離乳食をもりもり食べて順調に進んでいても、ある時突然ご飯を食べなくなるとどうしていいかわからなくなってお手上げ!になりますよね。

特に1歳児にはよくあることで、本当に頭を悩ませてしまいます。一通り良いと言われたことはやってきたのになぜ食べてくれない?と考え込んでいるママに、少しでもママが楽になる方法を伝授します!

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食べない原因のツートップは「わざと」と「気まぐれ」

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外でいっぱい遊んでお腹を空かせてみたり、メニューを工夫してみたり、食べさせる時間を変えてみたりしても、食べない子は本当に食べません。

子供の性格にもよると思いますが我が子も本当に頑固で苦労しました。そんな食べない子には2パターンのタイプがあると考えました。

遊びたい気持ちが先走る「わざと」食べないタイプ

離乳食を始めたばかりの頃や離乳食から幼児食へ移行する時期は、食べられるものが増えたり、手づかみで食べるのに夢中になり、割と食べてくれる時期ですがそれを過ぎると食事をすることに飽きてきたり、食事よりも楽しい遊びを優先させたりする時期がやってきます。

食事の時間になっても大人しく座っていられず食べながらあちこちを歩き回ったり、玩具を触りながら食べたり、スプーンやフォークや食べ物を玩具代わりにして遊んだり…。

食事の時間だと分かっているのにあえて食べない、食べるのにものすごく時間がかかるのがこのタイプです。

気持ちがコロコロ変わる「気まぐれ」タイプ

今食べる気分じゃない、メニューが今食べたい物じゃなかった、ただ椅子に座りたくない等本当にその時の気分で食べるか食べないか変わってしまうタイプの子も少なくありません。

1歳半過ぎにもなるとプレイヤイヤ期に入る子も多く、理由もなくイヤイヤしたいだけ、という場合もあります。

食べムラがひどい、同じものしか食べない子はこのタイプだと思います。

1歳児独特のマイワールドを壊さない

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やりたいことを邪魔しないのが最大の対策!

「わざと」食べないタイプの子は、食事自体を遊びの一環にすれば食べてくれるようになるかもしれません。

ご飯を食べることが嫌なわけではなく食事よりも優先したい何かがあることが多いので、いっそのこと気が済むまでやらせてから食べさせるか、食事自体をそのやりたい事に合わせてあげるとうまくいくと思います。

例えば、積み木で遊びたいなら煮物を手づかみで積めばいいし、お絵かきしたいなら指にソースをつけてお皿に書かせてみたらいい、動き回りたいならいっそ公園で具たっぷりのおにぎりをあげながら遊んだらいいと思います。


また「気まぐれ」で食べないタイプは「わざと」タイプより一層大変で、その場その場であれこれ気分が変わるので、もうそれに従うしかありません。

食事の時間にちゃんと座って食べるという躾をすることも大切ですが、その都度自分がこうしたいという意志が強いことの現れですので、成長途中の自我を暖かく見守るのも大切なんだと割り切って、付き合ってあげるのが一番の近道だと思います。

子供の世界ルールを見つける

我が子は両方のタイプを兼ね備えており、根本的に食に全く興味がないタイプだったので食事に関しては本当に苦労しています。

そんな我が子が出されたら必ず食べるものがあります。それはふりかけご飯、パンの耳、揚物、気まぐれでバナナです。

朝は特にご機嫌が斜めなのでふりかけご飯とパンの耳しか食べません。でも食べないよりはマシなので毎日同じメニューです。

お腹がすくと「バナナ」と言いますが与えると2口程度しか食べません。でもこれも食べないよりはマシです。むしろこんな娘が自分から食べたいと言う唯一の食べ物なので言われれば時間関係なく与えます。

野菜も細かくして、繋ぎに里芋をつかってパン粉をつけて揚げればなんでも食べます。

また、本当はあまり行儀がよろしくないのですが、好きなテレビを付けるとその場から動かなくなるので食べます。

こうやって我が子独特の世界にあるルールを見つけて食べさせることでなんとか体重を維持しています。

大人の常識は置いといて、あれこれやってみよう

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まだ世間の常識やルールを知らない1歳児は自分自身が作り出す自由な世界が目の前にあります。

我が子にあったことですが、例えば麺をスプーンで食べる、おかずごとに別々のお皿に盛りつける、飲み物がなくなったら必ずママのコップから継ぎ足すといった大人にとってはどうでもいいことが、我が子の当たり前で食事のルールなんです。

このルールを犯すなら食べないわ!ということなのでしょう。

きっと子供それぞれにこのルールだったらスムーズに食べられるというものがあるはずです。だから常識にとらわれず、何でもやってみることが大切だと思います。



ちなみに我が子は食事内容以外のルールとして、ママの膝に座って食べる、食べるものはママが皿を持って何をスプーンに取ったか見せてから食べさせないといけない、必ずふりかけご飯を最初に完食する、スープの具はフォークで食べる、といったものがあります。

他にもたくさんあり本当に面倒くさいのですが守れば大半は食べてくれるので、この世界に付き合ってあげています。

食べ物で遊んじゃダメ、食事中は食べることに集中するという躾をすることも本当に大切だと思います。でも1歳児には躾より体を成長させる栄養を確実に摂取するということも大切だと思います。

ごはんを食べることって楽しいな、自分がやりたいことを理解してくれているってうれしいなって思ってもらってから躾をしても決して遅くはありません。

自分の気持ちをわかってくれているママが言うのだから言われたことは守らなきゃいう判断がきっとできるようになってくれるはずです。

あまり思い悩まず、常識に囚われず、食事が親子の楽しい時間になるように親子だけの食事の世界を作ってみてはいかがでしょうか?