初めての入園にあたり、これから幼稚園の説明会を控えているお母さん、お父さんは緊張しますよね。

特に気になるのが、「どんな服装で行ったらいいのか?」というところです。

そこで、幼稚園の説明会に着て行っても問題のない服装や、持ち物について具体的に説明していきます。

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まずは、幼稚園の説明会のあとに入園式があることを想定した服装で

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幼稚園の説明会というのは、あくまでも「説明会」であり、本当の花形は、もちろん入園式です。ですから、入園式よりも当然、決めすぎるのはおかしいです。

まずは、まだ入園が決まったわけではなくとも、幼稚園の説明会というのはあくまでも説明会であり、入園式とは全く違う、ということを意識するようにしましょう。

説明会の時期によって、服装の季節感を決める

幼稚園の説明会は、大体、入園式が春であるのに対して、秋口などが多いですよね。早いところでは夏休み過ぎに開催するところもありますが、最も多いのが、秋口~冬までの間です。

ということは、当然服装も、長袖など、どちらかと言うと冬服に近いものが自然ということになります。

季節感を保ちつつ、あまりにも着込み過ぎない

もうじき寒い季節ということで、長袖の下にも何枚か着込みたくなりますが、私の経験上は、あまりおすすめしません。

というのも、説明会という会場は、かなり多くの親御さんが集まりますよね。すると、人の熱気でかなり暑いわけです。

外は肌寒いのに中は暑い、ということは他の場面でもよくあることですが、それと同じで特に汗っかきの人は汗すらかきかねないので、寒くてもあまり着込み過ぎないほうがベストです。

できれば、上に羽織るものを使って、会場についたら脱げるような服装がいいですよ。詳しいコーディネイトについては、以下で説明します。

幼稚園の説明会の服装【母親編】

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ここから、詳しいおすすめコーディネイトをご紹介します。

先にも書いたように、まず説明会は入園式ではないので、特に派手にする必要は全くありませんが、ある程度はきちんとした印象で行きたいですよね。

まずは、お母さんの服装について、ベストなコーディネイトをご紹介します。

パンツスーツの人は、上下の色を統一するとスッキリ見える

きちんとした服装と言うと、まずはパンツスーツスタイルを思い浮かべますよね。

スーツスタイルを選んだ場合には、おすすめなのが、上下で色を統一させる、ということです。

上はカチッとした感じのスーツで、下のパンツが色違いのものを履いているお母さんをよく見かけますが、全体的なバランスとしては上下の色は統一されているほうが、スッキリ見えるし、カジュアルなのに知的に見えておすすめです。

ちなみに、色味としてはベージュや紺といった、控えめな色がおすすめです。言ってみれば、会社に着ていくスーツスタイルのような感じですね。

そこまで地味にする必要はありませんが、イメージとしては、大人のカジュアルスタイルに、キチッとした印象を与えるような感じです。

ワンピースの人は、色で派手さを抑える

スーツワンピースのようなワンピースの正装をしたいという人は、足を出すので説明会などの場では必ず、地味目な色のもので派手さを抑えるようにしましょう。

私はスーツワンピースタイプのものを着て行きましたし、周りにもそういった人は多かったですが、やはり入園式のようになっては困るので、白やピンク系といった、派手な色味の人はいませんでした。

私もグレーにしましたが、その色で正解だったと思います。

そして、必ずストッキングは履くことが重要です。素足で行くのは、ちょっと恥ずかしい思いをするかもしれないので気をつけてくださいね。

アクセサリー類は必要最低限に

腕時計などをしている人は多いと思いますが、腕時計だけでも、幼稚園の説明会などの公の場では実は手元なのでけっこう目立つものです。

アクセサリーを日ごろたくさんつける人でも、こういった場では例えばシンプルで目立たないネックレスのみにする、ピアスやブレスレットは外していくなど、なるべく必要最低限に留めたほうが無難です。

あまりにもじゃらじゃらアクセサリーがついていると、せっかくカチッとしたスタイルで行っても、どこか軽く見えてしまいます。

第一印象は大切なので、服装に合わせて一つか二つくらいのシンプルなものにしておきましょう。

これらのポイントを抑えつつ、寒い時は上にコートを羽織っていく、というのが一般的で、最も失敗のないコーディネイトです。

幼稚園の説明会の服装【父親編】

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最近では、お父さんも育児に積極的なご家庭が多いので、幼稚園の説明会は夫婦で参加するという人も多いと思います。

そこで、お父さんはどんな服装で行ったらベストなのかご紹介します。

基本的には、普段のスーツで大丈夫。ノーネクタイでも問題なし

毎日スーツを着ているお父さんは多いと思いますが、基本的には普段遣いのスーツで問題はないです。

ただし、ここで、ネクタイはどうするか?という悩みが生まれますよね。男性の正装ではネクタイは必須ですしね。

ですが、幼稚園の説明会に関しては、ネクタイを締めて行くと、今度は逆にカチッとしすぎてしまう恐れがあるのです。なのでネクタイはなくても大丈夫ですし、ノーネクタイのお父さんはかなり多いです。

イメージ的には、学校の先生のような感じが好感度がいい

ノーネクタイの話をしましたが、学校の先生のようなスタイルを思い浮かべてみてください。スーツではありますが、ほとんどみなさん、ノーネクタイですよね。あのようなイメージで大丈夫です。

スーツの色に関しては、やはり、お母さんと同じように、上下で統一しておくほうが無難です。学校の先生のイメージプラス、少しだけカチッとした感じですね。

中に着るシャツは、もちろん白がベストですが、薄い水色などでも、スーツと合わせた時に派手にみえなければ大丈夫です。

お父さんの場合も、手ぶらで行かない

お母さんは必ずカバンを持って行くと思いますが、男性は説明会などの場に慣れている人が多いので、ついつい手ぶらでそのまま行ってしまう人が多いのではないでしょうか。

ところが、幼稚園の説明会というのは、実は持ち帰る書類などが多いのです。

それをお母さんが全部持って帰るとなると、お母さんがけっこう大き目なカバンを持っていかなければなりませんし、また園によっては土足が禁止で、スリッパ持参の場合も多いです。

つまり、まずは靴入れ用の袋がいることになりますし、帰りにはけっこう大き目な書類を入れられるカバンが必要になるということです。

これらを、すべてお母さんに託すと、お母さんの荷物が多くなってしまって大変です。ですから、お父さんも、なんでもいいので大き目なカバンを一つ持って行くといいですよ。

そして、お母さんと同じように、寒かったら上にコートなど羽織るものを着て行き、暑かったら脱げるようにするとラクですよ。

幼稚園の説明会の持ち物

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幼稚園の説明会では、ほとんどのことが、貰う書類などに書かれていたりします。

ですが、他にも「これに注意してください」といった、一聞しただけでは忘れてしまうようなお話しや、先生の紹介、名前など、メモを取っておくと後で便利なことが多いので、まずはメモ帳や手帳、筆記用具は持参するようにしましょう。

靴入れなども必要に応じて必ずですが、その他にも、例えば、ハンカチ。

冒頭の方でも書きましたが、会場が暑いと、暑がりな人は汗をかく可能性もあるので、ハンカチは必ず持参しましょう。

そして、基本ですが、携帯電話やスマホはマナーモードにするのがベストです。

まとめ

初めての幼稚園の説明会というのは緊張しますし、近い将来に子供がお世話になるかもしれない先生方や保護者の方もたくさんいらっしゃるので、失敗はしたくないですよね。

もちろん、一番大事なことは、しっかり話を聞いてくるということですが、やはり自分たちの服装などについても気になります。

ですが、まだ入園式というわけではないので、「その場の雰囲気に対して失礼でない」服装を心がけていれば、特に問題はないですよ。

先生方も、たくさんの保護者さんたちの一人ひとりの顔をまだ知らない時期ですから、肩の力を適度に抜いて、じっくりと説明を聞けるように準備しておきましょう。