「子育て支援センター」って最近ではよく見かけたり話を聞いたりするママも多いのではないでしょうか?「興味はあるけれど、小さな赤ちゃんを連れていくには不安」「そもそもどんなところかわからない」という感じで初めて行くには少し勇気がいる場所ですよね。

私は現在1歳半の子供を持つママですが、よく子育て支援センターを利用しています。そんな私の実体験です!行ってみたいけどタイミングが・・・と思っているママはぜひ参考にしてください。

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子育て支援センターのあれこれ

子育て支援センターとは?

市区町村が運営する乳幼児の親子が利用できる室内広場です。保育士さんが何人か常駐しています。保育園と併設されている場合も多く、一般的には保育園や幼稚園に入る3歳までが利用限度とされています。また、各市区町村によって様々ですが、お誕生日会や季節の催し物、月に1回身体測定等が行われているセンターもあります。

私が通っているセンターでは、基本的には自由に利用できますが、午前中は利用できる月齢が決まっている曜日があり、催し物もその曜日に月齢ごとに行います。センターが閉まる30分前は保育士さん主導で手遊びをしたり、絵本を読んでくれたり、みんなで集まって遊ぶ時間が設けてあります。

センターによってカラーが違う

各市区町村によって違いがあるだけではなく、各センターによって雰囲気が全く異なります。常駐している保育士さん次第ということもありますが、通っている親子が個々に黙々と遊んでいるセンターもあれば、来ている人は皆友達!という感じでワイワイしているセンターもあります。

一目で雰囲気が伝わってくるのが、置いてある玩具です。保育士さんが熱心なセンターは、手作りのおもちゃが満載です。大人でも入れる大きさの段ボールハウスや、手作りジャングルジム、ペットボトルを活用した玩具等がたくさんあり、子供たちにも大人気です。

可能であればいくつかのセンターを回って自分に合ったところを探すのがいいと思います。

私の実体験!子育て支援センターの良し悪し

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私が通い始めたきっかけ

4ヶ月検診の時に保健師さんから近隣の子育て支援センターの紹介がありました。自宅から一番近いセンターでは「初めてセンターを利用する人の会」が月2回開催されていて、それに参加してみました。

私は両親とも遠方で、同じぐらいの子供をもつ友達もおらず、一日中泣き続ける我が子に手を焼いていたのですが、真冬で外出もままならず、どこか行く当てを探していたところだったので「初めてセンターを利用する人の会」があるなら参加してみよう!と思い立ったのです。

(良)同月齢の浅い仲間がたくさんできた

季節的に同じような考えのママが多かったのか、初めての会には生後4ヶ月の我が子と同じ月齢の親子の参加率が異常に高く、かなりの人数参加していました。そこでたくさんの親子と顔見知りになっていたので、その後センターを利用するときは必ず誰か顔見知りがいて、お話ししたり情報交換をすることができるようになりました。

この顔見知りの中から頻繁に会っていた2~3人で連絡先を交換しプライベートでも遊ぶママ友になりました。

(悪)ママ友派閥は恐ろしい

私の場合はたまたま同月齢の親子が多かったこともありママ友派閥ができず、広く浅く大きい集団という感じだったので、後から同月齢の親子が参加しても問題なく解け込むことができたのですが、元々少人数の集団だった月齢の場合は、ザ!派閥!という感じで、よそもの寄せ付けずのオーラが漂っています。

しかし、自分たちと同じようなオーラの親子が来れば積極的に仲間に引き込もうとしたり、派閥同士でマウンティングしているような場面も度々見かけます。やはり子育ての場と言っても女性の集団ですから必ずこういうのが発生しますね。また、その女性特有のマウンティング行為が子供に向けられているのがとてもかわいそうです。

(悪)今話題の赤ちゃん放置子多数!

最近世間でも話題の「放置子」。親に相手にされない寂しさ故に他の親に遊びを強要したり、やたら絡みたがる子のことですが、センターでもよく見かけます。親同士が話に夢中で子供は他の親子や保育士さんにお任せ~というママ、本当に多いです。

我が子はママべったりさんなので一緒に遊んでいると、必ずと言っていいほど放置子たちが集まってきます。でも、我が子は積極的に来る子が苦手なので大泣きして保育士さんが助けにくるという場面が何回もありました。確かに、子供同士のやりとりを学ぶ場でもあるのだと思いますが、危険なことや他の親子に迷惑をかけている我が子を見ていないというのはどうかと思います。

それでもセンターに私が通い続ける理由

子育て支援センターに通い続ける理由

そんな経験をしつつも、いまだに子育て支援センターに通い続けている理由は、精神的に子育てに行き詰ってしまった時に気軽に通える場所を作っておくという理由です。

それには「広く浅い顔見知り」が本当に助かるのです。がっつりとしたママ友も頼れる存在なのですが、ちょっと話を聞きたい、聞いてほしいぐらいであれば浅い関係の方が接しやすいこともあるからです。また、保育士さんに我が子の様子を見てもらいながら相談できることもメリットだと思っています。

通い始めるタイミングが大事!

私の場合は偶然が重なって、広く浅い顔見知りも沢山でき、ママ友派閥の影響を全く受けず、有効に利用している一人だと思いますが、それにはやはり通い始めるタイミングが重要なのだと思います。

一番重要なのは、初めて参加する同月齢の親子が多い時期を狙うことです。自治体主催の集団検診のような場所でセンターの紹介をされることが多いため、その直後を狙ったり、センターで開催されている月1回の身体測定時を狙うと、参加者が多く、沢山の親子に出会うことができますし、センターに来ている人の雰囲気を掴みやすいと思います。

以上が私の子育て支援センターでの実体験です。子育て支援センターは無理して通う場所ではないけれど、必要な人には有効な場所だということです。

保育園や幼稚園のように集団生活における規則がきっちり決まっているわけでもないし、多種多様な親子が利用している為、ハッキリ言って神経質な人には向かない場所だと思います。

息抜きがてらいろんな親子を観察したり、たわいもない世間話ができる程度の気楽な感覚でセンターを利用するぐらいの感覚でいいと思います。気になる方は是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか?