妊娠してつわりも終わり、お腹もだんだん大きくなってきた。もうすぐ会えるね、とお腹に話しかけることも増えてくるタイミングではないでしょうか。

そんな中、妊婦さんを突然襲う体調の変化に「足がつる」症状がありますね。

寝ている時、起きている時、突然足がつって動けなくなってしまう、そんな光景をよく見るようになります。

寝ている最中に突然「痛い!」と言って起きてしまうということがよくありました。何故妊娠中は足がつりやすくなってしまうのでしょう?

階段の上り下りの最中などタイミングによっては結構危険なことにもなりかねませんので原因と予防策をしっかりと調べてみたいと思います。

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あしがつる原因はひとつじゃなかった!

血行が悪くなる

妊娠中はなかなか運動するわけにもいかず、どうしても運動不足になりがちです。そのため血行が悪くなってしまい、足の筋肉が突然硬直してしまう、ということがあるようです。

ミネラル不足

妊娠中はどうしてもお腹の中の子どもに母親の栄養を多く渡してしまうことになります。

すると、普段通りの食事で栄養をカバーしているつもりでもカルシウム・マグネシウムなどのミネラルが不足しがち。

カルシウム・マグネシウムが不足すると妊娠の有無に関わらずあしがつりやすくなってしまうので、バランスのとれた食事をこころがけていきましょう。

体質の変化

妊娠するとお母さんの体はどんどんと子どもを産むために変化が起こっていきます。

その中の一つに骨盤が緩む、というものがあります。これは子どもの体重がどんどんと重くなっていくのに体を対応しているのですが、これによって体が歪んでしまいます。

体が歪んでしまうと腹筋、背筋などその他の部位でなんとかカバーしようと体の使い方が変わってしまい、足の筋肉に影響がでてしまうようです。

筋肉疲労

3の体質の変化と似ていますが、妊娠するとお母さんの体重は過去にないペースでどんどんと増加していきます。

最終的には8kg近く増えるわけですが、ここまでわずか40週足らずで増えてしまうので体重の増加に対して筋肉の量が足りない、という状態になりがちです。

こうなると以前のままの筋肉量で常に筋トレ用の重りを持って生活しているようなもの。筋肉は常に疲労している状態になってしまいます。

筋肉疲労は妊娠の有無にかかわらず足がつる状態を誘発することになりますので、どうしても妊婦さんは足がつることが多くなってしまうわけです。

また、運動を制限される場合が多いため以前より筋肉量が減ってしまう、ということも多々あります。そうなるとやはり筋肉疲労によって足がつってしまうようです。

足がつるのを防ぐ、予防対策4選!

ここまで足がつる原因をみてみました。ここからはどうしたら足がつらなくなるか、予防対策を見ていこうと思います。

ウォーキング

筋肉量が減っていく、血行が悪くなる、という原因はウォーキングで対策しましょう。

妊婦さんはなかなか運動がしづらいですから近所の散歩をゆっくりと行うと良いでしょう。

あまり無理せず適度な筋肉をつけることで血行がよくなり足がつるのを防ぐことができますよ。

ウォーキングが難しい場合には足首やふくらはぎのマッサージなどで血行をよくしてあげてください。

バランスのとれた食事

ミネラル不足が原因の場合には食事で防ぐことができます。

特に意識してもらいたいのは先ほど原因のところでも書いたカルシウムとマグネシウムです。

これらは乳製品やひじき、あさりなどに多く含まれているのでちょっと量を増やしてみてもいいかもしれませんね。

入院してから足がつることがなくなったので、どうやら栄養の偏りがあったようです。もちろん、いくら予防のためだからといっても摂りすぎはダメですよ!!

骨盤を締める

骨盤が歪むことで体全体が歪んでしまう、というのを先ほどの原因のところででてきましたね。

それを防止するために骨盤が歪まないよう、締めるという予防法です。

骨盤ベルトなどで骨盤が開かないように閉めておくとよいでしょう。すると体全体の歪みがなくなるので体の使い方に不自然な部分がなくなり、防止することができますよ。

温める

これも血行をよくする、という防止策です。

温めたタオルをふくらはぎに当てる、ゆっくりお風呂に浸かる、など難しい作業は必要ありません。体を温めて血行を促進してあげましょう。

妊婦さんはどうしても冷えやすくなっていますので温める効果は足がつるのを防止するだけに止まりませんよ。

まとめ

以上、足がつる原因4つと予防策4つをみてみました。

突然襲ってくるものなのでなかなか心の準備などしづらいものですが根本から原因を取り除いて快適なマタニティライフを送ってくださいね!