腰の座っていない赤ちゃんでも座る事の出来る椅子「バンボ」はママやパパから大人気です。

本来はねんねの時期の赤ちゃんの視野を広める為、食事用といった使用方法がメインですが、実はバンボ椅子はお風呂でも使えるのです!

今回はお風呂でのバンボの使い方やメリット、デメリットなど実体験を交えてご紹介したいと思います。

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バンボ椅子ってどんな椅子なの?

バンボは南アフリカ共和国のバンボ社(Bumbo)で作られた赤ちゃん用の椅子です。ウレタン素材を使っている為、フワフワで柔らかな手触りでデリケートな赤ちゃんの体にぴったりフィットする作りになっています。

カラーも豊富でイエロー、ピンク、ブルーなどカラフルで可愛いカラーが用意されており、どれにしようか迷ってしまいます。

バンボに座らせる際、赤ちゃんの腰部分には安全ベルトがついています。ベルトを着用すれば立ち上がるなどの危険も回避する事が出来るため、ママやパパも安心して座らせておくことが出来ます。

別売りのトレイを使用すればトレイの上で赤ちゃんが自分で絵本を読んだり、離乳食をあげる時にとっても便利なんですよ!

そして最もバンボが使えると実感させられる場所がお風呂です!

赤ちゃんとのお風呂タイムは想像以上にハードです。しかし、バンボに座らせておけばママの負担も大幅に減らすことができますよ。

お風呂でのバンボの使い方、赤ちゃんの入れ方とは?

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まず、お風呂でバンボを使って赤ちゃんを入れる前に準備しておきたいのが「バンボのベルト」です。

先ほどバンボには安全ベルトがついているとご紹介しましたが、お風呂で使う際はベルトがないほうが断然使いやすいです。

ベルトがあると裸の赤ちゃんの体に食い込んでしまう事もあるので、外してあげるほうがベターです。

ベルトを外す方法は非常に簡単ですが、どうしてもバンボに傷や穴が目立ってしまいます。見た目をとるか、使いやすさ、座り心地をとるのかはパパやママの判断にお任せします。

ベルトはバンボを裏むけてみると、十字のキャップのようなものがついています。

十字部分の隙間にマイナスドライバーやハサミを差し込み、十字部分の隙間を広げていくと簡単に外す事が出来ます。キャップを外したら表を向けてベルトを引っ張るようにするとすっぽりとベルトが外せますよ。



お風呂に入っている間のバンボの使い方はいたってシンプルです。ママが洗っている間にバンボ椅子に赤ちゃんを座らせておくだけです!

バンボは赤ちゃんが一人で立ち上がりにくい構造になっています。その為、腰の座っていない赤ちゃんでしたら転落はほとんど心配いりません。

注意

ただし、成長するにつれてのけぞる体勢をとったり腕の力がついてくるとバンボから脱出する事も可能になります。長時間赤ちゃんから離れるなどは絶対にしないようにしてください。

季節が春や夏でしたら赤ちゃんを座らせておけばOKですが、問題は秋や冬の肌寒い時期です。最初に湯船に浸かったとしてもみるみる体は冷えてしまいます。

バンボに座らせた状態で壁に掛けたシャワーを滝修行の様に背中に当ててあげれば風邪をひく心配もありません。

バンボをお風呂で使う際のカビ対策は?

バンボはお風呂でも便利に使えることは分かりました。ここで多くの人が気になるのがカビ対策です。

バンボ以外にも桶や椅子、シャンプーなども気が付くとカビがぎっしり付いていた!なんて事ありませんか?

バンボはたった1つ守っていただければしっかりとしたカビ対策になります。

バンボのカビ対策、それは毎回使用した後にお風呂から出してしっかりと水分を拭き取り乾燥させる事。

これを守っていればカビで使い物にならないという事はまずありません。

もともとバンボは水に強く、非常に乾きやすい素材で出来ています。1日や2日連続でお風呂の中に入れっぱなしにしていてもすぐにカビが生えることはありませんが、それ以上の長期間放置しておくことは衛生上オススメしません。

我が家のお風呂タイムにバンボは必須アイテム!

我が家にバンボを迎えたのは赤ちゃんが生後5カ月の頃でした。最初は離乳食を食べさせるために座らせようと用意したものでした。しかし、離乳食そのものを嫌がった事もありなかなかバンボに座る機会がありませんでした。

ちょうど同じ頃、それまで家族三人で入っていたお風呂を、旦那の仕事の都合により私一人で赤ちゃんをお風呂に入れなくてはいけなくなりました。

三人で入っていた時にはどちらかが赤ちゃんを抱っこしていれば問題はありません。しかし、私一人となるとどうすればよいかが検討がつかず困っていたのです。そんな時に考えたのがバンボを使って赤ちゃんをお風呂に入れる方法でした。


最初バンボがお風呂でも使えるかドキドキしましたが、子供もお風呂に入ると不思議と緊張するらしく、おとなしくバンボに座って待っていてくれます。

機嫌が悪いときはおもちゃを持たせたり桶に水を汲んで近くに置いてあげると水遊びをしたり楽しげに待っていてくれます。

髪、体、洗顔、ササッと洗えば10分もかかりませんよね?

この間バンボに座っていてくれるのは本当にありがたいものです。たまに我が子は座ったまま寝ていたりするので座り心地も良いのかもしれません。

ほぼ毎日バンボを使って赤ちゃんをお風呂に入れていますが、これまでヒヤッとしたことや危ないと感じたことは一度もありません。

短時間でも目を離さないという事に注意していれば、便利アイテム以外なにものでもありません。

バンボのメリット・デメリットは?

バンボのメリット

バンボのメリットは既にいくつかご紹介しましたが、とにかくシンプルで使い方が簡単!

面倒な掃除の必要もありませんし怪我の心配も少ないです。一度便利さを知ってしまうとバンボなしでお風呂に入るなんてあり得ない!なんてことになるかもしれません。

バンボのデメリット

その反面デメリットもあります。もともと食事用として購入した場合、お風呂で使って食事用としても使ってとなると衛生面でどうしても気になる人もいるはずです。

これは当然の事であり、お風呂は雑菌が付きやすい場所でもあります。お風呂をメインで使いたいという人は食事用の椅子を別で準備するなど検討する必要があるかもしれません。

体型によって使用期間が異なる

もう一つは赤ちゃんの体型によって使用期間が大幅に異なるという事です。

我が子は産まれたころからスリムボディでバンボに座っても隙間が目立っていました。現在一歳をすぎましたが、まだまだ余裕がありこれからも使い続けようと思っています。

赤ちゃんの中でもムチムチボディの子はどうしても窮屈感を感じ嫌がる子もいます。当然体を圧迫している状態でバンボを使う事は危険ですのですぐに中止してくださいね。

我が子のように一歳すぎても使える子いれば、ほんの数カ月で座れなくなる子がいます。バンボは決して安いものではありませんので赤ちゃんの体型をみて検討する必要があります。

まとめ

バンボのお風呂での使い方をご紹介しましたが、便利さをお伝えする事は出来ていましたでしょうか?

赤ちゃんとのお風呂タイムに苦労しているママやパパ。もしもバンボをお持ちでしたら騙されたと思って一度お風呂で使ってみてください!

きっとバンボの便利さに感動する事間違いなしですよ!そしてこれからお風呂チェアを買おうか迷っている時にも是非バンボをオススメします。

じっくり検討してみてくださいね!