暑い季節になると散歩をしたり公園で遊ぶのは一苦労。そうなると少しでも涼しく遊べるように子供と水遊びしたくなりますよね!
でも子供がどれぐらい大きくなったら水遊びしていいものなのかわからない…と悩むママも多いのではないでしょうか。
そこで、赤ちゃんと水遊びをするためのポイントを4つにまとめてみました。
月齢ではなく子供の成長度合いで判断を
水遊びは生後何か月からOKという明確なものはありません。
実際にベビースイミング等ではまだ首がすわっていない赤ちゃん用のレッスンもあるぐらいなので、早いうちから水遊びをやってはいけないということはないのですが、やはり事故も多い遊びですし、一歩間違うと命にかかわることになりますので慎重に考えましょう。
自分でお座りできない赤ちゃんの水遊び
プロから指導をきちんと受けられるベビースイミングは別として、基本は自宅のお風呂やベビーバスに少し暖かいかな?と思うぐらいの水(25℃~30℃程度)を張って遊ぶのがよいでしょう。
水遊びは思っている以上に体力を消耗するので、赤ちゃんの様子を見ながら早めに切り上げるようにしましょう。
自分でお座りできるようになった後の水遊び
赤ちゃんが自分一人でしっかりお座りできるようになればビニールプールを使用して安全に水遊びができるようになります。
しかし、ここでも油断は禁物です。あまりたくさん水を張ってしまうと、何かの拍子に赤ちゃんの顔が水面に付き、溺れてしまう可能性もありますので赤ちゃんが座って足が隠れない程度の水の量にしましょう。
また、赤ちゃんがまだ自力で立てないとずっと水に浸かっていることになり体が冷えてしまいますので、25℃~30℃程度の水を使うことをお勧めします。
1人で歩けるようになった後の水遊び
赤ちゃんが1人で歩けるようになれば、ビニールプールだけでなく、公共の水遊び場や幼児用プール等を利用できるようになります。
ただし、ポイントは「歩けるようになった後」というところです。
1人で立っちはできるけど歩けないという赤ちゃんは、他の子供たちがいるような場所での水遊びは危険だと私は思っています。
ずっと親が子供に張り付いているのならいいのですが、水が飛んできても避けられない、咄嗟の時に動けないと水遊びに夢中になっている年上の子供たちが危険なことをしていても逃げられないからです。
おむつの状況で遊ぶ場所を決める
水遊びで気を付ける重要なポイントとして「おむつ」があります。自分でお手洗いに行けない赤ちゃんは裸かおむつをしたまま水遊びをします。
自宅で水遊びをする分には気にすることはないのですが、公共の施設や場所で水遊びをするのであれば、おむつのルールを確認してから使用するようにしましょう。
施設によっては水遊び用のおむつでさえも禁止な施設があります。
顔を付けて遊ぶプールのような場所の水に排泄物が混ざっていたら当然嫌ですし、そんなところで子供を遊ばせたくないですよね。
また、水遊び用のおむつはサイズが限られている為、必ずしもフィットする子ばかりではないと思っています。
我が子はかなり小柄だったので1人で歩けるようになった頃にようやく水遊び用のおむつで一番小さいサイズがちょうどよく履けるぐらいでしたので、それまでは自宅と支援センターで行っていた水浴び以外は避けるようにしていました。
感染症に注意!
赤ちゃんの体調が良い時に水遊びをするということは当然ですが、公共の場で水遊びをする際に気を付けてほしいのが感染症に感染する恐れがあるということです。
私が通っていた支援センターでも、手足口病が流行り始めるとそのシーズンの水浴びは中止になっていました。
また、赤ちゃんは元気でも赤ちゃんの家族、例えば赤ちゃんのお父さんが水疱瘡になった等の場合もその赤ちゃんは水浴びが禁止になっていました。
なるべく受けられる予防接種をすべて終わらせて、万が一感染症にかかっても対応できるような状況かどうかを考えてから公共の場で水遊びをするようにしましょう。
意外と忘れがちな熱中症・紫外線対策
水遊びって涼しくて気持ちいい!と思って忘れがちなのが、外で水遊びをする際の日差し対策です。体は水に浸かって涼しいかもしれませんが、頭は日差しをガンガンに受けて暑い!ということもあります。
なるべく、屋根がある場所にプールを置いたり、帽子を被らせるように心がけましょう。
また、最近ではベビー用の水遊び着という洋服と水着の中間のような服やラッシュガード等もありますので上手に活用すると紫外線防止にも役立ちます。
水遊びは赤ちゃんや子供にとっては本当に楽しく、気持ちがいいものです。しかし、それと同時に普通に遊ぶ以上に危険が多い遊びでもあります。
大人が先回りして準備や対策をして、安全・安心して水遊びができる環境を整えてあげることが大切ですね。