妊娠中、お腹が大きくなってくると外出も億劫になりますよね。しかしこもりっきりもストレスになるし、映画にでも出かけてみようかな、と思うママは多いのではないでしょうか。

しかし、映画館って音が大きいので赤ちゃんに影響がないか気になりますよね。実際のところどうなのでしょうか。

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映画は妊娠中にも楽しめるものの1つ

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妊娠中はできることも限られてきますよね。そんな中でも映画は妊娠中にも楽しめるものの1つです。

映画館に行くのをためらっているママ、映画館に行っても大丈夫なんですよ。出産したら、赤ちゃんのお世話でなかなかゆっくり映画を見る時間もありません。

体調を第一に考えて、楽しめる準備をして映画館に出かけてみましょう。

映画館で注意したいこと

せっかく映画を見に行くなら楽しみたいですよね。映画を楽しめるように気をつけたいことを紹介します。

トイレにすぐいけるように通路側の席を選ぶ

妊娠中は膀胱が刺激されることで、トイレが近くなってしまいます。周りの人に気を遣いながらトイレに行くのはとても気が引けますよね。かといって、我慢するのは体にも良くないし、映画も楽しめません。

また、妊娠中は同じ体勢で座り続けるのは辛いと思います。そのため通路側の席だと体を伸ばしやすかったり、体勢を変えやすいです。

特別席や、ソファー席、カップルシートなど広々座れる席もあります。すこし値段がかかってしまいますが、体のことを考えたら割高でもそういった席を取ると安心かもしれません。

冷房が強めなので温度調整に注意

映画館は大勢の人が入るので、冷房が強めにかかっていることがあります。妊娠中に冷えは対敵です。上着を持ち歩いたり、ブランケットを持参するといいでしょう。

ほとんどの映画館はブランケットの貸し出しをしているので、そちらを利用してもいいと思います。また温かい飲み物を選んだりと調整するようにしてください。

塩分や糖分の取りすぎに注意

映画のお供のポップコーン。そういったサイドスナックにも注意が必要です。

せっかく映画に来たのだから…と思うかもしれませんが、塩分や糖分が多く使われています。妊娠中は体重管理も大切なことの1つです。

映画を見に行く前後で調整するなどして楽しんだり、控えめにするなど気にしてみてくださいね。

妊娠中のホラーはいけない?

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よく妊娠中はホラーやサスペンスはよした方がいいと言われていますよね。

それは、知らぬ間に力が入ってしまいお腹が張ってしまう恐れがあったり、周りの音が聞こえているから怖い音は胎教に悪いなど理由は様々あるようです。

実は少し恥ずかしいとは思ったのですが、検診の際先生にホラーは見てはダメか聞いたことがあります。

私はホラー映画が大好きなんです。私の先生は「楽しめるならいい」という答えでした。

胎教はママが美味しいものを美味しいと思ったり、なにかをして楽しいと思ったり…とポジティブな感情であればいいと言われました。

つまりホラーを見て、怖かったけど楽しかったー!と思えるなら赤ちゃんは喜んでいるということでした。

周りの音は聞こえてはいるけど、はっきりとは聞こえていないそうです。普段も、なんかママの声がするなーという程度だそうです。

先生に、「せっかくお金出してみるのに自分の本当に観たいもの観なくて楽しめるの?だったらホラーでもなんでも見て心底楽しめた方がよっぽどいい胎教だよ」と言ってもらい妙に納得しました。

あまり過剰に気にするのではなく、純粋に映画を楽しめたらいいと思います。

映画館に持って行ってよかったグッズ

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私は妊娠中2週間に1本くらいのペースで映画を観に行くようにしていました。

ショッピングモールの中に映画館があったので、ベビーグッズを揃えるための買い物をしたり、ウィンドウショッピングを散歩代わりにしたりとしていました。

そんな私が映画館に持っていってよかったと思うグッズを紹介します。


旅行用ピロー
旅行用のピローはコンパクトで持ち運びにもかさばりません。妊娠中は特に腰や肩が痛くなるのでピローを座席との間に入れるだけでだいぶ楽になりました。


大きめのタオル
寒いときはブランケットの代わりに、そうでないときは丸めてピローのように使っていました。また座席が硬かったり、しっくりこない時にタオルを敷いた上に座るようにしていました。


貼るホッカイロ
先ほどの気をつけた方がいいことと重複しますが、映画館は冷えやすいです。上着を羽織ったりブランケットをかけても腰が冷えやすく感じていました。

腰は冷えると腰痛が悪化するのでホッカイロを貼って冷やさないようにしていました。


マスク
大勢の人がいるため風邪や、感染病などが心配です。映画に限らず出かけるときはマスクは必須ですよね。映画館は乾燥しやすいので、ウェットタイプの使い捨てマスクがオススメです。

ちなみに私は妊娠後期に入ってから、わりとよく睡魔に負けて映画の途中で寝てしまうことがありました。

周りの妊婦さんのお友達も結構そういったことがあったようです。寝ているときは特に乾燥しやすいのでぜひウェットタイプを使ってみてください。


映画館に行くのがどうしても心配な場合はレンタルDVD

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最近は映画の公開が終わるとすぐにDVDになって発売されたりレンタルされますよね。

そういったものを利用して家でのんびり観ているのもいいかもしれません。周りに気を遣うこともなく、トイレの時は停止できるし、何より横になって観れるのは妊婦さんにとっては楽ですよね。

家で安静を言われている妊婦さんも、DVDなら楽しむことが出来ます。宅配レンタルなどもあるので体調と相談しながら、無理して外出せずに家で楽しんでみてください。

よく、育児ものや家族のお話などを観るといいと子育てサイトでオススメされています。私も何本か借りて見てみたのですが、私は個人的にはあまりオススメできません。

私の場合は、幸せな家庭への高まる理想や出産や母になることへの不安が募るばかりでした。また妊娠期間の生活などもストーリーと比べてしまい、自分自身に自信がなくなっていきました。

そのため、好きだった映画やドラマなど楽しめるものを選ぶようにしていました。

妊娠中は映画館がいいリフレッシュに

妊娠期間中、映画という楽しみがあるだけでストレスも発散されていたし、出かけていくことでいい運動になっていたと思います。ナーバスになりやすいこの期間、映画のおかげで笑ったり元気をもらうことが出来ました。

妊娠中はいろいろなことを心配して、家に引きこもりがちになってしまいますが、外に出るだけで気持ちがすっきり、リフレッシュされます。外に出る1つのきっかけに、映画は最適なのではないでしょうか。

そして出産して8ヶ月経った今、映画に頻繁に行っておいてよかったと思っています。

それは子供とつきっきりでなかなか観に行く時間が持てなかったり、DVDを借りても子供を寝かしつけた後の時間も、家のことや自分の睡眠にあてたいと思い結局観れないことが多いからです。

結構、あれをやっておけばよかった、これをしておけばよかったとちょっぴり後悔することが多いのですが、映画だけはたくさん観たな、という満足感があります。

出産前のまだ比較的に時間があるうちに観たいものは観て楽しんでおくことをオススメします。ぜひ映画に出かけてリフレッシュしてきてくださいね!