子供にとって病気は心身共にとても辛いもの。ましてや重症化しやすい幼児は、ちょっとした風邪や体調不良から入院になってしまうことも多いものです。

病院にもよりますが、子供が小さいうちはほとんどが大人が付き添いで入院しなければなりません。ここでは、2歳になる我が子が入院した時の事をまとめました。

我が子は本当に普段慣れていない場所が苦手なので、入院生活は苦労の連続でした。同じような子を持つ方々にぜひ見てもらいたい内容にまとめました。

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我が子の性格と入院経緯

病院の廊下

激しい人見知りと場所見知り

我が子は産まれた時からずっと、ママとパパ以外は拒絶するほどの人見知りでした。

これには訳があり、我が子自身の性格もあるとは思いますが、私たち夫婦の両親は遠方におり、頼れる人が近くにいなかったこともありずっと2人で育児を頑張ってきました。

それなりに支援センターや人が多く集まる公園等に連れて行っていましたが、場所見知りもひどかったため、家以外の場所で足を地面に付けることなくひたすら抱っこ…という有様でした。

2歳を過ぎた今ではようやく少しずつ、同世代の子供と遊ぶということが楽しくなってきたようで、子供同士でなら遊んでくれるようになりました。

まったく気づかなかった我が子の病気レベル

気温が異常に暑かった秋に、ちょっと食欲がないな、なんか手のひらに赤いぶつぶつが?でも元々小食だし、こないだ打った水疱瘡の予防接種の副反応かな?ぐらいに思っていました。

本人もとても元気で、公園で遊んだり、家の中を走り回ったりしていました。一応、手のぶつぶつは気になったので皮膚科に行きましたが塗り薬で治る程度のかぶれでしょうと言われていました。

そんなある日、やたら昼寝が長い日がありました。さすがに体調が悪いのかと思って熱を測ると38℃まで上がっていました。

普段、ほとんど風邪すら引かない我が子なのでしばらくしたら下がるかもしれないと家で安静に過ごしました。夜になって咳も鼻水も出てないのに呼吸が辛そうだなと思っていたら40℃の高熱が出ていました。

しかし、本人はぐずることもなく眠れていたので、翌朝近所の小児科に連れて行ったところ、炎症反応が異常なのですぐに大きい病院にかかってください!と言われ、紹介状を手に総合病院を受診したところ、緊急入院となりました。

身体的な物より精神的なダメージが大きい!

点滴

原因不明の炎症反応

入院の際の診断で喉がかなり腫れていることがわかり、原因を突き止めるため何種類ものウイルス・細菌検査をしましたが、原因がわからず、「急性咽頭炎」という病名が付きました。いわゆるちょっとひどい風邪です。

本人はこれだけ喉を腫らして熱を出しているのにも関わらず、声を出してお話ししたり、歩いたりするのが苦痛ではないので、本当に重症だったのか?と疑うほどでした。

入院して3日ほどは抗生物質を点滴で入れていましたが、御飯が食べられるようになってきたので飲み薬に変更になりました。

今思い返してみると、手にぶつぶつが出始めた頃、溶連菌や手足口病にかかっていて入院する頃には治ってはいたが、体が弱っている時に別の強い菌にやられてしまったのかもしれません。

精神的に追い込まれていく我が子

我が子の性格からもわかるように大部屋での入院生活は我が子にとって地獄そのものでした。

一番入口に近いベッドだったので、人の出入りがあると必ず我が子のベッドの横を通るのです。カーテンが揺れたり、人影が見えたり、足音がしたり…。

常に他人が一緒にいることによる不安、不慣れなベッド生活、偏食が激しいことによる病院食の苦痛、いろんなことが重なって、普段夜泣きをほとんどしない我が子が夜中泣いて泣いて1~2時間おきに起き、全く眠れなくなってしまいました。

特に、点滴をしている時は2時間おきに看護師さんが見回りに来るのでそのたびに泣き、ずっと付き添っている私も不眠になり、耐えられなかったので点滴を早めに抜いてもらいました。

常に他の子の話し声や泣き声に怯え、看護師さんが通るたびに私に抱き着いて泣くことを繰り返すことで、熱は下がったものの喉の腫れが治まらず、病院にいるからこそ治らないという悪循環に陥っていました。

早期退院を懇願!必死の想いでご飯を食べさせる

そんな状況だったので、我が子の性格を看護師に説明し、個室に移るか、早めに退院させてほしいとお願いしました。

個室は満室で入れず、早期退院も炎症反応が落ち着かない限りはできないと言われてしまいました。

喉の腫れは御飯がある程度食べられるようになるということが回復傾向にある条件だということだったので、なるべく泣かさない様、大好きなジュースを頻繁に飲ませたり、大好きなパンの耳とせんべいをひたすら食べさせたりして、我が子の回復が少しでも早くなるように頑張りました。

そのうち満床だった4人部屋が2床だけになると、さすがに静かになり、前ほど頻繁に看護師さんも来なくなったせいか、やっと夜に眠れるようになり、ベッドの上で一人で遊べるほど落ち着いてきました。

それを見た看護師さんがようやく、やっぱり精神的なものも大きいと思うので医師に再度早期退院を相談してみますと言ってくださり、1週間以上の入院予定が5日で退院することができました。

退院後に、病院でもらった別の鼻風邪のおかげで鼻水で苦しむことになりましたが、それでも落ち着いて夜眠れることや、家でママと過ごせる安心感からか、喉も悪化することなく無事完治することができました。

我が子を良く知っているママだからこそ相談してみよう!

我が子のように、明らかに精神的に不安定なせいで回復が遅れている場合は、医者がこう言っているから…ということに囚われず、看護師さんに相談してみましょう。

入院している当の本人の気持ちになって考えてみればわかりますが、ただでさえママとパパ以外は苦手なのに、毎回嘔吐するほどの喉の検査をさせられ、苦手な注射針が腕にずっと刺さり、常に誰か来るのではないかと聞き耳を立てて神経を尖らせていれば、誰だって気が滅入ります。

病気を治すためには仕方がないことなのかもしれませんが、退院できなくても環境を変える手立てがあるかもしれません。

なるべく他の患者さんや看護師さんの往来に気づきにくくするために、奥のベッドにしてもらうとか、大人がいるという恐怖を少しでも軽くするためにもう少し大きい子達がいる部屋に移動出来ないかとか、ひょっとしたら何か出来ることがあるかもしれません。

根気強く、子供の性格と精神状態を伝えてあげることが早期退院の一番の近道だと思います。

まとめ

病気で体が辛いのに、慣れ親しんだ家からかけ離れた環境で暮らす生活は子供にとって想像以上に辛く、ストレスが溜まることだと思います。まして我が子のような性格ならなおさらです。

長期入院を余儀なくされている方も、少しでもお子さんが安心して療養できる環境にしてあげられることが子供にとって一番のお薬になるのかもしれませんね。