数ある育児グッズの中でも使う・使わないがはっきり分かれる授乳クッションです。

授乳クッションとは、ドーナツ型、三日月型などがあり授乳中にママのお腹につけて、赤ちゃんをサポートしてくれる育児グッズです。

なくても大丈夫だけど、あったら便利といわれる授乳クッション。今、「買おうかな」と悩んでいるママは、使っている人の感想が気になりますよね。

実は、私は妊娠期から授乳クッションにお世話になっています。実際、妊娠期からどんなふうに、そしていつまで使っていたのか体験談をまとめました。

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妊娠期から使える授乳クッション

妊娠後期に授乳クッション購入

妊娠中に読んでいた妊婦向け雑誌で発見した、授乳クッション。それは、ロングクッションタイプで長細く、また、U字型に曲げて使えるタイプのものでした。

妊娠後期に入り、お腹が重くなったのと少しトラブルがあり医師から安静指示がでました。寝ている時間が多かったので、少しでも楽に妊娠期が過ごせるなら、そして赤ちゃんが産まれても使えるならと購入しました。

お腹が重たくて仰向け寝は無理だったので横向きに寝るのですが、時間が経つと下側のお腹が重くて痛くなります。寝返りを打とうと思っても、一苦労。ふぅふぅ言いながら寝返りをうっても、また数十分後には辛くなるの繰り返しでした。

購入してすぐ、お腹の下に敷いたり、両足の間に挟んだりするなど実際に使ってみると、身体が楽に感じました。お腹が痛くなりにくい、寝返りが打ちやすいので毎日使っていました。さらに、妊娠後期にはお尻が痛くなっていたのですが、座るときにU字型にしてお尻の下に敷くと楽に座れました。

産後の頻回授乳に大助かり

産院では、病院のドーナツ型の授乳クッションを利用しました。ドーナツ型は身体にフィットして使いやすかったです。厚みもしっかりあり、しっかり赤ちゃんをクッションの上に乗せることができました。

自宅では、妊娠期に購入したロングタイプのクッションをU字型にして使用。授乳クッションが赤ちゃんを持ち上げ、支えてくれるので、腰、背中、そして手にかかる負担が減り、とくに痛めることもなく数時間おきの授乳期を終えることができました。

生後3ヶ月前後まで使っていました。最後の方はさすがにクッションの厚みが減ってきたので、クッションと膝の間にざぶとんをはさみ、使いました。

寝かしつけにも一役買う

抱っこで寝た赤ちゃんをベッドに下ろすと、とたんに起きて泣いてしまう背中スイッチ。我が家の赤ちゃんは背中スイッチはありませんでしたが、授乳クッションを背中スイッチがある赤ちゃんに使うママもいるようです。

ママのお腹にいた頃のように、背中を丸めて寝られるので、起きることがないとか。寝返り前の赤ちゃんに使う場合、窒息の心配があるので必ず、ママが見ている状態で使ったほうがよさそうですね。

授乳クッションを選ぶポイント

ドーナツ型か、三日月型か

両方とも使った経験から、とにかく授乳を楽にしたいママはドーナツ型、妊娠期、産後以降も使いたいなら三日月型・ロングクッション型がオススメです。

ドーナツ型はお腹につけるだけなので、とにかく手軽で身体にフィットしやすいです。三日月型は、妊娠中、産後はもちろん、それ以降もクッションとして長く使えますが、肝心の授乳時に装着するのにひと手間かかるのが難点です。

クッションの堅さ

授乳時にママが猫背にならないためにも、厚み、堅さがある授乳クッションを選びましょう。

柔らかいクッションだと赤ちゃんが窒息する危険がありますし、中のクッションがすぐにへたってしまいます。厚みや堅さがある程度あるクッションはお値段もそれなりにかかりますが、それだけの機能、価値はあります。

カバーが洗えるか

授乳時に使うクッションなので、母乳で濡れたり、赤ちゃんのよだれがついたりします。なので、カバーが取り外せて丸洗いができるタイプがベストチョイスです。

また、赤ちゃんの肌、ママの肌に触れるクッションなので肌触りの良い、また肌への負担が少ない生地を選ぶと長く使えます。

洗えないタイプの場合、使うときにタオルを一枚かぶせるなどしてなるべく清潔に使うのをオススメします。

授乳クッション、いつまで使う?

新生児期が終わっても授乳に必要だった

赤ちゃんも成長し、生後4ヶ月ほどで授乳クッションは必要なくなりました。正確に言うと、母乳をあげているときは必要ありませんでした。ただ、粉ミルクもあげていたので、そのときに使っていました。

U字型にし、真ん中に赤ちゃんを寝かせて哺乳瓶をあげていました。母乳の時は抱っこだったので、ミルクの時は少し楽をしたいなと思い授乳クッションを活用したのです。そのうち、哺乳瓶を自分で持つようになったので、赤ちゃんの成長に驚きました。もちろん、ミルクの時は、私も側で見守っています。

現在は、枕として使う

購入から2年が過ぎた授乳クッション。購入時には厚みのあるクッションでしたが、今は半分ほどの厚みになっています。リビングにおいて、枕に使っています。

大人が使うときは半分に折って、赤ちゃんが使うときはそのままです。カバーが洗えるタイプなのでここまで長く使えていると思います。

しっかりしたタイプを購入したので値段も安くはありませんでしたが、結果長く使えているので良い買い物をしたと思います。

まとめ

授乳クッション体験記、いかがでしたか。揃えなくても座布団、枕、バスタオルで代用することもできますが、あれば育児が楽になること間違いなし。気になったら、ぜひチェックしてみてください。