寝ているだけだった赤ちゃんも、寝返りが始まりハイハイをして、つかまり立ちからやがてヨチヨチ歩くようになります。
大人だけで生活していれば気づかないけれど、赤ちゃん目線になればおうちの中にも危ないところはたくさんあります。目を離さないように生活していても、予測不能な赤ちゃんの行動には危険がいっぱいですね。
そこで今回はママの味方になってくれる赤ちゃん安全対策グッズをご紹介します。安全対策をしっかりとして、赤ちゃんにとっても安心できる快適な家づくりを考えましょう!
赤ちゃんの成長に合わせた安全対策を
一口に安全対策といっても、赤ちゃんの成長に合わせて気をつけるべきポイントは変わってきます。
まずは成長に伴って変化する安全対策をチェックしておきましょう。事前に危険を予測して、早め早めに対策をしておくことが大切です。
寝返りの頃
4ヶ月ごろになると寝返りが始まる赤ちゃんもいます。「まだ寝返りだけだし。。」とつい目を離していると、大人もびっくりするほど移動していたりすることもあるんですよ!
寝返りでよく起こる事故は転落事故。ソファの上など落ちやすいところに寝かせるのは避け、ベッドには柵をつけるなどの安全対策を行いましょう。
お座りの頃
6ヶ月ごろになると、お座りで遊ぶのが楽しくなります。
ねんね期には見えなかったものが視界に入るようになるのに加え、手先が器用になるので色々なものをつかむことが出来るようになります。
また、手に触れたものをなんでも口に運ぶ習性があるので誤飲に注意が必要です。赤ちゃんの手の届くところに飲み込んでしまいそうなもの、危険なものをおかないことを徹底しましょう。
ハイハイ、つかまり立ちの頃
ハイハイが始まる9ヶ月ごろは家中をもう一度再点検する必要があります。自分で移動できることが楽しい赤ちゃんは色々なものに興味津々!
転落、誤飲などに加えて、ドアや窓などに手を挟む危険性や引き出しから物を取り出してしまう可能性もでてきます。
危険なものが多いキッチンなどにはゲートを取り付けるなどして、赤ちゃんの行動範囲を制限することも必要です。
さらにつかまり立ちをし始めると頭を家具にぶつけたり、転倒したりする危険性もでてきます。家具を安全なものに変えたり、転倒しても怪我をしないジョイントマットを敷いたりと、この頃までにはおうちの安全対策を万全にしておきましょう。
安全対策グッズは簡単に手に入る!
月齢によって危険なことも変わっていくわけですが、おうちの中でも目を離せないとなると、1日中一緒にいるママはクタクタですよね?
そんなママの負担を少しでも軽くしてくれるのが、赤ちゃん安全対策グッズです。
どこで買えるのかといえば、赤ちゃん本舗のようなベビーグッズ専門店でももちろん買えますし、ネット通販でも購入可能です。
最近では100円ショップでも取り扱いがあるので、チェックしてみてください。ただし、物によっては剥がれやすかったり強度が弱かったりするものもあるので、目的と値段のバランスをみて購入するようにしましょう。
用途別!役立つ赤ちゃん安全対策グッズをご紹介
おうちの中には大人が考えつかないような赤ちゃんにとって危険な場所がたくさんあります。危険が潜むところと、その対策グッズを紹介していきます。
テレビ台、テーブルや家具などの角
家具のとがった角は少しぶつけただけでも大きなケガにつながりかねません。特にテレビ台やローテーブルは赤ちゃんの頭がぶつかりやすい高さなので、家具の角にコーナーガードをつけましょう。
<HOMYSNUG コーナークッション 12個 セット>
最もメジャーなタイプで、透明なので目立ちにくく、お部屋の雰囲気を壊しません。両面テープで簡単に貼り付けられます。
<Tigre Amore(ティグレ アモーレ) コーナークッション 角8個セット >
こちらはクッション性の高いタイプのコーナーガードです。赤ちゃんだけでなく、お年寄りのいる家庭でも使えます。
さらに直線タイプのものを買い足せば、家具の周りをグルっと囲むこともできるのでより安心です。
ドア・扉
開けてほしくない収納の扉を開けてしまったり、いたずらして手をはさんでしまったりと危険なドア。ドアにストッパーをかけるものや、手を挟んでしまわないようにするタイプのグッズがあります。
<リッチェル ドアクッション&ストッパー>
閉めたドアに手を挟むのを防止するための安全グッズです。直接ドアに取り付けて使用します。
<puyolbette ベビーガード ストッパー>
こちらは扉が開かないようにするタイプ。キッチンなどの扉タイプの収納にも使えます。
キッチン
刃物に炊飯器や洗剤と、赤ちゃんに触ってほしくないものの宝庫のキッチンは入れないようにガードするのが一番得策です。
もしキッチンの構造上ゲートをつけるのが難しい場合は、扉や引き出しなど危険なものが入っている場所を開けられないようにそれぞれにロックをつけるよう工夫しましょう。
<日本育児 ベビーゲイト>
こちらは扉付きタイプのベビーゲートです。扉の開閉が面倒な方は大人がまたげるのであれば、扉のないタイプもあります。
引き出し
触ってほしくないものがしまってあったり指を挟む危険もある引き出し。赤ちゃんの手の届くところにある引き出しは全てロックをしておくと安心ですね!
<リッチェル ベビーガード はがせる多目的ストッパー>
コンセント
赤ちゃんはなぜか穴が大好き。低い位置にコンセントがある場合は感電などの心配もあるので気をつけましょう。
<イメージママ・パパ安心 コンセントキャップ>
使っていないコンセント穴を塞いで何かを突っ込んでいたずらするのを防ぎます。
かわいいキャラクターデザインのものもありますが、逆に赤ちゃんが興味をもってしまう場合もあるので、シンプルなものを選んだほうが無難ですね。
<リッチェル ベビーガード コンセントフルカバー2連>
コンセントをすっぽり覆うタイプで、引っこ抜かれるいたずらが防止できます。
ファンヒーター・ストーブ・暖房器具
触っても火傷しにくく万が一倒れても安全なものが一番ですが、家にある暖房器具がそうでない場合は赤ちゃんが近寄れないようにガードを取り付けましょう。
<グリーンライフ ファンヒーターガード FG-SPP>
ストーブやファンヒーターを囲むタイプです。柵自体も熱くなりにくいので万が一柵に触れても安心です。
窓
意外と忘れてしまいがちな窓。開け閉めの際に手を挟む危険性があるほか、身を乗り出してしまえば転落の恐れもあります。
<World box ベビーガード>
突っ張り式のフェンスなので取り付けも簡単です。連結もできるので、窓枠のサイズに合わせて使うことができます。
まとめ
赤ちゃんは一日の大半を家で過ごすこともあり、家庭内での事故はとても多いといわれています。
こちらでも紹介したように、今の時代は赤ちゃんを危険から守るためのグッズがとても手軽に手に入るようになりました。
「それはダメ!」「これは危ない!」といちいち赤ちゃんを追いかけていてはお互いに疲れてしまうので、安全対策をきっちりとしたお部屋でのびのびと遊ばせてあげたいですね!