それまで楽しそうに通っていたはずの子供の、突然の登園拒否、親としては心配になりますし、一体どうして?と、とても気になりますよね。

子供の幼稚園、保育園への登園拒否はどうして起こるのでしょうか。考えられる原因や、対処法について探っていきます。

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子供それぞれで全く違う中で、考えられる主な登園拒否原因あれこれ

当たり前のことですが、子供も一人の人間なので、何が嫌で何が気に入らないのか、どんな理由で登園したくないのかはその子それぞれで全く違ってきます。

ただし、他の子供と同じように毎日登園しているわけなので、ある程度は原因が絞れる場合もあります。

いくつか挙げてみると、

  • 園のお友達とケンカをした、あるいは苦手な子がいる、いじめられている
  • とにかくまだまだお母さんと離れたくない!
  • 幼稚園や保育園の先生が嫌い、または苦手、怖い
  • お弁当や給食を残して怒られるのが嫌だ、プールが嫌だ、園の生活で嫌いなことがある
  • 毎日通うのが単純に嫌、家にいたい


という感じで、対人関係や友人関係、先生との関係が原因で登園拒否になっている場合や、何かのルールや決まりに対してとてもストレスを感じている場合、そして単純に行きたくない、幼稚園や保育園に行くよりもママと一緒にいたい、という主なみっつの大きな原因に分かれそうです。

または、これらの中で、ふたつもみっつも当てはまるという場合もあると思います。

その原因を探るためには、まず、子供の年齢や、その学年齢での感じ方の違いとも照らし合わせてみる必要があるようです。

年少さん(3歳~4歳)の場合

年少さん

年少さんは特に幼稚園用語ですが、この年齢くらいが最も、登園拒否になる可能性が高いようです。

実際に、私の息子も、年少さんの頃は、毎日のように泣きながら登園していました。いわゆる黒歴史ですね・・・。

比較的落ち着いた大人しめな雰囲気の幼稚園でしたが、それでも毎朝大変だったので、他の幼稚園だったらどんなだったかと思うとぞっとします。

初めのうちは、「嫌だあ~~!」と泣いて私にしがみついて離れず、もう仕方がないので先生にお願いしてほぼ無理矢理引きはがしてもらっていたような状態でした。


要は、幼稚園が怖かったわけです。

とにかくまだまだ親と離れたくない、家にいたい!という心境だったようで、他にも似たようなお子さんはいました。

ですが、うちが一番ひどく、離れるのに時間がかかってしまい、気が付くと他の保護者さんはとっくに帰っていて園庭に私一人・・・なんていうことがしばしばでしたから、親もきつかったです。

その状態が、だんだん落ち着きながらもなんと、年中さんくらいまで続いたので、こんな子もいるのだという参考になればと思います。



朝、どんなに励ましても、楽しいことを想像させようとしても全く効果はなく、時間が解決してくれた感じで、年長さんの頃にはすっかり平気になっていましたよ。

このような感じで、まだまだママと離れたくない、幼稚園の内容が嫌なのではなくて単純に離れるのが怖い、という場合が、年少さんの場合には一番多いと思います。

この場合には、まず親が焦らないこと、絶対に怒らないこと、そして、泣いているからと言って、お休みさせてしまうことは絶対にしないこと!です。

一度お休みさせてしまうと、慣れるのに逆に時間がかかってしまうので、余計にこじらせてしまう恐れがあります。

毎日泣かれると本当に、心は痛むし心配になるしで親も疲弊してしまいますが、これが保育園だった場合には、ママも仕事が待っているのでどうしても園に置いていかなければなりませんから、時間が解決してくれるのを待つのが一番だと思います。

ずっと続くことは稀のようですから、頑張りましょう。

年中さん(4~5歳)の場合

年中さん

これくらいの年齢から、大体が園で何か嫌なことがあって、登園拒否になる場合が増えるようです。と言うのも、周りのお友達の名前や、性格、園のルールや先生の特性などをちょうど理解しやすくなってきているからです。

この年齢くらいでの園でのトラブルで一番よく見たり、聞いたりしたのが、「お友達同士のトラブル」です。

いじめられた、ケンカした、無視される、など、小さいながらにトラブルメーカーとなる子供とそうでない、被害に遭いやすい子供とに大体がわかれてくるので、ここは、親の出番です。

と言っても、例えば意地悪な子がいるから行きたくない、と言っているからといって、その子の親御さんにいきなり直談判するのはちょっと待ってください。



その前に、まずは園の先生に相談しましょう。

電話でもいいですし、お手紙に書いて直接渡すでもいいので、先生も把握しているかわからないことについて、相談してみるようにします。

すると、案外、先生のほうから、保育時間によく注意して見ていてくれることが多くなると思います。

そしてその中で、何かもめ事があったときには、間に入ってくれるでしょうし、問題がある子がいれば、その子の親御さんには先生のほうから連絡してくれる場合も多いです。

いきなり親同士で解決しようとするとこじれる場合が多いようで、中には、言いがかりだ!と逆切れされるようなケースも・・・。

そのせいで、お子さんが本当に、半年ほど登園拒否になってしまったご家庭も実際にありました。話が通じない親御さんも残念ながらいますから、先生にまずは知ってもらうことが大切です。


その他、プールや水が怖い、というお子さんもいますよね。

入園前から、極度に水に対する恐怖感がある子供は、わりと珍しくないものです。ですが、特に幼稚園では夏場にはプールの時間があるところがほとんどです。

そこで、プールが嫌だから園に行きたくないと言われたら、解決策は、まず、先生に相談し、水に入らなくてもよい処置を取ってもらうことです。

甘いと思うかもしれませんが、プールに無理矢理入らせる必要が、まだまだないですし、それによってさらにひどい登園拒否になってももっと困ってしまいますよね。

本当に怖いということは、無理にさせないでいいでしょう。

実際に、プールでなくても、子供が恐怖心を持っていることに対して、知っていて無理にさせる園は少ないです。学童期になったら別ですが、苦手と恐怖は違うので、そこは親がなんとかしてあげたいですね。

年長さん(5~6歳)の場合

この頃の子供が、一番登園拒否が少ない年齢ではないでしょうか。

早い子は、周りとの折り合いのつけ方もうまくなってきていますし、トラブルが起こりにくい年齢です。

ですが、トラブルが起きたときに、ちょっと大きな問題に発展しがちな面はあります。

それは、まだ、5歳、6歳とは言え、特に男の子の場合には力もそれなりについてきますし、女の子の場合には、言葉もかなり達者になってきているからです。

子供同士でのトラブルが発生した時に、いちいち大きな事件に発展する場合が多いのですね。そして、やはりやられたほうは、それが原因で、登園拒否になってしまうことがあります。


では、親としてはどうするべきか?

年齢的に、子供同士での解決はまだ無理だと思ったほうがよいでしょう。

ですから、やはりまずは、先生に相談です。

子供は、起こったことをなるべく自分に都合のいいように親に訴える場合もあるので、先生に事実関係の確認をお願いします。

大抵はそれで、仲直りしたりして解決するのですが、どうしても無理な場合のみ、相手の親御さんと話し合うようにしましょう。


私の子供と同じ組だった女の子で、やはり女の子同士の、もらった、あげてない、あの子だけずるい、といった、「お手紙」のやり取りに関するトラブルが起きたことがありました。

そのときは、先生もすでに起こってしまったことであったために、事態が詳しく把握できず、結局のところは親同士で話し合いをして、事なきを得た、ということがありました。

保護者会でも問題になったようなちょっと大きなトラブルだったのですが、どうしても当事者同士にしかわからないこともあるようで、言いにくいけれど、一度、文句ではなくて相談という形で直接連絡してみると、案外早くに解決することもあるようです。


そのあたりは、先生に相談して、様子を見てから決めましょう。まだ小さい子供同士のことなので、よっぽどでない限りは、ちゃんと仲直りできるようですよ。

そして、解決したら、引きずらないことです。子供はあっさり忘れているのに、親がいつまでも根に持っていては、あんまりよくないですしね。

まとめ

主に、深刻なレベルの原因について詳しく書きましたが、例えば、お弁当の問題や、運動会の問題、などなど他にも、こんなに些細なことで?と、思わず怒りたくなるような理由で登園拒否をする子供も多いですよね。

まずは、お子さんの訴えを時間をかけてよく聞いてあげることが大切だと思います。

原因をよく理解した上で、親が原因を取り除くべき問題であれば取り除いてあげる、子供が自分で解決するべき問題であれば、簡単にお休みはさせずに様子を見る、といった、シチュエーションによる判断の仕方を模索してみると、いいと思います。

そして、登園拒否している子供を頭ごなしに叱らないこと、これが、拒否状態を長引かせない秘訣のようですね。