子供のおねしょは本当に困りますよね。特に、何度も繰り返す子の場合には、いちいちお布団を洗ったり、シーツを洗ったりしなくてはならないので大変です。
そこで、子供のおねしょ布団の洗い方と効果的な対処法についてご紹介します。
子供のおねしょはなぜ起こるのか
子供って、なぜおねしょしてしまうのでしょうか。これってそもそも疑問だと思いますが、主な原因をいくつか挙げてみます。
- おむつが外れたばかりで自分でトイレに行くタイミングがわからない
- おむつをしている時の感覚でしてしまう
- あまりにもぐっすり眠っているので夜中にトイレに行きたくなるとそのまましてしまう
- 一人でトイレに行けないので間に合わない
その他、幼児期以降には精神的なものも含まれるようですが、主にこのような小さい子供らしい理由があるようですね。
子供用のお布団って洗えるの?
多くのご家庭で、まだ小さいお子さんには子供用のお布団を使っていることが多いと思います。わが家もそうですが、子供用の布団って小さいし干しやすくて便利ですよね。
ですが、子供用の布団って、そんなにしょっちゅう洗ってもいいものなのでしょうか。
私の子供はそんなに頻繁におねしょをするタイプではなかったのですが、やはりある程度使っているうちに子供用の布団は汚れてしまうので、そんな時に行っていた対処法を参考までにご紹介します。
はじめのうちは、かなりペラペラで安いものを使う
1歳から3歳くらいまでは、大人用と同じような大きさの布団が子供には必要なかったので、私の子供には小さくて、どちらかと言うと薄くてペラペラしているような綿製のものをよく使っていました。
ただ、それだけでは床が固くて可哀想なので、その下に大人用のマットレスを敷いたりしていました。この、小さくてペラペラしたお布団がかなり優れもので、ぽん、と自宅で洗濯ができて、乾きもけっこう早いのです。
おねしょしていなくても、汚れが気になった時にはすぐに洗えていましたし、ちょっと大きめのベビー用品店に行けば必ず売っていて、お値段も安めのものが多く便利ですよ。
お布団のカバーについて
実は、お布団のカバーについては私もよく悩みました。何しろ、子供用のお布団のカバーなので、もともとそのような大きさでできているんですね。なので、それが汚れてしまうと、替えがないわけです。
そんな時には、わが家では大きなタオルケットをカバーやシーツ代わりにしていました。というか、そちらのほうが、実際に子供用の布団を使っているとラクなのです。
なぜかと言うと、子供は寝相が物凄かったりするので、子供用のお布団カバーはすぐに外れてしまったりするのです。そうすると、いちいち治すのが面倒なのですが、もともと大きなタオルケットだったりすれば、大きい分、布団の下に巻き込む部分が多くなってズレにくいのです。
個人的には、子供用のお布団のカバーはほとんど要らないのではないかな、と感じます。それくらい、わが家では使わなくなってしまいましたし、大きなタオルケットを数枚持っていた方が、洗いやすくて乾きやすかったです。
おねしょしたときのお布団の洗い方
ここからは、具体的なお布団の洗い方や、乾かし方について説明したいと思います。いくつか方法があるのですが、私が個人的にラクだと思う方法について説明してみます。
自宅で洗う場合の方法2つ
まず、自宅で丸洗いする方法についてですが、ここで2種類に分かれます。
ひとつめは、「洗濯機で洗う方法」です。
この時、子供用の布団であっても、もし真綿や羽根布団であった場合には、洗濯機は使わないほうがいいので注意してくださいね。
やり方はとても簡単で、洗剤を使わずにすすぎ洗いをするだけです。多くの洗濯機には、乾燥機能がついているかと思いますが、この乾燥機能は使わないほうがいいようです。
と言うのも、綿などでできているお布団であっても、やはり乾燥させるには、自宅洗いの場合、自然乾燥がいいからのようなのです。
理由は後述しますが、私が、以前にこの乾燥機能を使ってみたところ、なんとお布団が若干縮んでしまったのです。種類によると思いますが、こういうこともあるので、脱水だけしたら、あとは干して自然乾燥させるようにしましょう。
もう一つが、「お風呂場で洗う」方法です。
これはクリーニング店の娘さんの友人に詳しいやり方を教えてもらったことがあります。
まず、使うのは「浴槽」です。浴槽に、ぬるめのお湯を張ります。そこに、お布団をそのまま浸す、という方法です。ただし、浸すだけでは汚れが落ちにくいですよね。ですから、浴槽の中で軽くもみ洗いをします。
私はこちらの方法をよく使っていましたが、思ったよりもそこまで重労働ではなかったです。なぜかと言うと、子供用の布団は小さいからです。これが大人用のお布団だと、かなり体力を使うかもしれません。
もみ洗いをしたら、そのまま洗濯機の脱水機能で脱水して、自然乾燥させれば大丈夫です。
コインランドリーも便利
子供用の布団は小さいので、大きめのカバンに入れて、コインランドリーに持っていくことができるし、そのまま洗って乾燥まですることも可能です。
前述の友人いわく、コインランドリーの乾燥機能であれば、乾燥のパワーがとても強いため、布団が縮んでしまったりすることなく、ちゃんと乾かせるのだそうです。自宅の洗濯機の乾燥機能ではパワーが弱いために、乾くのが遅く、結果的に布団にダメージを与えるからなのだとか。
いちいち持っていくのは面倒ですが、乾燥が早いところはとても便利だと思います。何しろ、お布団は雨が降っていたら干せませんから、お天気の悪い時は特に便利ですよね。緊急用にはいい方法だと思います。
子供のおねしょは怒るとひどくなる恐れがあるので注意
子供のおねしょ自体の対策についてですが、幼児期からのおねしょは、どうしても我慢ができなかったりといったことでしてしまうので、実は怒るのは逆効果なようです。
と言うのも、小児科で相談をしたところ、おねしょというのは、大きくなってくればなってくるほど、怒られると逆にプレッシャーになってしまい、長引いたりひどくなったりする恐れがあるそうです。
だからと言って、何も言わないわけにはいきませんが、そのうちおさまると思って、怒るのはほどほどにしておいたほうが、実は解決が早いのかもしれませんね。
まとめ
子供のおねしょ問題は多くのお母さんたちが悩んでいることだと思います。ですが、お布団を子供用にしたり、シーツを工夫したり、といった対策もいろいろとできるので、あまり神経質にならずに長い目で見てあげると、いいかもしれません。
よほど精神的に問題があったりしなければ、そのうちにおねしょはしなくなることがほとんどのようですので、寝る前には必ずトイレに行かせる、夜中もしたそうだったら連れて行ってあげるなど、ちょっとした工夫で、おねしょのイライラも半減すると思いますよ。