果物は体にも良いですし、なにより美味しいですよね。赤ちゃんの離乳食やデザートで果物を食べさせてあげたい!そう思うママもたくさんいるのではないでしょうか?
では、離乳食に果物はいつから食べさせても良いのでしょうか?オススメの果物と食べさせ方などもご紹介したいと思います。
果物は離乳食初期から食べさせても良い
果物は種類を選べば離乳食初期から食べさせてあげることができます。
ただし、離乳食初期の頃は、まだまだ食べ物をゴックンと飲み込むための練習期間であります。急いで果物を食べさせる必要ありません。
飲み込みやすいお粥からスタートして、ゴックンが上手になってからの方がオススメです。
果物は加熱はしなくてもよいの?
離乳食を進める際に、気を付けるのが十分な加熱処理をするという事ですよね。赤ちゃんに生ものをあげるのはとても危険です。
そこで疑問に思うのが、果物は過熱を必要とするのか?という事です。
基本的に果物は加熱処理は不要です。そのまま生の状態で食べさせてあげても問題はありません。
ただ、加熱をすることで甘みが増したり、食べやすくなることがありますので、状況に応じて加熱してみるのも良いでしょう。加熱することで食物アレルギーのリスクを下げることが出来る場合もあります。
果物の食べ過ぎには注意!
果物に限らず、どんな食べ物でも食べ過ぎには注意が必要です。果物には、糖分が多く含まれていますのでカロリーオーバーになりやすいです。そして、お腹の調子を崩したり、食物アレルギーの症状が起こる可能性もあります。
特に、果物を初めて食べるときには、ごく少量からスタートして徐々に食べる量を増やしましょう。
大好きな果物があったとしても、毎食の食事に出すのはオススメしません。量にもよりますが、一日に一回、一種類までを目安にあげるのが良いでしょう。
離乳食にオススメの果物とは
離乳食にオススメな果物をいくつかご紹介したいと思います。手に入れにくい果物よりも、身近で手に入りやすい果物の方が良いですね。
バナナ
子供に大人気なバナナは、手をくわえなくても柔らかくて食べやすいので、離乳食に向いています。離乳食初期には潰して少量ずつ食べさせてあげましょう。
離乳食の進みが悪い子でも、バナナだけは喜んで食べる赤ちゃんもいます。エネルギーも豊富なので、朝ご飯にバナナをあげてみると、ママの負担も減るので助かりますよ!
いちご
いちごは意外にも好き嫌いが分かれる果物です。赤ちゃんは味にとても敏感なので、ほんの少しの酸味が苦手だと嫌がる子もいます。
しかし、いちごにはビタミンCがたくさん含まれており、食べてほしい果物でもあります。
最初は潰してペースト状にしてあげると食べやすいですね。パン粥に入れるとジャム代わりにもなるのでオススメです。いちごを気に入ってパクパク食べてしまう子には、お腹を崩しやすいので注意してくださいね。
りんご
お値段も手ごろで比較的手に入りやすいリンゴは、離乳食にも大活躍です。赤ちゃんに食べさせるにはやや手間がかかってしまいますが、メリットもいくつかあります。
食べさせ方は皮をむいてすりおろしてあげましょう。生のままでも食べさせて良いですが、苦手な子には一度加熱してみると食べやすくなります。
りんごには便秘を改善させる効果もあります。便秘がちの赤ちゃんに食べさせてあげるとすっきりウンチがでてくれるかもしれませんよ。
そして、他の野菜などを試すときに一緒に混ぜてあげるのもオススメです。苦手な子が多いトマトにりんごを混ぜると甘みが出て食べやすくなります。他にもさつまいもやにんじんなどと混ぜると甘くておいしい離乳食の出来上がりです。
みかん
みかんはいちご同様、ビタミンCが豊富に含まれています。甘みがあって赤ちゃんが好んで食べてくれる果物です。
加熱の必要はありませんが、薄皮は消化が悪いので剥いてあげましょう。
すいか
夏の果物の代表と言えばすいかですね。汗をかきやすい赤ちゃんの脱水対策としてすいかをあげてみるのも良いです。
種をしっかりと取り除き、軽く潰して食べさせてあげましょう。食べ過ぎるとお腹を冷やす原因にもなりますので、注意してくださいね。
我が子はバナナが大好物です!
我が子は現在1歳9カ月になりますが、とにかくバナナが大好きです!今思えば、バナナには本当に助けられてばかりで、バナナ様様といってもいいくらいです。主食がわりになるくらい栄養価が高いので、バナナを食べてくれるだけで安心できます。
風邪をひいて食欲がない時でも、バナナだけは喜んで食べてくれます。柔らかくて甘みが強いので、きっと食べやすいのでしょう、ご飯やおかずはいっさい手を付けなくてもバナナは完食してくれます。
そして、朝食にもバナナを用意しておけば、自分で持って食べてくれるので、大助かりです。
正直、朝から離乳食を準備するのは本当に面倒だと感じるママも多いはずです。どれだけ作り置きをして冷凍していても、朝からいちいちレンジでチンをして、冷ましてとやるのも面倒です。
バナナのストックをおいておけば、起きてすぐに食べさせられます。腹持ちの良いので、数多くの食事を準備しなくてもよいので、オススメです。
そして、我が子はおやつタイムにもバナナを食べることが多いです。おやつの時間には、お菓子やジュースをあげるのに抵抗があるママもいますよね。赤ちゃんが肥満になってしまうのではないかと心配になります。
しかし、バナナであれば、お菓子やジュースをパクパク食べるよりかは安心出来ませんか?
やはり自然の食べ物のほうが体にも良いですし、安心です。持ち運びもしやすいので、外出先でのおやつにもオススメです。
我が子がバナナ大好きっ子でいろんな面で本当に助かっています。離乳食で果物を食べさせてあげたいと思っているママにバナナは絶対オススメです!
離乳食には不向きな果物とは
離乳食に不向きな果物もあります。出来れば離乳食期が済んでから、もしくは離乳食初期は避けたほうが良い果物です。
メロン
メロンは食べると口の中や喉にイガイガを感じたり、かゆみを感じる事があります。これはアレルギー反応が起きている証拠なので、気を付けましょう。
酸味の強い果物
レモン、グレープフルーツ、キウイフルーツ、パイナップルなどの酸味が強い果物は離乳食には向きません。酸味が強すぎて、赤ちゃんには刺激になりますし、アレルギーの出やすい果物でもあります。
果物の缶詰
みかんやパイナップルなど、果物の缶詰がありますが、離乳食には避けましょう。缶詰には甘いシロップ漬けのものが多く、糖質が高すぎます。缶をあけてすぐに食べさせられるので便利ですが、生の果物をあげるようにしましょう。
まとめ
果物は栄養価も高く、好んで食べてくれる赤ちゃんもたくさんいます。アレルギーなどの体調の変化に気を付けながら、少しずつ食べ慣らしてあげると安心ですね。
季節によって美味しい果物の種類も変わりますので、家族みんなで楽しむのも良いですね!