ママの強い味方である抱っこ紐。移動中や家事の間だけではなく、寝かしつけにも助けられているママは多いのではないでしょうか。

抱っこ紐だとぐっすり寝てくれるのに、布団におろすと起きてしまうなんてこともよくありますよね。

だんだんと重くなる赤ちゃんに、いつまで抱っこでの寝かしつけが続くのか?そして抱っこ紐での寝かしつけは癖になってしまうのか?この記事では私の経験をもとに紹介したいと思います。

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抱っこ紐での寝かしつけのメリット・デメリット

もちろん自然に眠れる赤ちゃんもいますが、なかなか思い通りにはいかないものです。まだ小さい赤ちゃんは、細かく睡眠をとる子が多く少しの刺激にも敏感です。

そのため寝かしつけに苦戦してしまうのですが、抱っこ紐での寝かしつけにはどういったメリット、デメリットがあるのでしょうか。

抱っこ紐の寝かしつけメリット

ママと密着することで安心!

赤ちゃんはうまく眠ることが出来ず、眠くて仕方がなくストレスを感じてしまいます。グズグズの赤ちゃんをあやすママもストレスですよね。

抱っこ紐はママの心臓の音がよく聞こえたり、ぬくもりを感じることが出来るので、眠りに入りやすいようです。

手と足が固定される

赤ちゃんは手足をうまくコントロールできません。よくピクッとして起きてしまうことがありますよね。抱っこ紐なら手足が固定され、動きが制限されます。

適度な揺れが気持ちいい

歩いたり動いたりしていると、適度に揺れますよね。その揺れが赤ちゃんにとって心地よく、眠りにつきやすいようです。

ママも家事が出来る

これは一番大きいのではないでしょうか。抱っこ紐のおかげで両手があくので、家事などをしながら寝かしつけが出来ます。どちらも一気に出来るなんてとても嬉しいですよね。

抱っこ紐の寝かしつけデメリット

抱っこ紐でしか眠れない子に

抱っこ紐に頼りすぎると、抱っこ紐でしか眠らなくなってしまうかもしれません。

背中スイッチ発動

赤ちゃんはとても敏感です。布団に置こうとしたら、泣き出してしまうなんてこともよくありますよね。しっかりと寝付いてから置くようにしましょう。

逆に興奮につながることも

家事をしながらの寝かしつけは、おんぶになることが多いですよね。おんぶは実は視野が広くなります。いろいろなものが見えることで、逆に興奮して眠れなくなることがあります。

ママの身体に異常が

赤ちゃんはどんどん大きくなります。そんな赤ちゃんを抱っこしたりおんぶしていると腰痛や肩こりがひどくなることもあります。ママの身体も大事にするようにしましょう。

布団に置く時の成功談

私も抱っこ紐にたよりっきりだったので何度も失敗しました。そこで何度も失敗した中で、身につけた置き方のポイントを紹介します。

抱っこ紐のまま置く

抱っこ紐からそのまま寝かせるのが成功率は高いです。

まず布団に座って腰紐を外します。このとき肩ひもはかけたままにして、ゆっくりと布団に寝かせます。身体を密着させて赤ちゃんがぐっすり眠っていることを確認してから肩紐を外してください。

抱っこ紐の上に眠ることになってしまいますが嫌がらない子には試してみてください。

抱っこ紐の上に寝るのを嫌がる子には

抱っこしたまま抱っこ紐を外し、タオルや毛布でくるんであげます。

この時、手足が動かないようにくるむのがポイントです。そうしたらゆっくりと身体を密着したまま寝かせていきます。布団に背中がついたら、手をゆっくりと抜いてください。

私はこの2つの方法で寝かしていました。困っているママはぜひ試してみてください。

抱っこ紐の寝かしつけはいつまで続く

やはり抱っこ紐は便利なのでついつい頼ってしまいますよね。でも抱っこ紐での寝かしつけはいつまで続くのか気になりますよね。私も気になっていたので相談に行ったことがありました。

いつまでというのは特にないけれど、ママが疲れてしまうのが心配だと言われました。なので赤ちゃんの成長に合わせて布団で眠る練習をするように勧められました。

ズリバイやハイハイなどでたくさん動き回れるようになったら、練習を始めて見ましょう。

■暗い静かな場所へ
光や音の刺激の少ない場所で眠るようにしてみましょう。
■添い寝
赤ちゃんの隣に横になり抱っこで寝かしつけしている時のように包み込んであげましょう。
■眠るペースを作る
お昼寝の時間や、夜眠る時間をしっかりと決めてペースを作るようにしましょう。
■たくさん遊ばせて疲れさせる
思いっきり遊ばせることで赤ちゃんも疲れます。ママも体力がいりますが、頑張ってみましょう。

断乳をきっかけに寝てくれるようになった

私の息子は1歳になる少し前に断乳しました。断乳した1週間はとにかく泣いて泣いて眠らず、抱っこ紐に助けられました。この時は、だっこ紐がなかったらどうなっていたのだろうと思うほどです。

しかし断乳が完了してからは、添い寝でコロッと寝てくれるようになりました。

私の周りのママ友もやはり断乳をきっかけによく眠ってくれるようになったと言っているママは多いです。最初は時間がかかるかもしれませんが、根気強く添い寝してみてください。

私はよく寝たフリをしています。そうすると諦めるのか隣に寄ってきてギュッとして眠ってくれます。

抱っこ紐で寝かしつけをしていたときに比べて、今は寝顔をのんびり見れるようになりました。慌ただしい生活の中ではなかなか気づけないことも、寝ている姿を見ていると気づかされる毎日です。

抱っこ紐の寝かしつけ卒業は焦らずに

急に抱っこ紐で寝かしつけをやめてしまうと赤ちゃんもびっくりしてしまいます。赤ちゃんは甘えたくて仕方ないのです。ママも疲れてしまう気持ちはとてもよくわかります。

私も9キロを超えた息子を抱っこし続けるのきつくて気持ちに余裕がなくなっていました。しかし抱っこでの寝かしつけってほんのひとときだけなんですよね。

ぜひそんなひとときしかない時間を大切にしながら、焦らずに練習を進めてみてください。