子供がある程度大きくなってくる小学生くらいから、浮上してくるのが「ゲーム」の問題ですよね。

周りのお友達もみんな持っていたら、買ってあげないのは可哀想な気もしてしまいますが、では、そんなゲームって、メリットはあるのか?

また、デメリットや、時間制限を設けるべきなのかについてまとめました。

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今どきの小学生ってみんなゲームをやっているの?ゲームの種類について

子供にゲームを買い与えるときは、大体、子供が欲しい、と言うものを買い与えると思いますが、では今どきの小学生のゲーム事情について見てみましょう。

こんなにたくさんある、ゲームの種類

小学生が主にはまるゲームの種類を一覧にするとこうなります。

  • 任天堂DS、3DS、DSライト など任天堂DS系
  • Wii、WiiU、などWiiを使ったテレビゲーム系
  • プレイステーション3~4、プレイステーションポータブルなどを使ったテレビゲーム系
  • たまごっちなどミニゲーム


これらのうち、低学年~高学年までで流行るものの種類を分けてみるとこうなります。

  • 小学校低学年: 任天堂DS、3DS、たまごっちなど
  • 中学年(3~4年生): 任天堂3DS、プレイステーション3~4、Wii
  • 高学年(4~6年生): 任天堂3DS、プレイステーション3~4、パソコン


おおまかな基準ですが、低学年のうちはみんなが持っているDS、そして、中学年になるとDSや3DSに加わって、プレステ3や4などのテレビゲームにはまる子が多くなってきます。

そして、高学年では、特に6年生くらいになると、もうDSなどの時代は終わりを迎え、プレステなどのオンラインゲームや、早い子ではパソコンのオンラインにはまる子も出てきます。

また、高学年ではスマホを買ってもらう子も多く、そうなるともうすっかりスマホにはまってしまうようです。

ちなみにわが家の場合は、小学校3年生くらいから、DS離れが始まり、高学年になると、DSを持って行くのは友達と遊ぶときだけ、そして家で主にやるのはプレステ4という状態になりました。息子なのですが、男の子は特にこういった傾向が強いようですね。

そんなにみんなゲームをやっているの?

家庭によっては、ゲーム自体を禁止しているお宅もたまにはあるので、みんながみんなやっている、ということはまずないと思いますが、大体のお子さんが、初めは、「みんなDS持ってるから買って」というように、早い子だと幼稚園生の頃からDSを持っている子もいます。

わたしの子供や、周りのお子さんを見ていても、DSを持っていない、というお宅はほとんどお目にかかったことがなく、お兄ちゃんやお姉ちゃんがDSをやっていればおのずと小さいうちからやり出すので、子供とDSは、もはや切っても切れない関係かもしれませんね。

ゲームを買い与えることのメリットとデメリットについて

ゲームのメリット・デメリット

子供のゲームというと、なんだかデメリットばかりを思いつきますよね。

確かに、デメリットのほうが多いのが事実です。「ゲーム脳」という言葉もあるように、ゲームばかりはよくありませんよね。

では、メリットとデメリットについてもう少し詳しく見ていきましょう。

ゲームのメリット

幼稚園から、小学校に上がるくらいになると、初めての学校生活で、一番気になるのが、お友達ができるのかな、というところではないでしょうか。

そういう場面で一役買うのが、「ゲーム」という共通点のようで、低学年の場合は男の子も女の子も関係なく、遊ぶ約束をするときに〇〇(ゲームソフトの名前)持ってきてね、や、〇〇貸してね、といったやり取りが多いようです。

実際にわたしの息子も、家でお友達と遊ぶときには自分もDSを用意していて、お友達も自分のDSを持ってきて、お互いに自分の持っていないソフトで遊ぶ、といった光景をよく見ました。

もちろん外遊びもするのですが、お互いの家を行き来するときには、まるで大人で言うところのスマホのように持ち歩いていましたから、ないと、お友達との会話についていけないなどの不安があったのかもしれません。

そういった意味で、ゲームのメリットは、「お友達との共通の話題ができる」という部分のようです。

ゲームのデメリット

ゲーム機があれば、ゲームはとても気軽にできてしまいますよね。大人でもスマホのゲームアプリにはまる人がいるように、子供も、手元にあれば、ついやってしまいがちのようです。

これは近所の低学年の男の子の話なのですが、彼は同じ登校班の子で、毎朝集合場所に、時間ぎりぎりになって走ってくるのです。

そこで、みんなは、いつも寝坊してるのかな、と思っていたのですが、お母さんから衝撃な事実が語られました。

なんとその子は、登校時間ぎりぎりまで、DSで「すれちがい通信」を使って遊んでいると言うのです。お母さんもほとほと困っていました。

ですが、よく考えると、そんな時間によく、「すれちがい通信」の相手がいると思いますよね?

それほど、朝からゲームをやっている子供が多いということになります。

そして、時間を守らないこと、これが一番のデメリットのようで、子供は一度ゲームをやり出すと止まりません。宿題もやらずにゲーム・・・ということがわが家でもよくあり、そのたびに注意していました。

ゲームのデメリットは

  • 子供が大好きなDSには通信機能がついている
  • ゲームをしすぎて時間を守らなくなる

といったことが、子供にゲームを持たせることのデメリットになるようですね。

時間制限は絶対に必要!

子供にゲームを買い与えたら、まずは必ず時間を守るルールを作るべきだと思います。

と言うのも、わが家では、初めからそういった、「時間ルール」を明確に作らなかったために、本当にしょっちゅう、口論になっていたのです。とても無駄な時間だったと思います。

そこで、まず決めるべきなのが、「やることを必ずやってからゲームはするもの」という鉄の掟を作ることです。

ゲームはやることを絶対にやってから!

いくらまだ子供と言えども、そろそろ自分でやえらなければいけないことがたくさん出てきますよね。

手洗いうがい、宿題、そして翌日の学校の準備、などなど、これらのことは必要最低限やらなければならない子供の生活の「ルール」です。

ところが、一度ゲームにはまってしまうと、口では「わかってる」「あとでやる」と言いながら、結局ずるずる・・・といったことが多いのです。

知り合いのおうちでは、子供のゲームのはまり具合があまりにも酷く、宿題すらまともにやらない状態になったために、一時期ゲーム禁止にしたそうです。当然ですよね。

やることを必ずやってからじゃなければゲームはできない、という絶対のルールを初めに作ることは、とても重要です。

じゃないと、あとで子供とバトルになりかねませんからね。

ゲームはあくまでゲーム

子供は何事においてもはまりすぎになりがちですが、特にゲームにはまりすぎると、まるで世界がゲーム中心のような生活になってしまう子もいます。

先ほどの「時間ルール」を作っても、じゃあ、これをやればゲームをやっていいんだよね、といった感じで、あなたはどれだけゲームがやりたいのだ、と思わず言いたくなってしまうような状態になることもあります。

これはよくないですよね。ですから、「ゲームというものはあくまでもゲームであって、暇なときに楽しむだけのもの」という認識を親が植え付けることが大事だな、と思います。

親が忙しいときに、子供がゲームにはまっていてくれたら、ラクなのですが、その状態は親が自ら危険な状態へと導いているようなものなので、注意したいところです。

まとめ

今の時代は、どんなに心配になっても、どうしても子供とゲームは切っても切れない関係性があるようです。

もしもゲームを買い与えるのなら、必ず決まり事は守ること、特に時間制限を作ること、そして、はまりすぎてはいないかどうか、常にチェックしておくといったことが必要になってきます。

DSなどのゲームに夢中になるのは子供時代だけとは言え、貴重な子供時代ですから、子供らしくあってもらいたいですね。