今まで便秘以外は超健康的で、体力にも自信があり、何の問題もなく産めると思っていた私がまさかの切迫早産になってしまったわけですが、自分の妊娠中の生活を振り返ってみると原因として考えられることがたくさんあったな、と思います。

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切迫早産になりやすい体質や体格

こればかりはどうしようもないことなのですが、私は医師から「子宮頚管が短くなっていたのは体質によるものもあるので2人目も必ず切迫早産になります。」と太鼓判を押されてしまいました。

体格は身長が高く痩せ形(よく主人にマッチ棒のようだと言われます)なのですが、このような体格の人は切迫早産になりやすいとも言われました。

しかし、私の場合は自宅安静や入院生活中に安静にしていたことや張り止めの薬を投与することでなんとか正期産である妊娠37週まで持ちこたえられたので、妊娠中の生活態度を改めればそこまでひどくならなかったかもしれません。

仕事や職場環境

私の仕事は、事務といってもずっとデスクに座っているような事務ではなく、受付をしたり、配布物を社内に配ったり、お茶出しをしたりと割と動き回る仕事をしていました。

つわりもあまりひどくなかったので、妊娠前とさほど変わらない仕事量をこなしていたと思います。

服装

社外の方と会う機会が多いこともあり、原則スーツ着用を義務付けられていました。

これは妊娠してからも変わらなかったので、ローヒールのパンプスに妊婦用のストッキングやタイツ、ウエストゴムのスカートやワンピースにジャケットを羽織り仕事をしていました。

さほどお腹が出なかったこともあり、自宅安静になるまでこのような格好をしていましたが決して楽ではない服装ですし、結構お腹を締め付けていたのかもしれません。

冷え

空調がダイレクトにあたる場所にデスクがあったことで、常に寒く夏でもひざ掛けを利用していました。しかし、上記のような服装だったため特に下半身が温まるようなものを着用することができず、足元が冷え切っていました。

ストレス

実は妊娠する3ヶ月前に職場異動をしたばかりでした。これまでは自分の専門分野で仕事をしてきて、いきなり全く別の分野の職場に異動になったのでかなりのストレスでした。

異動する前に比べると残業も少なく、体的な負担は軽減されていたのですが、なぜか家に帰るたびにくたくたでした。

通勤

自宅から会社までの通勤手段は、自転車で駅まで行き電車に乗って通勤していました。

電車に乗っている時間は10分もかからない程度なのであまり苦痛に思わなかったのですが、駅に行くまでの自転車は自宅安静になるまで(妊娠6ヶ月まで)乗り続けていました。

自宅から駅までは徒歩で30分かかってしまうので、30分歩くよりはいいだろうと思って乗っていましたが自転車の振動はお腹の赤ちゃんにあまりよくないそうで、これも原因の一つだったのだと思っています。

便秘による下剤使用

私の中では切迫早産の一番の原因だと思っています。理由は妊娠期間中に私が一番辛かったことだからです。

安静にすることよりも、張り止めの点滴で苦しんだことよりも何よりも下剤が一番きつかった思い出です。私が使用していた下剤のタイプは2種類です。

ラキソベロン

目薬のようで自分で量を決められる妊婦でも使用可能な下剤です。この下剤は腸を刺激して便を押し出すタイプのもので、腹痛が起きにくい薬だそうですが私は毎回腹痛を伴っていました。

原因は私の便が固かったことで、いくら腸が動いても便が動いてくれずに腹痛になっていたようです。

しかしこの下剤がないと自力で排便できなくなっていたので、出産する3日前までずっと使用していました。かなり、子宮に負担をかけていたに違いありません。

酸化マグネシウム

粉又は錠剤で飲む妊婦でも使用可能な下剤です。この下剤は便の水分量を増やして柔らかくし、排便をスムーズにするタイプのものなので、ゴロゴロとするものの腹痛が起こることが滅多にありません。

ラキソベロンだけでは排便できなくなってきたので腹痛を緩和させるために併用していました。さらに、ラキソベロンで胃が痛くなってしまうので粉の酸化マグネシウムに胃薬を混ぜてもらい飲んでいました。

この下剤によってお腹が痛くなったらすぐに排便できるようになったのでよかったのですが、回数が増えてしまったので結局子宮に負担をかけることになってしまいました。

階段

これは果たして原因と呼べるのかわかりませんが、我が家は4階建てマンションの最上階にあります。しかしエレベーターがありません。仕事をしていた頃は毎日4階までを階段で往復していました。

妊婦の足で毎日この階段を往復することを考えると多少は負担になっていたのかもしれません。妊娠中トータル8㎏太ったのですが、今現在8㎏の我が子を抱いて上る階段を地獄だと思っていますから。

まとめ

私の場合、切迫早産の原因は体質によるもの(便秘も体質)が大きかったと思いますが、それでももっとこうしていればよかった、あれはやるべきではなかったと後悔することがたくさんあります。

でもやっぱりそれにはママが気を付けるだけでは出来ないことも多く、パパの手助けも必要です。それが夫婦2人で子供を育てるということなのだと思います。