子育て中のママさん方、お子さんが発熱した時はどのようにされていますか。とりあえず病院に行く方もいれば家で様子を見るかたもいると思いますが、発熱が何日も続くと不安も増してきますよね。
それに発熱が数日間続くとなると、元気がなかったり機嫌が良くないお子さんの相手をすることで、看病するママさんやパパさんも疲労が蓄積すると思います。
子供、特に幼児の熱が下がらないときの対処法と看病する家族が気をつけることについてお伝えします。
幼児の熱が下がらないときの対処法
幼児の発熱ってどの程度で病院を受診する?病院が閉まっている時の対応は?
お子さんの発熱で病院をいつ受診するかについて目安をまとめてみました。
- 発熱が37℃台で他に鼻水や咳や下痢などの症状がなければ、しばらく家で様子を見てもよいかもしれません。
- 発熱しているお子さんが熱以外にも咳や鼻水や下痢など、発熱以外の症状がある場合には小児科を受診しましょう。
- 夜間や休日など近くの小児科が閉まっている時間での発熱でお子さんが苦しそうにしている時には、私もよく利用しますが自治体の小児救急電話相談などが役立ちます。
夜間にお子さんを連れて救急外来を受診するのはお医者さんに診てもらえて安心な反面、大変な労力が要ることです。
そんな時は救急外来を受診する前に小児救急電話で相談ができれば看護師さんなどに的確なアドバイスをもらえます。
ただし、もしお子さんが生後4ヶ月以下の場合で38℃以上の発熱の時には、夜間でも救急外来などを受診する必要があるので注意してください。
熱が下がらないけど子供が元気な時の家での過ごし方
熱があっても元気なお子さんっていると思います。熱があってもお子さんが元気な場合の家での過ごし方について考えてみました。
元気であっても熱がある状況では、激しい遊びは体力を消耗させてしまうので穏やかにできる遊びがオススメです。
ままごとやブロック遊び、絵本の読み聞かせなどが良いでしょう。また、私も普段はテレビやDVDを子供にはなるべく見せないようにしていますが、病気の時は割り切ってお子さんの好きな番組を見せてあげるのも良いかと思います。
発熱で何日も家に缶詰状態になればお子さんも退屈します。お子さんの好きなレンタルDVDを借りてきて喜ばせてあげるのも良いかもしれませんね。
幼児の急な発熱!ママさんやパパさんが慌てないために
幼児の急な発熱で慌てないために普段から準備しておくと良いもの
発熱は急に起こることを考えれば、発熱に備えて普段から準備できるものはしておくと安心です。準備しておくと安心なものを以下にあげてみました。
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冷凍庫に保冷剤
普段から保冷剤を冷凍庫に冷やしておけば、発熱時にお子さんの体を冷やしてあげることが出来ます。
わきの下や太ももの付け根には太い血管が通っているので、そこを冷やすことで効果的に熱を下げられます。ただし、保冷剤を使うのは熱が上がりきったタイミングで使うことが大切です。
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スポーツドリンクやイオン水を準備しておく
発熱時はお茶や水よりもスポーツドリンクやイオン水で水分補給をするようにしましょう。
発熱によって普段より多く汗をかき脱水しやすい状況にあるので、こまめに水分補給することを心がけましょう。
またこれは覚えておくと便利かと思いますが、イオン水やスポーツドリンクが準備できない時には自宅にある砂糖と塩を使って手作りすることが出来ます。
湯冷まし1Lに対して砂糖小さじ4と塩小さじ1/2を溶かすだけです。
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子供用の体温計
熱があるお子さんの体温を計る時、機嫌の悪いお子さんの体を数分間でも固定して熱を測るのは大変です。
発熱中は少なくても1日に3回(朝・昼・夜)は検温したいところですので、子供用の体温計として短時間ですぐに測れるタイプの体温計を用意しておきましょう。
急な発熱時でも看病するママさんやパパさんが気をつけること
お子さんの急な発熱ではママさんやパパさんも慌ててしまうかと思いますが、熱の原因がインフルエンザのように感染力の強いウイルスの場合もあります。
家庭内では面倒になりがちですが、お子さんの看病をする時にはマスクを着用することも効果的です。
また基本的なことですが、こまめに手洗いやうがいをすることを心がけましょう。お子さんの体調が回復しても次にママさんやパパさんが感染してしまっては更に大変な事態です。
家庭内での感染を防ぐのはなかなか難しいですが、出来る時には部屋の換気もするようにして感染防止に努めましょう。
まとめ
お子さんの熱が下がらないと不安になりますよね。私も先日娘が4日間も40℃近い熱が続き大変な日々を過ごしました。
看病している最中は、ママさんやパパさんは自分の疲労感に気を向けることも忘れてしまうほど、お子さんの体を心配する日々かと思います。
しかし看病する人が倒れてしまっては大変なので、看病するママさんやパパさんこそ栄養のある食事を摂って、お子さんが寝ている時には仮眠をとって、体力勝負の看病を乗り切ってください。