生後3ヶ月頃になるとママの疲れもピークに達しますよね。慣れない育児もコツをつかみ始め、緊張が緩みママが体調を崩すのもこの頃が多いそうです。

育児の中でも授乳はかなりの体力を使いますよね。生後3ヶ月頃には授乳の間隔が空いてくるといいますが、実際はどうなのでしょうか。

今回は生後3ヶ月頃の授乳の間隔や回数についてお話ししたいと思います。

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生後3ヶ月の赤ちゃん

足を上げる赤ちゃん

生後3ヶ月になると新生児期に比べ、だいぶしっかりしてきますね。早い子では首が座りはじめます。

身長も60~70センチ位へと成長し、ぶかぶかだったお洋服がちょうどよくなっていたり。ママの気持ちにも余裕がでてきて、赤ちゃんの成長を実感できる頃なのではないでしょうか。

赤ちゃんは個人差が大きく、体格も出来るようになることもみんなバラバラです。極端に成長が遅いと感じない限り、赤ちゃんのペースに合わせて成長を見守っていきましょう。

心配なことがあるときは、助産師や保健師、病院で相談してみましょう。

生後3ヶ月の授乳間隔や回数、混合から完全母乳への移行

見つめる赤ちゃん

では、生後3ヶ月の授乳間隔や回数について、そして混合から完全母乳に移行、そこで注意しておく体重の変化についてみていきましょう。

間隔や回数は?

生後3ヶ月頃になると赤ちゃんも一度にたくさん飲めるようになってきます。満腹中枢もできてきたり、赤ちゃんとママの間に授乳のペースができ始めます。

授乳間隔は3~4時間に定まってくるとされています。とすると、1日に6~8回くらいになります。左右10分ずつくらいが目安とされています。

しかし、授乳にも赤ちゃんの個人差があります。一度にたくさん飲める赤ちゃんもいれば、少量を何回も欲しがる赤ちゃんもいます。

発達の遅れなどではないので1日に授乳の回数が10回を超えるようでも心配せず、赤ちゃんのペースに合わせてあげましょう。

混合から完全母乳へ

生後3ヶ月頃になると完全母乳に移行していきたいと思うママも多いのではないでしょうか。

赤ちゃんは授乳に慣れてきて、吸う力も強くなってきます。またママの母乳の出もよくなってくるので、完全母乳に移行したいママこの時期から徐々に始めましょう。

ここで注意したいのは体重の増加です。体重が増加していることを確認しながら、ミルクの回数を徐々に減らしていきましょう。

無理に進めず、これも赤ちゃんのペースに合わせましょう。急に進めると、乳頭混乱を起こして、おっぱいを拒否してしまう赤ちゃんもいます。焦らずに進めていきましょう。

体重の変化をよく観察しよう

授乳の間隔があくようになり、授乳回数が減ることで心配なのが体重の変化です。

それまで順調に体重が増えていたのにもかかわらず、体重が減ってしまったり、思うように増えなくなった時は授乳の間隔を見直してみてください。

もちろん新生児期より体重の増加は落ち着いて緩やかになっていきます。しかし、しっかり飲めていれば少しずつでも増加していきます。

お腹が減ってもぐずらない子であるとなかなか気付けないかもしれませんが、体重が増えないというのは、母乳がたりていないということです。逆に授乳回数が少なくても、体重が増えていれば母乳が足りているということです。

また、おしっこやウンチの回数もチェックしてみてください。母乳が足りていない時は極端に回数が減ります。脱水なども怖いのでしっかりとチェックしてあげてくださいね。

ママの母乳量

ママの母乳量は夕方にむけて減っていくと言われています。そのため日中は足りていても、夕方は足りていないこともあると思います。

夜頻繁に起きてしまう子は、もしかしたら夕方から母乳が足りていないのかもしれません。夕方から頻回にするなど工夫してみると夜ぐっすり寝てくれるかもしれません。

母乳をよく出るようにするには、食事をしっかりとり、水分補給をしっかりするようにしましょう。授乳する前にコップ一杯の水分を摂ることをオススメします。

また横になるだけでもおっぱいは張ってくるそうです。体力回復のためにも時間が出来た時は横になるといいでしょう。

相変わらず頻回の授乳に悩んだ私

赤ちゃん靴

私の息子は生後6ヶ月になり離乳食が始まった今でも毎日10回以上授乳をしています。

生まれた時から完全母乳だったのですが、とにかくおっぱいが大好きです。出かけ先では授乳間隔があくし、夜もぐっすり寝てくれるのですが、お家で遊んでいると1時間おきくらいにおっぱいを欲しがります。


息子が3ヶ月頃、やはり私も体力の限界に達していました。間隔があいてくると聞いていたのに全くあかない授乳間隔。母乳量が足りていないのかと思いましたが、十分なほどに出ていました。

おっぱいを欲しがるたびに、「まただ、まただ」と悩むようになりました。そんな時お世話になっている助産師さんに相談する機会がありました。

その時印象に残ったのが「授乳してあげたくても、できなくなる日がくる。」ということでした。

息子もいつかは卒乳する日がやってきます。その時にもっと授乳したいと思っても出来ないのです。

今は次から次へとくる授乳に疲れ果て、思うように家事が進まず大変かもしれません。でも授乳出来るのはほんの何年かだけなのだ、と思うと1回1回の授乳が楽しみに変わりました。


6ヶ月になった現在では、あまりにも間隔があかない時はお茶などをあげるようになりましたが、嫌がったら授乳するようにしています。

特に夏は思っている以上に喉が渇いているものです。お腹がすいているだけでなく喉が渇いていることもあると思うので気をつけてあげてくださいね。

授乳はママと赤ちゃんの最高のスキンシップの時間だと思います。その時間を大切に過ごしてもらいたいと思います。

あっという間に成長していく赤ちゃん。今は大変かもしれませんが、思い出した時素敵な思い出になっているように少しでも楽しい時間として過ごせるよう頑張っていきましょう。