蒸れる季節や汗ばむ季節が近づくと「子供の足のニオイが気になる」というママいませんか?帰宅すると、途端に玄関に悪臭が…なんてことも。
私も子供の足のニオイで、悩んだことがありました。そして、今では「5つのニオイ対策」を取り入れています。
そこで、子供の足はなぜ臭いのか?また、自宅でできる「5つのニオイ対策」も合わせてご紹介したいと思います。
なぜ足が臭いの?
新陳代謝
子供はとても新陳代謝が活発です。そして、子供の体は小さいのに、汗を分泌する汗腺の数は大人と同じだけあるそうです。
さらに子供はよく動き回ります。体温は大人より高く、汗をかく条件が勢ぞろいなのです。
多少臭くなるのも、仕方がなさそうですよね。
老廃物
汗で蒸れてしまうことによって、汗や皮脂を栄養とする雑菌がどんどん繁殖していきます。この雑菌が繁殖して、老廃物を出すとニオイの原因になるようです。
老廃物が腐敗したり、発酵したりするので臭いのです。納豆のような、チーズのような、何とも言えないニオイがこれですね。
つまり、雑菌の数が多いとニオイも増すという仕組みになっています。
自宅でできる「5つのニオイ対策」
足を清潔にする
まずは、足をしっかり洗うことが大切です。指と指の間まで洗うように心がけましょう。殺菌&消臭作用のあるミョウバン石鹸や柿渋石鹸がとってもおススメです。あまりにも臭うときは、帰宅後に洗ってもらうのが理想です。
靴下を履く
素足で靴を履くと湿度が増して、細菌を増やす絶好のチャンスを与えてしまいます。なるべく清潔な靴下を履いて、汗を吸い取ってもらいましょう。靴下を履くだけでもだいぶ違います。
靴は2~3足でローテーションを組む
長い間、同じ靴を履き続けることによって雑菌が繁殖します。靴の中は高温多湿になり、まさに雑菌達が大喜び。
気になるニオイがさらに強くなってしまいます。そして、同じ靴をまた履くなんてことをしたら、まさに悪循環ですよね。
毎日同じ靴を履くことは、なるべく控えましょう。なるべくローテーションさせ、その間に雑菌だらけの靴を洗いましょう。
私的には、消臭スプレーを活用し、天日干しすることをおススメします。
お子さんによっては、お気に入りの同じ靴を履きたがる子もいるかと思います。うちは、雑菌の説明をしてあげることで、少しずつ理解が深まってきています。
ちなみに「靴の中には何億個というばい菌が、うじょうじょ住んでいるんだよ」などと、数字を出してあげると納得できることが多いようです。
最近は、メッシュ加工で通気性のいいスニーカーがたくさん出ています。そういった素材の靴を選んで、対策するのもいいと思います。
爪は短く切る
爪の間には、皮脂や垢が溜まりやすく、ニオイの原因になります。子供がだんだん成長するにつれて、爪のケアは子供自身でやることが多いかもしれません。たまには、ママがチェックしてあげるのも子供は喜ぶかと思います。
ミョウバン水&ミョウバンスプレー
お子さんには、できるだけ安心なもので対策したいというのが、親心ですよね。そこで、どこでも簡単に手に入る「ミョウバン」がオススメです。
現在では、多くのデオドラント製品で使用されいて注目を浴びています。我が家でも大活躍しているミョウバンです。作り方は、後ほど説明しますね。
ミョウバン水の作り方
そもそもミョウバンとは?
日本では、煮物の煮崩れ防止や、色落ち防止として活躍している食品添加物のことです。古代ローマ時代から、制汗剤として使用されてきたという長い歴史もあるようです。
ミョウバン水には、殺菌作用・制汗作用・収れん作用・アンモニア臭を中和する作用があります。その他、ニキビ・アトピー水虫・アンチエイジングにも効果的だと言われています。ニオイを消臭してくれるほか、幅広く使えるのでとても便利です。
ミョウバン水を作るために準備するもの
ポイント
- ミョウバン50g
- 空のペットボトル
- 水1.5L
- 漏斗、もしくは計量カップ
ミョウバン水の作り方
ポイント
作り方はとても簡単です。
- まず、スーパーやドラッグストアでミョウバンを手に入れます。
だいたいですが、80g・100円程度です。お漬物や塩などのコーナーに並んでいることが多いと思います。 - ミョウバン50gに、漏斗か軽量カップで、1.5Lの水道水を混ぜ合わせます。よく振ったら、ペットボトルを暗所に保管してください。
- 気が付いた時でいいので、ミョウバンが溶けるように振ってください。だいたい、2、3日で透明色になりミョウバン水の出来上がりです。
1ヵ月が保存目安で、また新しいものに作り替えてください。
子供のためを思って、ミネラルウォーターで作りますと、塩素が入っていないために腐敗が早くなります。作る場合は、水道水がオススメです。
スプレーとして使う場合は、お肌トラブルの心配を避けるために、原液を5~10倍に薄めてから使ってみてください。ちなみに、容器は100円均一で手に入ります。
皮膚の柔らかいところで、パッチテストしてみるのもいいかもしれません。お子さんのお肌トラブルが心配なママは、まず薄めからのスタートでもいいと思います。
我が家では、ミョウバン生活を始めてから2年経ちました。毎日のように、ミョウバン水をお風呂に混ぜたり、洗濯水にも混ぜたりしています。
お風呂や洗濯水に混ぜる場合は、だいたい50㏄程度で、おたま1杯を目安にしてみてください。子供の殺菌効果を期待しつつ、自分もアンチエイジングしているつもりになっています。
ミョウバンスプレーは、大人の靴から子供の靴、臭いゴミや犬のおしっこにも使っています。いすれにせよ、とても幅広く使えて、安くて消臭効果も抜群です。
それから、誤飲を防ぐためにペットボトル表面に「ミョウバン水」と記入しておくことも忘れないでください!
まとめ
子供がある程度大きくなってくると、友達にニオイを指摘され、傷つくことがあるかもしれません。デリケートな悩みだからこそ、親にも誰にも相談できなかったり…。
それこそ本人が一番辛いですよね。子供が成長するとともに、快適に生活できるよう、レールを敷いてあげるのが親の役目でもあります。
小さな頃から「清潔にするということ」また「ニオイ対策をするということ」を習慣づけてあげることが大切だと思います。ぜひ、ご紹介した「5つのニオイ対策」を実践し、嫌なニオイを撃退してください!