桜満開の季節に出産を迎えるママさん、出産準備はもうお済みでしょうか?

今はネットショッピングはもちろん、赤ちゃん用品のお店にも出産準備リストの冊子が用意されていることが多いのでどれを買うべきか分かりやすくなっていますよね。

ただ、それはあくまで大まかなリストであり出産する時期によって準備するものがかなり変化してしまうことをご存知でしょうか?

時期がずれてしまうと、前もって買っていたものが無駄になってしまうパターンも多々あるんです。

この記事では春生まれのママさん向けに出産準備リストに載っていても「正直本当に必要なものなのかどうか」、私自身の経験を踏まえてお伝えしていきます。

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赤ちゃんの出産準備に焦りは禁物!

出産準備リストの冊子や妊婦さん向け雑誌には、「出産準備は体調が良くなった妊娠5〜7ヶ月あたりから始めましょう」と書かれていることが多くないでしょうか?

確かに一人目の赤ちゃんの場合だとママが身軽なうちにゆっくり商品を吟味して買うことができるというメリットがあります。

しかし、それはあくまで「想定」であって、実際それを使えるかどうかは産まれてくる我が子次第。リストに載っているから…と、ついつい買い込みすぎてしまうママさんにブレーキをかけさせていただきます!

生まれてみてから買い足す、がポイント

4000g近いビッグベビーちゃんの場合はさておき、生まれてすぐの赤ちゃんは思っている以上に小さいので、新生児用の肌着やおむつですら実際着用してみると「こんなに大きいサイズなの?!」と驚くママさんは少なくありません。サイズ表記で言うと新生児サイズ50〜60あたりですね。

肌着等はミルクの吐き戻しで取り替えも多くなりますが、ここで取り替えが多いからと買いすぎるのはNG。

春生まれの赤ちゃんのねんね時期は春〜夏にかけて気温も比較的高い季節なので、洗濯をすればすぐに乾くという好条件があります。ですので新生児サイズの肌着や服はそこそこの枚数にとどめておき、あとで買い足すのがベストです。

また哺乳瓶一式を揃えたけど実際はおっぱいしか飲んでくれず哺乳瓶拒否される場合もありますので、とにかく焦りは禁物です。

サイズはあくまで目安。子どもの成長スピードによって全然違う!

上記と似たようなことではありますが、赤ちゃんによって成長するスピードは全然違います。生後一ヶ月未満なのに、新生児用おむつがサイズアウトしてしまった!という子もいれば、一歳近くまでSサイズでいける子もいます。

こればかりは親であっても本当に分からないものなんですよね。

特に洋服や帽子、靴下など赤ちゃん用品は可愛いものがたくさん並んでいるのでついつい買いすぎてしまいがちですが、ここはグッと堪えて生まれてからの成長スピードを見てからをオススメします。

それでは次より、実際私が使ってみてすぐ必要だったもの、そうでなかったものをリスト紹介させていただきます。

春生まれの出産準備リスト

ではここから春生まれの赤ちゃんの出産準備リストで、「産後すぐに必要だったもの」、「産後に買う方が良さそうなもの」、「正直これはいらなかったもの」、という3つに分けてご紹介していきます。

産後すぐ必要だったもの・妊娠中に準備するもの

  • 短肌着 4〜5着
  • コンビ肌着 4〜5着
  • ツーウェイオール 3〜4着
  • おくるみ(柔らかいバスタオルでも可)1〜2
  • ガーゼハンカチ 小中合わせて10〜15
  • ベビーバス(追記あり)
  • ガーゼタオル 1〜2
  • ベビーソープ
  • 赤ちゃん用綿棒 1箱
  • 体温計
  • つめきりばさみ
  • おむつ用フタ付きゴミ箱
  • おしりふき 一箱
  • ベビーローション 1個
  • 授乳クッション
  • お布団セット(カバーリング、キルトパッド、防水シーツ、各1〜2)
  • コットンブランケット 1〜2
  • ベッドメリー(のちに形状が変化するような○WAYタイプがおすすめ)
  • マザーズバッグ
  • チャイルドシート
  • おむつ用ポーチ
  • 抱っこ紐(首が座る前でも使えるもの)
  • セレモニードレス(退院時に着用を考えている方のみ)


これらは出産退院後すぐにお家で使うものなので、もちろん妊娠中に揃えておきましょう。

肌着は春生まれなら少なめで大丈夫

肌着等はインターネット等で紹介されている準備枚数よりも少ないですが、これは私自身が使ってみて必要だった枚数ですのであまりたくさん買いたくないという方は参考にしてみてくださいね。

また前もって買う場合も50〜60サイズをたくさん買ってしまうとすぐにサイズアウトしてしまい、使えなくなる場合があるので様子を見てから買い足すのがベストです。

ベビーバスが必要かはパパの協力がポイント

ベビーバスが必要がどうかというポイントは、ズバリ父親であるパパさんの協力が得られるかどうかが最大のポイント!

ベビーバス自体は新生児期までで生後一ヶ月を超えると、一緒にお風呂に入ることが出来るので実際の使用期間としては短いかもしれません。

パパさんが赤ちゃんをお風呂に入れる時間に帰宅できる場合はあまり必要ないかもしれませんが(洗面所で代用もできます)、パパの帰りが遅いご家庭だと必然的にママがすべて行うことになります。

その場合はママと一緒に大きなお風呂に入るよりも生後一ヶ月を超えてもベビーバスで入浴させる方が簡単です。洗った赤ちゃんを受け取る人手がない場合、大きなお風呂での入浴はちょっと大変かもしれません。

ちなみに我が家はこの理由で、ベビーバスに入りきるギリギリの生後8ヶ月まで使っていましたね。

産後で良さそうなもの

  • 紙おむつ
  • 汗取りパッド
  • ミトン
  • フード
  • 体重計
  • 哺乳瓶セット(乳首、ボトルブラシ、消毒器)
  • 授乳ケープ
  • 円座クッション
  • スリーパー
  • ハイローチェア、バウンサー
  • ベビーカー
  • おむつ替えシート

紙おむつは産後でも遅くはない

紙おむつも産後?と思われるかもしれませんが、出産入院中に産院でどんなおむつを使っているのか見てからでも遅くはありません。

メーカーによって種類やサイズも様々ですし、退院時におむつを退院セットとして病院からもらえる場合もあります。子どものサイズを見ながら少しずつ買い足していきましょう。

もし布おむつを検討されている場合は産前に揃えておく方が◎です。

ベビーカーはお店で赤ちゃんを乗せてから選ぼう

ベビーカーも実際に赤ちゃんを試乗させてみてから買うのがおすすめです。

ベビーカーのタイプよってベビーカーを拒否する赤ちゃんもいるので、出来れば試乗してからの方が安心ですね。ママの押しやすさや家の近辺の環境にも考慮して選びましょう。

哺乳瓶は出産入院中のメーカー等を参考に

哺乳瓶に関しても哺乳瓶の乳首の形によって飲んでくれないこともありますので、出産入院中に産院で使っている乳首のメーカー等を参考にしてから買っても良いと思います。産院で使用しているものは産院内の売店に売っていることも多いですよ。

消毒セットは哺乳瓶を使わなくても離乳食用の食器やマグ等の消毒に使えますので1セットあると便利です。消毒薬はノロウイルスにかかった時の消毒液に利用している賢いママさんもいます。

正直いらなかったもの

  • 湯温計
  • 授乳スタイ
  • 授乳枕
  • 産褥ショーツ


こちら4点は正直私自身いらなかったなぁと思ったものです。

授乳スタイはガーゼハンカチで代用出来ますし、授乳枕は暑い時期赤ちゃんの汗を吸い取る役目もありますがこちらもタオルで代用できました。

湯温計を使ったのも最初の1、2度のみで、だいたい適温が手で触ると分かってくるものです。

産褥ショーツに関しては個人差があるかもしれませんが、私は通常の生理用ショーツで代用するほうが扱いやすかったです。産院によっては入院グッズとして産院から支給されるところもあるみたいなので、入院前に確認しておきましょう。

産前は下見をじっくり、産後はネットショッピングをフル活用!

実際赤ちゃんが生まれてからはしばらくお出かけもできないので出来れば産前に全て揃えたいところですが、上記のように赤ちゃんの成長スピードや環境によって何が必要になるかは十人十色。

妊娠中の時間のある時こそ気になる商品のリサーチや下見に時間をかけ、出産後に本当に必要であれば便利なネットショッピングを使うというのが個人的にはおすすめです。

例えば秋〜冬の妊娠中に良いなと思った赤ちゃん用品(特に服やベビーカーなどデザインの移り変わりがあるもの)でも、いざ出産した春になれば時期が正反対で色味がちょっと…ということもあります。

良いなと思ったものはメモ等で残しておき、のちにネットショッピングで購入すればママの身体の負担もかかりません。

送料無料も多いですしプレママさん向けの割引クーポンを配布しているサイトも多いので、賢く活用したいところですね。