授乳間隔が空くようになって、夜ぐっすり寝てくれるようになるとママも睡眠をとれるようになり、体力の回復がだいぶ変わってきますよね。
しかし、せっかく眠れるようになったと思っていたのも束の間、またすぐ起きてしまうようになってしまう赤ちゃんも多いです。
なぜすぐ起きてしまうようになってしまったのでしょうか?この記事では赤ちゃんがすぐに起きてしまう原因や対処法についてみていきたいと思います。
赤ちゃんがすぐ起きてしまう原因
赤ちゃんがすぐ起きてしまう原因は様々です。どんなものがあるのかあげてみましょう。
ミルクや母乳が足りていない
お腹がすいているのに飲んでいる途中に眠ってしまうことはよくあります。空腹の状態で寝てしまうと、すぐ起きてしまう原因につながります。
飲んでいる量が少ないと感じるときは、口や頬を刺激して飲ませるようにしてみましょう。また寝る前である30分前くらいに授乳したり、少し時間が空いてしまったときは小さいおにぎりやゼリー、飲み物などを補食としてあげてみるといいかもしれません。
授乳後にゲップが出ていない
ゲップは授乳のときに一緒に飲み込んだ空気を出す行為です。空気を飲み込んだままであると、胃の中に空気が溜まっている状態になってしまい、赤ちゃんは苦しくて起きてしまいます。
眠ってしまってゲップが出せないときは、頭を少し高くして寝かせてあげましょう。
興奮している
赤ちゃんは手にするもの、目にするもの、耳にするもの、全てがはじめてのものばかりです。そのため大人では考えられないほどの刺激を受けています。
記憶は寝ているときに定着するということは有名ですが、赤ちゃんも寝ている間にたくさん受けた刺激で頭を使っています。
環境に原因が?
先ほど挙げたものの他にも、環境によって目が覚めてしまうこともあります。
例えば、暑かったり寒かったりという温度の問題や、ジメジメして寝苦しいなど湿度、テレビや外の雑音など音が気になっていたり、まぶしかったり…。赤ちゃんがぐっすり眠れない原因があるかもしれません。
なるべく静かなところで、寝心地のいい環境を作ってあげるようにしましょう。特に温度は大人とは感覚が違います。赤ちゃんは代謝がよく、体温も高いので汗をびっしょりかいていることもあるかもしれません。
また、生活リズムが整わないこともあるかもしれません。お昼寝を長めにしてしまったり、朝ゆっくり寝ていたり、少しリズムが崩れるだけで、寝付けなくなることもあります。
なかなかリズムを整えるのは難しいですが、朝、まだ寝ていても同じ時間にカーテンを開けたり、お昼寝の時間を夕方何時までと決めておくなど、少しずつ慣れるようにしていきましょう。
1番気をつけたいのがママのイライラ!
なかなか寝てくれないと、片付いていない家事ができなかったり、眠れずに疲れが取れなくなってイライラしがちですよね…。しかしそのイライラは損しているのです。
今まで挙げてきた原因がクリアしていて、頭を抱えているママはよく思い出してみてください。
「なんで寝ないの?早く寝てよ~」とイライラしたり焦りを感じたりしていませんか?
ママがイライラや焦る気持ちを抱いていると赤ちゃんはなかなか寝てくれません。赤ちゃんには言葉にしなくとも、ママの気持ちが伝わってしまいます。
これは寝ているときに限らず、授乳中や食事中などにも言えることです。月齢が小さければ小さいほど、言葉が理解できない分身体全体で感じ取っているのです。
なかなか寝てくれないと辛いですが、ここはもう割り切って「とことん付き合おう」とおおらかな気持ちでいる方が早く寝てくれたりもするのです。
育児は上手くいかないことばかりで、なかなかおおらかな気持ちで居続けることは難しいですよね。
しかし、きっと思い返すとあっという間である赤ちゃんと呼ばれる時期。イライラしているより、上手くいかないことも楽しむくらいの方がきっと思い返したとき幸せなのではないでしょうか。
イライラや焦りが赤ちゃんに伝わるということは、嬉しいとか楽しいなどポジティブなことも伝わるのです。ママと赤ちゃんがいつも笑顔でいれるように、なるべくイライラなどネガティブな感情を抑えられるといいと思います。
私も今まさに格闘中
実は私もまさに夜すぐ起きてしまって寝不足の日々が続いています。
現在生後6ヶ月の息子。夜は1度も起きずに朝を迎えていた息子ですが、夜すぐ起きるようになってしまってから3ヶ月くらい経ったと思います。
正直ゆっくり寝たい、と思うこともしばしば…。しかし、なかなか寝てくれなかったり、すぐ起きてしまってもイライラすることは少なくなりました。
それは考え方が変わってきたからだと思います。すぐ起きてしまうようになった頃は「また起きた、眠い、いい加減にして…」とイライラして寝かしつけも投げやりというか、いかに早く寝せるかという感じになってしまっていました。
でも、やはりそういう時ってなかなか寝てくれなかったのです。
そんな生活を続けていたある日、ふと思ったのが「この子もぐっすり眠れなくて眠いだろうな」ということでした。
ちょこちょこ起きていて、息子もなかなかぐっすりは寝れていないから寝不足は一緒と思うようになったら、私はイライラせずにいられるようになりました。
息子も起きてしまう回数がだんだん減ってきたと思います。イライラしていると物に当たってしまったり、周りの人に強い口調になってしまったりといいことはありません。
寝不足で疲れている時は、家事を手を抜いてもいいんです。旦那様や、周りに助けを求めていいのです。ママが身体を崩してしまうのが1番大変なことです。
私は疲れている時は、いい意味で適当に、完璧を求めず8~9割程度にやろう、と思うようになってだいぶ気が楽になりました。
イライラしていたことも考え方一つでポジティブな考えに変わると思います。たくさんの笑顔で溢れる毎日になるように、イライラなんて損な気持ちは捨てていきましょう!
いつか一緒に寝てもらえなくなる日がくるでしょう。きっとあっという間です。一緒に眠れる幸せをかみしめて辛くても一緒に乗り切っていきましょう。