「あぁ…また夜泣きが始まった…」「どれだけ可愛い我が子でも夜泣きは勘弁してほしい…」

そう心の中で思うママ、パパもたくさんいるはずです。実は、この夜泣きの原因には添い乳が関係しているのです。

今回は、夜泣きと添い乳の関係についてまとめてみましたので参考にしてみてくださいね。

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夜泣きの原因は「添い乳」だった!寝かしつけの「添い乳」夜泣きするたびに「添い乳」はダメかも

「夜泣き」といっても、個人差が大きくあります。

短時間で済んでしまうタイプ長時間グズグズ泣き続けるタイプ癇癪のように暴れながら泣くタイプ等々、様々なタイプです。

我が子の夜泣きタイプは、長時間のグズグズタイプでした。しかも、1晩で「本当にしつこい!」と言いたいくらいにこまめに起きてしまい、そこからまた泣き続けます。出産を終えてからいつになったら私はぐっすり眠ることが出来るのだろうかと思う毎日でした。

この夜泣きをすぐに沈めることが出来る最強の方法が「添い乳」

激しい夜泣きをすぐに沈めるための最強の方法があります。それは添い乳です。

添い乳とは、ママと赤ちゃんが布団に横になりおっぱいをあげる方法です。

普段の授乳は椅子に座り膝の上で授乳しますが、腕も疲れますし、赤ちゃんがそのまま寝てしまってからの移動が大変です。敏感に作動する背中スイッチが反応してはまた振り出しに戻ってしまいます。

添い乳は最初から寝た状態で授乳をしますので、赤ちゃんがそのまま寝てしまってもOKです。ママがその場から離れる際も赤ちゃんを起こしてしまうリスクも少ないです。

私は夜泣きが始まったらとにかくすぐに添い乳の体勢になりました。授乳をすればすぐに落ち着いてくれて眠りに戻ってくれます。添い乳はまさに最強の夜泣き対策でした。

しかし、この寝かしつけの添い乳が夜泣きの原因となっているかもしれません。

添い乳を続けていると癖になる

添い乳は夜泣きを静かにさせる最強の方法です。けれども、この添い乳は癖になりやすいのです。

しいて言えば、添い乳→寝るものだと子供に教え込んでいるようなもので、添い乳がないなら寝ないよと言われてもしょうがないのかもしれませんね。

おっぱいがなくなると再び始まる夜泣き

私はもっぱら寝かしつけ時には添い乳をしていました。けれども、添い乳の状態で眠りについても朝までぐっすりと寝てくれる日はありません。

むしろ、だいたい3時間おき、ひどい時は1時間おきのペースで起きて夜泣きが始まり、また添い乳で寝かしつけるという状態になってしまい睡眠不足の日々が続きました。

夜泣きを減らすためには寝かしつけの添い乳をやめること

夜泣きが始まると、我が子はおっぱいを求める仕草をしました。その姿をみて、おっぱいが欲しいから夜泣きになってしまっているのかなと感じました。

「夜泣きを減らすために添い乳をやめよう。」そして「私もゆっくりと眠りたい。」この思いがとても強くなり、添い乳をやめることにチャレンジしました。

夜の寝かしつけに添い乳を辞めて夜泣き解消!癖になった添い乳のやめ方

添い乳をやめるのは、ママの根気が必要です。赤ちゃんはおっぱいが欲しいので気が狂ったように泣き続けます。けれど、ここで添い乳をしてしまっては赤ちゃんも可愛そうです。

一度添い乳をやめると決めたならば、最後まで押し通す必要があります。

そして、添い乳のやめ方はただ一つ、寝る時に絶対におっぱいをあげない事です。添い乳の代わりになる方法を見つけましょう。

添い乳以外の入眠方法を作る

添い乳をやめるには寝る前に添い乳をするという癖を直しましょう。

おっぱいを飲みながら寝付くのではなく、絵本を読む、子守唄を歌う、手を繋いで寝る、何でも良いです。

これをしたら寝る時間ですという行為をしばらく続けてあげると、徐々に癖になっていた添い乳から新しい習慣での入眠方法にすることができます。

おっぱいを卒業する断乳

寝かしつけの添い乳のみをなくすのではなく、おっぱいそのものを卒業させてみるのも手です。

断乳開始からしばらくの間は昼夜問わずギャンギャン泣きます。けれども、一週間もすればおっぱいを忘れてしまいケロッとしてしまう子が多いので、添い乳の必要もなくなります。

しかし、断乳する時期については赤ちゃんの成長を見極める必要があります。断乳をいつから始めるのか判断する目安は下記を参考にしてください。

  • 1人歩きが出来る
  • 離乳食をしっかりと食べている
  • おっぱい以外の水分がとれる

これらが目安になります。そして、仕事復帰など急を要しない場合には夏や冬の時期は避けて季節の良い時期を待ちましょう。

夜の寝かしつけの添い乳をやめるとこんなメリットが

添い乳をやめる事が出来るとこんなメリットがあります。添い乳をやめようかな、どうしようかなと迷っているママの参考になるはずですよ!

赤ちゃんの眠りが深くなる

添い乳をやめると、赤ちゃんの眠りの質が一気に上がります。

添い乳で寝かしてたときには何度も何度も起きて夜泣きをしてしまっていたのに、添い乳をやめたら朝まで寝てくれた!という事も夢ではありません。

ママもグッスリ眠れる

赤ちゃんがぐっすりと寝てくれれば、ママも同じように朝までぐっすりと眠れるようになります。

出産後から朝まで一度も起きずに寝れたことがないというママもたくさんいます。そんなママも朝まで起きることなく思いっきり深い眠りにつける様になりますよ。

スムーズに断乳を進められる

夜の添い乳をやめると、その後の断乳がスムーズに出来る可能性があります。

断乳時に一番苦労するのが夜の時間帯です。夜のおっぱいが先に卒業出来ていれば、日中の断乳は比較的簡単です。

そして、夜のおっぱいをやめると、おっぱい自体の生産量も少なくなります。断乳時には乳腺炎になるリスクも高くなりますが、あらかじめ生産量を減らすことで断乳時のトラブルも回避することが期待出来ますよ。

まとめ

添い乳は夜泣き対策としては救世主のようなものです。しかし、逆に夜泣きが続く原因にもなりうるのです。

ママの体力が続く限りは、添い乳を続けても良いと思いますが、眠りたい、もうやめたいと思ったときには少しずつ減らしていく事も考えてみてはいかがでしょうか?