広大な敷地を有する大人も子供も大好きな夢の国、ディズニーランド。

もちろん妊娠したって行きたくなる気持ちは変わりませんよね?まして出産したら子供中心の生活になるわけだし、今のうちに夫婦2人きりの思い出を!と考えている妊婦さんもいるかもしれません。

でもいざ行くとなると、広いパーク内を歩けるかな?乗れるアトラクションが制限されてしまっても楽しめるの?と不安はつきませんね。

そこで今回は「お腹の赤ちゃん最優先、だけど主役は妊婦さん!」なディズニーランドの楽しみ方をご紹介します。

ぜひ残り少ない夫婦水入らずのデートを、ディズニーランドという最高のロケーションで楽しんでくださいね!

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事前準備とプランニングが楽しむカギ!

安定期にも入り運動することを進められている妊婦さんでも、ただウォーキングをするというのと、長時間立って並んだり、人混みにもまれたりするのとでは状況が違います。

せっかくきたディズニーランドだからこそ、体調管理が一番大事!無理のないスケジュールを組んで、ゆったりと楽しみましょう。

パレードとショーを中心にプランを組む

まずは当日もたつかないように、しっかりと回る順番をプランニングしておきましょう!そしてプランの中心はズバリ「パレード」と「ショー」。事前にHPなどで時間をチェックしておきましょう。

妊娠中は、意識していなくても体への負担は大きくなるものです。座って楽しめるショーや、パレードを中心に楽しみ、「あいている時間があればアトラクションを」程度に考えておくと、スムーズにまわれますよ。

食事はプライオリティ・シーティングを利用しよう

そしてもう1つ、忘れてはいけないのは食事です。こちらも混雑する時間帯にはどこのお店も並んでしまって、なかなか店内にすら入れないこともしばしば。

食べ歩きでお腹を膨らませるのも手ですが、実はパーク内のいくつかのレストランには、「プライオリティ・シーティング」と呼ばれる時間帯の枠を予約する制度があります。

こちらの制度はオンラインか、ディズニーリゾート総合予約センターから電話予約をする2つの方法があります。

【プライオリティ・シーティング対象店舗(ディズニーランド)】

  • イーストサイド・カフェ(ランチ・ディナー)
  • センターストリート・コーヒーハウス(ランチ・ディナー)
  • レストラン北齋(ランチ・ディナー)
  • クリスタルパレス・レストラン(ブレックファスト・ランチ・ディナー)
  • ブルーバイユー・レストラン(ランチ・ディナー)

※なお、上記の店舗は2016年4月15日の制度変更により、事前受付なしでは利用できなくなっています。

妊婦中だからこそ行きたいスポット!

アクティブに動けなくても大丈夫!妊婦の今だからこそ楽しめるスポットをご紹介します。

大きなお腹でミッキーと記念写真!ミート・ミッキー

いわずと知れたミッキーに会える場所ですが、妊娠中の大きなお腹でミッキーと記念写真を撮れるのはいい思い出になりますね!

お腹の赤ちゃんが大きくなった時に写真を見返してみてもまた感慨深いものがあります。ミッキーにお腹を触ってもらって、安産祈願をしてもらうのもいいですね!

見ているだけでワクワクする!ベビーグッズのお店ベビーマイン

ファンタジーランドにある、ベビー・キッズ用品専門のお店です。生まれてくる赤ちゃんに、ベビーグッズをお土産にするのも思い出になりますよね!

日によって違いはありますが、店内は比較的すいているので、ゆっくり見てまわれるのも妊婦さんにはうれしいポイントです。

アトラクションは乗れるものを選んで楽しむ!

体調最優先の妊婦さんですが、せっかくディズニーランドに来たからにはアトラクションも楽しみたいですよね?

とはいえ長時間並ぶのは体の負担にもなるため、アトラクションをプランに組み込むなら混雑していない期間や平日をねらって来場することがオススメです。それが難しい場合には乗りたいアトラクションをしぼってファストパスを利用しましょう。

また、中には妊婦さんNGのアトラクションもありますので、事前に頭に入れておきましょうね。

【妊婦さんNGのアトラクション】

  • ビッグサンダー・マウンテン
  • スプラッシュ・マウンテン
  • ガジェットのゴーコースター
  • スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー
  • スペース・マウンテン


上記が妊婦さんNGと明記されているものになります。この他のアトラクションは乗れるものとなりますが、一度公式HPでアトラクションのページをチェックしてみましょう。

アトラクションの細かな説明や対象年齢、“補助なしで座れることが必要”などの表記があれば、回転やスピードなど、動きのあるアトラクションということになります。心配な場合はキャストに確認すると確実ですよ。

妊婦さんはゲストアシスタンスカードを利用できる!

妊婦さんだけの特典や優先はありませんが、サポートしてくれるシステムはあります。

ゲストアシスタンスカードというものは、身体障害者の方や、怪我などで体の機能が低下しているなど、パーク内でサポートが必要なゲストが申請できるものであり、妊婦さんや高齢者も対象となります。

これを使うことで、立って列に並ぶのが難しい場合に列の中ではない別の場所(ベンチなどで座りながら)待つことができます。

しかしこれはあくまでも列に並ぶ負担を軽くするためのものであり、待ち時間を短縮するためのものではありませんのでお間違えのないように。使用の際には下記の点に気をつけてください。

<気をつけること>

  • 利用している間、他のアトラクションには乗れない。
  • 同伴者の数には規定がある。(アトラクションの場合は4名まで)

また、妊婦さんといえど自己責任で来ているので、このような制度を乱用したり、パーク側の善意を踏みにじるような行為はおやめくださいね。

駐車場の優先はある?

車で来場した場合、パークから離れた駐車場になってしまうと結構歩かなくてはなりません。

ディズニーでは専用駐車スペースというものが設けてあり、歩くのが困難な妊婦さんであれば利用することができます。その際には駐車場のキャストに歩くのが困難なことを伝えると案内してくれます。

ただし歩くのが難しい場合のみの利用となりますので、元気な妊婦さんは対象外となります。

当日の持ち物をチェック!

妊娠中は急に起こる体調の変化も想定していないといけません。また、夏の日差しや冬の寒さなど、しのげるものはとことん避けられるように準備万端にしておきましょう!

■母子手帳、保険証
何か体調のトラブルがあった場合など、妊婦であることや妊娠週数、かかっている病院などがわかるために必要です。
■腹帯
長時間の外出時に着用すると重たいお腹が少し楽になりますよ。
■生理用ナプキン、エチケット(ビニール)袋
急な吐き気や出血がないとも限りません。大きなものではないので、念のため携帯しておきましょう。
■日傘<暑い時期>
体温の高い妊婦さん。体感温度を下げてくれます。また、妊娠中はシミやそばかすができやすいので紫外線よけにも。
■ブランケット、地面のヒンヤリを通さないお尻に敷くもの<寒い時期>
子宮を冷やすのはよくないので、特に下半身を温めることを忘れずに。パレードを鑑賞する時などは、できればベンチのある席を確保するといいですね。

まとめ

妊娠中のディズニーランドの楽しみ方について提案しましたが、いかがでしたか?何かと制限やストレスのある妊娠生活、できることなら体の許す限り楽しみたいですよね!

冒頭でもお伝えしたように、主役は妊婦さんですが最優先すべきなのは体調であり、お腹の中の赤ちゃんです。決して予定をつめこむのではなく、普段とは違う体であることを自覚して、ゆったりと楽しむことを心がけましょう!

また、ディズニーランドには多くのキャストがいますし、救護室もあります。もし具合が悪くなった場合には遠慮せずに、そういったものに頼ることも忘れないでくださいね!