子どもが熱を出すことはよくあります。すぐに下がることもあれば長引く事もありますよね。

下がったと思ったらまた上がったり・・・何か他に原因があるのか心配になります。本当にただの風邪なの?他の病気だったらどうしよう。

そこで熱が上がったり下がったリを繰り返すときに疑われる他の病気や症状などまとめてみました。

スポンサーリンク

解熱剤使っていますか?

熱が上下する場合の原因の1つとして解熱剤の使用の可能性があります。そもそも熱が上がっているのは体内のウイルスと戦っている証拠です。

解熱剤を使用すると免疫力の弱い子供やお年寄りはウイルスが残ったまま熱が下がってしまうので再度熱が上がる事があるので注意して使用しましょう。

我が家もかかりつけ医で相談し、何度以上なら解熱剤を使うなど年齢や月齢によって変わっていきますが、我が家の基準を決めたりしていますよ。

もしかしてインフルエンザ?

インフルエンザの特徴

インフルエンザは11月頃から発症しだし、1~3月にピークを迎えます。38度以上の高熱が急に出て風邪の症状よりも食欲不振、倦怠感など全身症状が出やすいのが特徴です。

熱が下がってから最低二日は自宅待機が義務付けられています。

インフルエンザの場合

インフルエンザと疑われたら病院で検査して、陽性反応が出たら医師の指示に従い、多くはインフルエンザウイルスの増殖を止める「抗インフルエンザウイルス薬」の服用を進められると思います。

自宅で療養し、様子をみます。発症から5日以上たっても熱が下がらない場合は合併症の可能性もあるので再度検診しましょう。

熱が下がらない。もしかして他の病気?

肺炎は4日目が目安

医師が風邪が、肺炎かを見分けるのに発熱から4日目が境目になるそうです。

通常は3日ほどで下がる為、4日を超えると風邪がこじれて肺炎を引き起こしている可能性があります。

その場合は再度受信し、レントゲンで診断してもらいましょう。また肺炎以外の病気の可能性もあるので症状をしっかりと伝えてくださいね。

まれに40度以上も。突発性発疹

2歳までにほぼ全員の乳児がかかるといわれている突発性発疹。

ヒトヘルペスウイルス6(HHV- 6)、7(HHV-7)という2種類のウイルスによって引き起こされる病気のため、2度かかる場合もあるそうです。

38度以上の高熱で、便が緩くなり、全身に湿疹がでるのが特徴です。大体は3-4日で症状が落ち着きます。それまでは熱が上がったり下がったりすることもあるので様子をみましょう。

それでも下がらない場合は再度受診をおすすめします。

重篤になる場合も。マイコプラズマ感染症

一年中感染する可能性のあるマイコプラズマ感染症。

頭痛、激しい咳、頭痛、倦怠感など様々な症状がでます。熱も40度近く出たりすることもあります。

2-3日で治まることが多いですが1週間以上熱が続き入院する事も。喘息の原因になったりする場合もあるので注意が必要です。

再受診の目安

私も毎回悩むのが再受診するかしないかです。

また受診して病院で他の病気をもらう事もあるしもう1日様子をみるかどうしようと躊躇してしまがちです。

1-3日で、熱はあるものの食欲も元気もあるならもう少し自宅で様子をみてもいいと思います。

ただし発疹が出た時はすぐに受診してください。処方された薬を飲んでいるのに3日以上下がらない場合は再受診しましょう。
一度目の受診で原因が特定されてても合併症を引き起こしている可能性もあるからです。

もし夜中や休日の時は相談窓口(全国共通で「#8000」)に電話してどうすべきかアドバイスしてもらいましょう。

私も子供が夜中に熱性けいれんを起こした時、パニックになりそうでしたが相談窓口に電話してどうすべきか指示してもらい冷静になれた事があります。

夫もうろたえていたので夫婦で安心できました。

まとめ

熱が出て受診して様子みていれば大丈夫と思っていても、もしかしたらとどうしても不安になってしまいますよね。

場合にもよりますが目安は3-4日と覚えておきもしもの時に慌てないで冷静に判断できるといいと思います。それでも不安な場合は再受診したり前述でも書いたように相談窓口に相談したりして一人で抱えないようにしましょう。

お母さん、お父さんが不安になっていたらお子さんも不安になりがちです。安心してゆっくり休める環境をつくって早く元気に遊べる姿を見たいですね!