大好きなアーティストのチケットがやっと手に入った!と思ったら、その後まさかの妊娠判明!

この場合はそのままライブに行くべきなのか、それとも泣く泣く諦めるべきなのか・・・そもそも妊娠中に大音量のライブやコンサートへ行ってお腹の赤ちゃんは大丈夫なの?と疑問に思うことも多いはず。

今回はそんな悩める音楽好きのママさんへ、妊娠中にライブやコンサートへ行っても良いのか、また妊娠中のライブの注意点やおすすめのグッズなどを紹介します。

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妊娠中のライブやコンサートは胎内の赤ちゃんに影響する?

お腹に赤ちゃんがいる妊娠期間、食生活や運動制限などママはどうしても制限生活になってしまいます。そんなときストレス発散に大好きなアーティストのライブへ足を運びたくなることもありますよね。

妊娠中一番気になるのはお腹の赤ちゃんへの影響。ライブ会場内の人ごみや大音量は胎内の赤ちゃんへの影響はないのでしょうか?

すべて自己責任

まずお伝えしたいのは「何があってもすべて自己責任」ということです。

最初から厳しいことを!と思われるかもしれませんが、妊娠中はどんな行動をするのも自己責任なのです。何か起こった時に一番に赤ちゃんを守れるよう色んなトラブルのパターンを想定しておくことが大事です。

ライブへ行くとなると、開演中だけでなく行き帰りの道中もかなり疲れてしまうので、駅から会場場所までの距離や付近に休憩出来るような場所はあるか、下調べをしっかりしておきましょう。

あまりにも駅から遠かったり、会場まで交通機関が乏しく徒歩でしか行けそうにないところはおすすめ出来ません。

お腹の赤ちゃんは大音量でもこもって聴こえる程度

胎内にいる赤ちゃんは羊水の中にいます。それにより外の大音量は赤ちゃんにはこもって聴こえる程度なので、聴覚に影響を与えるほどではないそうです。

ただママさんがストレスを感じるような音量であれば、さっと退席した方が良いですね。ライブの重低音は耳だけでなく身体にもズンズン響きますので気分が悪く感じることもあります。

それでは次より妊娠中にライブに行く時の注意点をお伝えしていきます。

妊娠中のライブやコンサートの注意点5つ

妊娠中は制限が多いながらもママのストレスのない生活が何より大切で、大好きな音楽を聴いてママが心地よければ赤ちゃんもきっと心地いいはずです。

では妊娠中のライブはどんなことに注意すれば良いでしょうか?

1)妊娠初期・臨月は避け、絶対にひとりでは行かないこと

妊娠初期は体調も不安定な上につわりもあるので、行くなら妊娠6ヶ月くらいの安定期に入ってからにしましょう。

また、いつ陣痛が始まるかも分からない臨月も控えるべきです。会場内で産気づいたり破水してしまったら大変ですからね。

妊娠中は安定期であっても人ごみがきっかけで酸欠や貧血を起こしやすいので、妊娠中は必ず誰かと一緒にライブに行くようにしましょう。できれば旦那さんか身内の方、友達なら出産経験のある方のほうが安心ですよ。

2)席のあるライブやコンサートを選ぶ

最近はオールスタンディングといってすべて立ち見でのライブも多く、2〜3時間妊婦さんが立ちっぱなしは非常に危険ですので、その場合は控えた方が無難です。

ただ会場によって二階だけ席を設けていたり、野外ライブのような広い場所だと椅子を持参して座ることができるので、なるべく席のある会場か椅子を確保出来るライブを選びましょう。

3)感染症予防にマスク必須

野外ライブの場合は幾分マシかもしれませんが、屋内のライブは換気もままならないギュウギュウの人混みの中、不特定多数の人と密接な距離で数時間過ごすことになると感染症が心配です。しっかりマスクで自己防衛して行きましょう。

10月頃から3月頃までは通常の風邪だけでなくインフルエンザ、ノロウイルスが大流行します。

最近では、妊娠中に感染すると赤ちゃんに影響が出てしまう風疹やりんご病、おたふく風邪も時期により流行しているので、流行りやすい時期は赤ちゃんだけでなくママのためにも控えておく方が安心です。

4)交通機関が混む前に帰宅し始めること

アンコールはライブやコンサートの醍醐味ですよね。しかし妊娠中はアンコールは我慢して帰宅し始めましょう。

ライブ経験者はよくお分かりだと思いますが、終演後の会場から外に出るまでや電車などの交通機関の込み具合はものすごいものです。通常の元気な人であっても家へ着く頃にはヘトヘト・・・

最後まで見たい気持ちはよく分かりますが、ここはグッとこらえて空いている時間帯に帰宅しましょう。


会場を出る時も混み合って後ろから押されることが多いので、妊婦さんは非常に危険です。ただライブの混雑については誰が妊婦さんかどうかも分からないぐらいの混み合う状態なので、しっかりと自己防衛することが大切です。

ちなみに私はライブ帰りのギュウギュウの満員電車で一度倒れた経験があります。妊娠中ではなかったですが、それでも人ごみに耐えきれず倒れてしまったので、妊娠中のママさんは特に体調を気にしながらライブの行き帰りには注意してくださいね。

5)時間に余裕を持って休憩場所の確保!女子トイレは混むので注意

妊娠中でなければさっと行ってさっと帰る事が出来ますが、妊娠中は疲れやすいのでなるべく時間に余裕を持って出発し、ところどころで休憩をとって行き来しましょう。

そして妊娠中はどうしてもトイレが近くなります。ライブ会場は特に女子トイレが混みやすいので空いている時間に行くようにしましょう。


上記では危険なことばかりお伝えしてきましたが、あくまで妊娠中は赤ちゃん第一。

これらをしっかり想定するだけでいざ何かあった時でも対処しやすくなるので少しでも頭に入れてライブを楽しんでもらえたらと思います。

それでは次より、妊娠中にライブを快適に過ごせるグッズを紹介していきます。

妊娠中の「あったらいいな」ライブ・コンサートのおすすめグッズ

基本的には席のあるライブやコンサート前提ですが、妊娠中のライブはとにかく少しでも楽になれるものが必須!

ライブ好きの私自身が「おすすめグッズ」をご紹介します。

持ち運び出来るクッション

椅子があったとしても数時間座りっぱなしだとしんどくなりますので、持ち運び出来るサイズのクッションをひとつ持っていくのをおススメします。腰と椅子の背の間に入れると腰の負担の軽減にもなります。

身体を冷やさないためのひざ掛け・ブランケット

会場の熱気で暑い場合もありますが、妊娠中は腰から足にかけて冷えやすいのでひざ掛け、ブランケットも持っていきましょう。夏場だと冷房がガンガンに入っているので座って見ていると寒くなるかもしれません。

スリッパ

普段のスニーカーでも問題ないのですが、スリッパに履き替えるとかなり楽なのでおすすめです。ただ足首が冷えないように靴下にも気を配っておいてくださいね。

折りたたみ椅子(野外ライブの時)

これは野外ライブ時になるのですが、野外のときは折りたたみ椅子を持参していきましょう。ピクニック用のシートでも良いのですが、これも長時間だと少ししんどくなってしまいます。

持ち運びしやすい軽量の折りたたみ椅子がおすすめです。ただ軽量だからといって妊婦さんが持ち運ぶのは控えて下さいね。

キャリーカート・ショッピングカート

これは個人的にとってもオススメなのですが、あって助かるのが買い物などで使えるバッグにコロコロがついたキャリーカート・ショッピングカートです。

上記でおすすめしたグッズ達、実はまとめると結構な大荷物になるんですよね。荷物をしっかり持ってくれる優しい旦那様と行くのであれば問題ないのですが、お友達と行く場合さすがにこの大荷物を女性に持たせるのはかなりの負担です。

その時に助かるのがカート。荷物もしっかり入る上に、コロコロがついているので持ち運びがとってもラクチンなんです。イメージ的におばあちゃんやちょっと高齢よりの人が使ってそう?と思われるかもしれませんが、ひとつあると本当に助かりますよ。

私自身、これを妊娠中のライブだけでなく出産入院時、里帰り時、抱っこ紐の時の買い物カートと今なおフル回転で使用しています。最近は可愛い柄も多いので出産準備品のひとつとしてもおすすめしたい一品です。

ママのリラックスが赤ちゃんにとっての栄養補給

妊娠中ということもあり注意事項の方が多くなってしまいましたが、事前準備をすることで安心して大好きな音楽やライブを心ゆくまで楽しむことができるので是非参考にしていただきたいなと思います。

ママが心地よくリラックスすることが赤ちゃんにとって一番の栄養だと思いますので、無理をせずにライブを楽しんできてくださいね。