妊娠すれば当然産まれるでしょうと思い、特に気を付けることなく妊婦生活を送っていたことに罰が当たってしまったわけですが、切迫早産の原因が体質にあったとしても、ある程度気を付けていたら多少は予防できたのではないかと今となっては思います。

そこで私が思う予防方法についてご紹介します。

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便秘解消

妊娠前から便秘症だった人は、ほぼ100%の確率で妊娠すると便秘が悪化します。妊娠すると下痢になる人もいるようですが、始めのうちは大丈夫でもお腹が大きくなるにつれて腸が圧迫され、徐々に便秘になります。

私も妊娠初期~中期までは下剤を利用してまとまった便が出ていましたが、妊娠後期になると下剤を利用しても細い便しかでなくなっていました。妊娠に関わらず、便秘は万病のもとですので日頃から意識して自分に合った解消方法を見つけておくと良いと思います。

毎日ヤクルトを飲む

出産後から便秘解消を目指して、良いとわれるヤクルトを毎朝1本飲むようにしたところ産後1年半が経ちますが1度もひどい便秘に見舞われることもなく生活できています。

妊娠前はヨーグルトやバナナ等、便秘に良いとされている食べ物や飲み物をいろいろ試したのに効果がなかったのですが、出産を機に体質が変化したのか、そもそもヤクルトが私の体に合っていたのかはわかりませんが効果抜群です。

規則正しい生活

産後、夜中の頻繁な授乳期が終わり、夜まとまった時間眠れるようになると必然と早寝早起きになり便秘が解消されました。特に寝る時間が以前よりかなり早くなったので、睡眠時間が影響しているのかもしれません。

骨盤ベルト

私は妊娠初期からずっと腹帯(といってもサポート機能のないただの腹巻)をしていましたが、やはり大きくなっていくお腹を支える力が弱かったこともあって赤ちゃんが降りてきてしまったのではないかと思っています。

切迫早産と診断され、自宅安静を言い渡されたときに看護師さんの勧めでトコちゃんベルトを購入したのですが、腰骨が痛くて装着したまま横になれなかったのを理由にあまり使っていませんでした。

動けるうちは堅めでホールド感があるベルトを使用し、就寝時や寝たきりになってしまったら柔らかめで締め付けが緩めの腹帯を使用してサポートしてあげることをお勧めします。

なるべく安静に

これが一番難しいのですが、結局のところ私は仕事を続けていたために毎日会社で動き回り、自転車に乗って駅まで行き、家に入るために階段を往復していたわけで、これがなかったらここまでの運動量にはなっていなかったと思うし、お腹が張る回数を減らせていたと後悔しています。

しかし、お金に関しては後の体験記にも記述していますが頑張って働いていたことでかなり助かった面もあるので仕事がダメだとまでは言いませんが、妊婦は妊婦なりにできる仕事を精一杯やればいいのだと思います。

周りの理解を得ることが難しい職場もあると思いますが、自分のかわいい我が子に会うためにママは強くならなければなりませんよ。

手術による子宮頚管の維持

早い段階で子宮頚管が短くなっている場合や始めから体質だとわかっている人は、子宮頚管を縛る手術を行うことで切迫早産を未然に防ぐ方法があります。

マクドナルド手術

子宮口を糸で巾着のように絞る方法ですが、この手術法は手術時間が短く、すぐに抜糸することができるのが特徴なので、緊急時にこの方法で手術される場合が多いようです。

シロッカー手術

子宮口を糸で縛る方法なのはマクドナルド手術と同じですが、こちらの手術法は膣壁を切開して糸をかけて縛ります。そのため、マクドナルド手術よりも手術時間がかかりますが効果が高く持続性もあります。

2人目以降について

私の場合は、医師から確実に2人目も切迫早産になるので、1人目の手が掛からないようになるか保育園を確保してからにしたほうがよいと言われています。

事情があって育休復帰せずに退職してしまったので3歳未満で保育園に入れることが大変難しく、2人目は少し時間を空けるつもりでいますが、やはり妊婦の状態で1人目の面倒を見ているとどうしても抱っこしなければならない場面や、外出しなければならなかったりすることも多く、安静にすることができないので早産になるママが多いのが現状です。

少しでも切迫早産にならないようにするためには、2人目以降は計画的にした方がよさそうです。

まとめ

医師からの予防方法は「絶対安静」の一言でしたが、実際に切迫早産を体験した私が思いつく予防方法を書き出してみました。

私は体質だと言われてしまった以上、2人目以降は便秘にならないように気を付けることと、早い段階で診察してもらい手術を受けること、引っ越しの3つを予防方法として検討しています。

こういった予防方法も妊娠や切迫早産について勉強したからこそ思いつくものなので、順調にマタニティーライフを送っているママもいつ想定外のことが起こってもいいように覚えておくと良いと思います。