近は過ごしやすい気候の日も増えてきて、赤ちゃんと一緒に散歩に出掛けたりあんよができるようになった赤ちゃんにとっては、公園デビューもちょうど良い季節ですね。
お子さん達がお外で遊べるようになるのと同時に、ママさん達にとっては蚊など虫除け対策が気になってくる季節です。
虫除け対策を頑張っていても、気付くとお子さんが虫に刺されてしまっているってことあるのではないでしょうか。
赤ちゃんの虫刺されと虫刺され箇所が水ぶくれになってしまった場合の対処法をお伝えします。
赤ちゃんの虫刺されはなるべく痒みを抑えてあげることが大切
虫に刺されて一番イヤなことと言えば、何と言ってもあの痒さですよね。大人でも痒いのですから、赤ちゃんが痒がるのは当然です。
私の子供もよく汗をかく体質なので、汗に蚊が寄ってくるようで、虫除け対策をしていても虫に刺されてしまうことがあります。
大人であれば刺されてもかかない努力ができますが、赤ちゃんの場合はそうもいきません。痒ければかいてしまうと思います。であれば、その痒みを少しでも軽減させてあげたいです。
まず、赤ちゃんが虫に刺されてしまった場合、刺された箇所をすぐに水で洗い流しましょう。
虫に刺される時は外に居る場合が多いと思うので、近くに水道がなければペットボトルの飲み水などでも良いです。
例えば蚊に刺された場合には、蚊が刺した箇所には蚊の唾液が付いているので、そこを水で流せば蚊の唾液が洗い落とせます。
また、虫刺されは体温が上がると痒さが増してくるので、患部を冷やすことも痒みを抑えるためには効果的です。
虫刺されが水ぶくれになってしまった場合の対処法
虫刺され箇所をかかないように24時間見張っている訳にもいかないので、ママさんやパパさんが気をつけていてもどうしても水ぶくれができてしまうことがあります。
残念ながら虫刺されの箇所が水ぶくれになってしまったら、その場所を包帯などでガードして皮膚科や小児科を受診しましょう。
何故かというと、その水ぶくれをかいてしまった場合、水ぶくれが破けるのですが、水ぶくれの中にはばい菌が入っていて同じ手で他の箇所を触るとどんどん体に広がってしまうのです。これを「とびひ」と言います。
私の子供も去年一度とびひにかかってしまいました。私も初めての育児で水ぶくれの怖さを知らずに放っておいたので、気付いた時には腕や顔にまでとびひが広がっていて大変な思いをしました。
幸い下の子には移らなかったのですが、兄弟や姉妹がいるご家庭では、とびひは感染力が強いので更に注意が必要です。
とびひの怖さをお伝えしましたが、皮膚科や小児科に行けば状況に応じて塗り薬や飲み薬を処方してもらえるので、赤ちゃんに水ぶくれが出来てしまったら、水ぶくれをかいて破裂させてしまう前にぜひ受診してください。
蚊以外にもいろんな虫に注意!
一般的に、生活の中で刺されやすいイメージのある虫は蚊ですが、蚊以外にもいろんな虫に刺されてしまうことはあります。
もしお家の中にいる赤ちゃんが外出もしていないのに虫に刺されていたら、それはダニの可能性があるかもしれません。ダニに刺された場合の特徴は、刺された跡が二箇所あることです。
ダニの刺し方の特徴は2度刺すことなので刺された跡をよく観察してみましょう。また、ハチに刺されてしまった場合には、命にかかわる危険があることもあるので更に注意が必要です。
まとめ
外遊びができるようになると赤ちゃん連れでも行動範囲が広がり、親子で楽しめる時間が増えますが、赤ちゃんの皮膚は虫刺されに対してまだ免疫も少ない状態です。
虫除けシールやスプレーなど赤ちゃんでもできる虫除け対策をバッチリしてお外遊びを満喫してください。