すやすや気持ちよさそうに寝ていた赤ちゃんが、突然狂ったかのように大泣きすることってありますよね。

いつもと違う尋常じゃない泣き方に、初めて経験するママはどこか具合が悪いのだろうか?と心配してしまうのではないでしょうか?

我が子も何度かありました。いつもの夜泣きとはレベルが違う突然起こる大泣きを経験しました。そこで我が子の場合、この大泣きが起こる時は必ず同じパターンであることを見つけ出すことができましたのでご紹介します。

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大泣きの症状はこんな感じだった

我が子は元々夜泣きが少ないタイプでしたが、それでも頻繁に夜泣きする時期がありました。

しかし、夜泣きと言っても大泣きするような夜泣きではなく、ぐずぐずダラダラ寝言のように泣いて、背中をトントンすれば時間はかかっても寝てくれるといった夜泣きでした。

そんな我が子でもどうしようもなく大泣きする日が何日かあったのです。

いつも泣いている時と違う泣き声

いままで眠っていた我が子が、本当に何が起こったのかわからないぐらい突然、今までに聞いたこともない大きな声で泣き叫びました。

この声を例えると、猫が相手を威嚇するときに出す声をフルボリュームにした感じで、人の声というよりは完全に動物の声でした。

夜中の睡眠中に必ず発生する

日中活動している時や昼寝の時にこんな泣き方をしたことは一度もありません。発生するのは必ず夜中の睡眠中なのです。

我が子の場合は、寝始めてから1時間~2時間後が最も発生頻度が高かったように思います。1ヶ月に1~2日は大泣きした日がありました。

眠ったまま大泣きする

大泣きするときは必ず、目を瞑ったまま、涙が出ない状態で泣き叫んでいました。泣いてはいるけれど本人は意識がないのか、声をかけても抱っこしても何をしても反応せず、ただ泣くばかりでした。

原因として考えられることは?


よく、夜泣きの原因は赤ちゃんそれぞれなのでなかなか特定しにくいと言われていますが、あの時の大泣きはこれが原因だったのかな?と思い当たる節がいくつかあり、原因を特定することができました。

歯が生える直前

我が子の場合は、かなりの高確率で歯が生える1~2週間前に劇的にこの大泣きが発生する頻度が高かったのです。

生後7ヶ月頃から2か月置きに歯が生えるタイミングがあり、1歳半前にある程度歯が生えそろったので、大泣きすることがなくなりました。

風邪の症状が出る直前

風邪を引いて体調が悪い時は、夜中なかなか眠れずにぐずぐず夜泣きすることはよくありますが、風邪の症状(特に鼻水や鼻づまりが起こる直前)が出始める前に夜中に大泣きする日が必ず1日ありました。

これが一番確実!大泣きの対処法とは?

何回かこの大泣きを経験した結果、我が子に効いた対処法はこれでした。

寝ている状態から覚醒させる

とにかく目を瞑っている状態から脱出することが一番大切です。

恐らく、この大泣きが発生している状態は、赤ちゃんも何が起こっているのかよくわからず、自分が寝ているのか起きているのか彷徨っているのだと思います。

我が家ではこの状態をよく、あちらの世界との狭間を彷徨っていると表現していました。なので、大きな声で名前を呼んだり、電気を付けたり、揺さぶってみたりして確実に一度起こし、こちらの世界に連れ戻しましょう。

赤ちゃんが目を瞑って泣いている間は何をしても全く効果がありません

興奮している状態から落ち着かせる

確実に目が覚めて赤ちゃんが起きたら、今まで大声で泣いていた興奮状態から落ち着かせる必要があります。

一番効果的だったのが声を掛けてあげることでした。

「何か怖かったのかな?」「夢でもみたのかな?」といった感じでひたすら話しかけながら背中をさすったり、歌を歌ったりするとママの声が聞こえて落ち着くのか、何事もなかったかのように平常に戻っていました。

ここでポイントなのは、「ママの声」なのです。パパでなくママです。我が子はパパのことが大好きでとても懐いていましたが、それでも大泣きの時はパパの声が届いたことは一度もありませんでした。

また始めから寝かせるつもりで

完全に起こしてしまっているので、このあと寝かしつけるのが大変かもしれません。ですが、大泣きの状態から寝かしつけるより、遥かに近道なのです。

このタイミングで歯固めやもぐもぐできるようなタオルをあげてみたり、少しでも鼻やのどがスッキリするように冷たいお茶を飲ませてみたりしていました。


我が子の大泣きはこのようにして終息しましたが、すべての子にこれが当てはまるわけではありません。

しかし、何が大泣きの原因かがわからず、途方に暮れているママの少しでもお役に立てればと思い、自分の体験をまとめてみました。

我が子は、過去に起こったことが原因ではなく、何かが起こる直前に大泣きすることが多かったので、大泣きした後の赤ちゃんの様子を注意深く観察してみてください。

お子さんにあった対処法が見つかるといいですね。