つわりが終わり、少しづつ楽になってきたのもつかの間。日に日に大きくなっていく妊娠中のお腹。
お腹にいる我が子が大きくなっていく事は嬉しいのはもちろんですが、比例して寝にくくなる毎夜。右向き?左向き?いい方法はあるの?
ママにとっても赤ちゃんにとってもいい妊婦の寝方を紹介します。
気になる「シムスの体位」とは
シムスってなに?
19世紀にアメリカで考えられた体位の事で、うつ伏せ気味に横になり片ひざ又は両膝を曲げる姿勢のことです。
元々は気道確保が必要な患者の為に用いられた体位ですが、妊娠中の女性に効果があると広まり、現在は世界中で知られています。
就寝中はもちろん張りのある時や陣痛中にもリラックス効果が期待できます。「シムス」という言葉を聞いた事がない方も知らず知らずの間にこの体位をしている方は多いと思います。
シムスの効果は
クッションや抱き枕を使う事でより効果が期待でき、寝つきがよくなります。
ただし、クッションの固さや高さなどがご自身に合わないと逆にストレスを感じてしまう事があるので気を付けてくださいね。
腰痛持ちの方にもおすすめしたい体位です。
寝る時は右向き?左向き?
左向きの利点
左向きで寝る事自体に利点がある訳ではなく、右向きで寝た時のリスクを回避することが大切なため、左向きで寝た方がいいという事だと思います。
右向きのリスク
右向きの姿勢は大静脈を圧迫し血行を悪くしたりむくみの原因になったりします。特に妊娠後期は赤ちゃんが死産になる可能性も。
ただ、長時間同じ姿勢で寝る事もあまりいいとは言えず短時間の右向きは問題ないでしょう。
仰向けは一番のリスク
実は一番のリスクがある寝方は実は右向き寝ではありません。仰向けで寝る事が高リスクなのです。
息苦しくなったり、動機がしたりする「仰臥位低血圧症候群(ぎょうがいていけつあつしょうこうぐん)」という大きくなった子宮が下大静脈を圧迫し、血行不良になる状態の事です。
またお腹も張りやすくなるので一番避けたい寝方ですね。
自分に合ったベストクッションを見つけたい
進化するクッション
三度の妊娠を経験した私ですが、毎度進化して魅力的なクッションが出ているのでどれにしようか迷ってしまいました。
たかが10か月の短期間の事なのですが、赤ちゃんにお腹の中で快適に過ごしてほしいし、私自身も快適に過ごしたいですよね。
クッション選びのコツ
クッション選びのコツは3点。
- 抱き枕以外にも使えるか・・・出産後も赤ちゃんに使えたり、授乳クッションとして使えるものが便利です。
- 赤ちゃんにも安心な素材か・・・赤ちゃんに優しい素材を使用していると安心できるので素材選びも重要なポイントですね。
- 洗えるか・・・どんないい素材を使っていても洗えないとやっぱり不安ですよね。清潔なクッション、使いたいです。
一番は自分に合っているか
今はネットで情報がありふれていてクッション選びもどれがいいのかかなり迷ってしまいます。
結局私は直接お店に行き、さわり心地を確かめて購入しました。初めて買ったものも2度目3度目に買ったものも気に入っていて部屋やシーンに分けて活用していますよ。
まとめ
妊娠中は普段の時と違いトラブルが起きやすいものです。疲れやすいですし、休憩して横になったり就寝時はなるべくリラックスして眠りたいですよね。
頻尿にもなりやすいですし夜中何回も目が覚めることもあります。私も不眠気味になったり寝苦しい日を何度も過ごしました。どうしたらいい寝方ができるのか、たくさん調べました。
そんな経験から書いたこの記事が少しでも参考になりますよう、快適な妊婦ライフを過ごせますように。そして可愛い赤ちゃんと会える日を楽しみに頑張りましょう!