはいつも通り自宅でしているのと同じ育児をすればいいと思います。

気になることがあれば、すぐにナースコールで聞けばいい、大部屋で環境が変わって育児しづらいなら、多少のお金を掛けてでも1度個室に移って環境を整えるのも手だと思います。

入院している我が子が可哀想だからとずっと付きっ切りでなくてもいいんです。

外出の許可をもらってご飯くらい外に買いに行ったり、コインランドリーで洗濯中にぼーっとするのもいい気分転換になります。なるべく自宅で家事をしている時と同じように生活すると、気持ちが随分と楽になりますよ。

勝手がわからない赤ちゃんの育児で疲れているところ、他人と一緒に生活するなんて本当に精神的に追い込まれます。

赤ちゃんが元気になるためにはまずママが元気に!頼れるところは頼って、なるべくストレスを溜めないことを頭の片隅に入れておいてもらえるといいなと思います。