幼稚園も決まり、いよいよ入園が近くなってくると、親も子供もわくわく、ドキドキですね。特に初めてのお子さんの場合は、右も左もわからない状態で、わくわくよりもむしろ、不安感が強いママもいるかもしれません。

でも、入園してしまえば次第に慣れていくので何も心配はいりませんよ。ここでは、入園準備についてのちょっとしたコツや、ポイントについて説明します。

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まず始める準備は、幼稚園の入園準備品のリストを第一に

幼稚園は、入園が決まったら、入園までにこのようなものを用意してください、という冊子やリストを必ずくれます。ですから、まずはそれらのほうを重点的に早めに用意することをおすすめします。

まず、幼稚園からもらってくる入園準備リストには、これくらいまでの時期にこのようなものを用意してください、という具体的な準備品のリストがあるはずです。

それに沿って準備を進めるといいのですが、中でも特に注意したいのが、「園の制服と制帽」「体操着」のチェックです。具体的に何をすればいいのかと言うと、お子さんの身長や、頭部周りのサイズの確認です。実はこれ、意外と重要になってくるんです。


私の子供のとき、特に最初の子供のときは、サイズと言っても例えば100センチくらいであるとか、頭周りの大きさは普段被っている帽子のサイズで大丈夫だな、なんて思っていたんですね。

なので、そのサイズでそのまま注文してしまったわけです。ところが、実際に制服と帽子をもらって、特に帽子を被らせてみたときに、衝撃的なことが!

なんと、すでにきつかったのです。ショックです。

どうしてこういうことが起こるかと言うと、入園までの間にも子供は成長中であるということと、その園によって、普段被っている帽子と同じサイズであっても、若干作りが小さめであったりすることがあるんですね。

そのためでしょうか、なんとか被れたものの、かなりきつめという状態になってしまったのです。


ついでに言えば、制服も、今(入園当時)ならばぴったりでちょうどよかったのですが、すぐにあることに思い当たったのです。それは、子供はすぐに大きくなる、すなわち、すぐに丈が短くなってしまう・・・ということでした。

幸いに?わが家はなんとか買い替えずに済みましたが、お子さんの成長が著しかったご家庭では、一度制服の一部を買い替えなければならなかった、という人もいました。

つまり、同じ制服や帽子、体操着などの「二度買い」になってしまう可能性があるんですね。

このようなことにならないために、ぜひおすすめしたいのが、制服や制帽、そして指定の体操着などはワンサイズ大きいくらいを注文するといい、ということなんです。

制服や制帽はそれだけで別途お金がかかってしまうものなので、私のような失敗がないように、子供の成長を見越して購入してあげるようにしてくださいね。

意外なグッズにも準備のちょっとしたコツがある!

幼稚園準備のコツ

次に重要になってくるのが、週末などに上履きや体操着などを入れて持って帰ってくるための、「大きなおカバン(袋)」です。

せっかくだからと手作りしてあげる場合でも、市販のものを購入する場合でも、実はこれ、けっこうのちのちに重宝するのです。

それは、小学校に入っても、使える場面がけっこうあるからなんですね。わが家では実際に今でも、何か大きなカバンが必要な時は使っていますし、できれば長く使えそうなものを選んだり、作ってあげたりすると、のちのちにとっても便利ですよ。


その他、コップを入れる袋や、出席カード(連絡帳を兼ねていることが多いです)を入れるポシェットなど、サイズで指定されてくることが多いと思うので、まずはそれらを確実に準備してしまいましょう。

ちなみにポシェットを選ぶ際には、ぜひ紐部分が太めのものにしましょう。長く使うものなので、そのうちすり減ってきてしまって、危ないことも多いです。

また、近所に同じ幼稚園に通っていたという人がいるなら、使わなくなった制服や制帽を譲っていただく、というお得な手もありますから、シチュエーションに合わせて用意してあげてくださいね。

お弁当箱がいる場合はいつ用意したらいい?

幼稚園のお弁当

幼稚園によっては給食があるところもありますが、お弁当を毎日持参というところがやはり多いと思います。ママにとって、お子さんのお弁当作りはけっこう楽しいものですよね。

毎日何を入れてあげようかなと、うきうきすることもあると思います。

実はこの「お弁当」、始まるのは、園にもよりますが、入園してから早くても1週間後、遅ければ半月以上経ってから始まることがほとんどです。

それは、子供たちに、まず園に通うことに慣れてもらおうというほうに重点を置いているからなんですね。ですから、慌てて準備しなくても十分間に合います。

ただし、入園・入学の時期はお弁当箱の売れ行きの一番いい時期ですから、可愛いものがほしい!という場合には、できればギリギリになるのは避けましょう

売り切れていたりすると、悲しいですからね。最適な時期としては、制服や制帽の確認、注文など、大切なことが終わってからがいいと思います。いっぺんに用意すると大変ですからね。


お弁当箱や、お弁当箱入れを無事に用意できたら、実際にお弁当を作ってみて、お子さんと一緒にお箸やスプーンの出し入れも兼ねてお弁当を楽しく食べる練習をしてみるのもいいですよ。

すると、案外子供ってそんなにたくさん食べられないんだな、と気が付くと思います。

私も、初めの頃は張り切ってたくさん、「すきま埋め」もばっちり気合いを入れて作っていたのですが、実際にお弁当が始まると、本当に、残すこと、残すこと・・・。

二段重ねのお弁当箱にしようものなら、下の段はほとんど手付かず、なんてこともあったので、ぜひお弁当が始まる前に、どれくらいの量が一番負担にならないか、実際に目で見て確かめることをおすすめします。

年長さんくらいになれば、お残しはなくなっていきますが、初めは楽しく食べてきてもらいたいものですよね。

その他のお役立ちグッズ、お名前シールの裏技!

幼稚園の教室

入園してからも、しつこいくらい園から言われるのが、「持ち物にはすべて記名をお願いします」ということです。

ですが、すべてのグッズにすべて手書きで書くのもちょっと面倒ですし、コップやお弁当箱など濡れるものは特に、すぐに書いた名前が薄くなってきてしまうので面倒です。

見た目にもなんだかちょっと・・・ということもありますよね。

そこで活躍するのが「お名前シール」ですが、今ではとても便利で安いものがたくさん売っています。

中に名前を書いて、裏をはがせばそのままペタッとつけられて、しかも名前の紙の上も透明シートが貼れるようになっているものもあるので、とっても便利です。


そしてここで、裏技をひとつご紹介です。

同じお名前シールでも、このように上下で保護できるものと、書きっぱなしで貼るものがありますよね。

どちらがやりやすいかと言うと、やはり書いた面も保護してくれるものがあるタイプですが、そちらのほうがちょっとお高いのです。そこで、安くて便利な方法があります

お名前シールの安くて便利な方法

ポイント

  1. まず、書きっぱなしで保護シートなしの安いものを購入し(なるべくたくさんあるとさらに便利です)、そこに普通に名前を書きます。
  2. 書いたら、持ち物にそのまま貼るのですが、その上から、きれいに切ったセロハンテープを、お名前シールより少し大きめサイズで張り付けるだけ!
  3. そして剥がれないようによくこすりつけてしまえば、切断面も気にならなくなりますし、簡単で安くて、しかも水にも強くてとっても便利なのです。
    おまけに剥れにくくなるので、ぜひ一度、試してみてくださいね。


入園時期は、色々と準備もあるし、子供のケアもあるしで、ドタバタしがちですよね。だからこそ、まずは準備することに順番をきっちりつけることで、準備漏れもなく、効率もよくて大変さは軽減されると思います。

もし余裕があるなら、簡単な自分専用の準備リストを作って、それに沿って準備を進めるのもとても効率的です。

また、どんなに準備万端でも、入園してから新たに必要になってくるものは必ず出てきますから、肩の力を抜いて、楽しく入園準備に取り組むこと、も、ストレス軽減になっていいですよ。