可愛い赤ちゃんには、好き嫌いなく食べ物を食べてほしいですよね。
しかし、赤ちゃんの中には野菜を嫌がり食べてくれない子もいます。
その時ママはどうしたらよいのか?困った時の対処法をご紹介したいと思います。
野菜を食べない赤ちゃんの行動、なぜ野菜を嫌がり食べないのか?
野菜嫌いの赤ちゃんはどんな行動をするのでしょうか?また、どうして野菜を食べてくれないのでしょうか?
赤ちゃんの食べる食べないは毎日日替わりです
離乳食期の赤ちゃんでも、離乳食を完了している赤ちゃんでも、彼らの「食べる」というスイッチは毎日日替わりです。
「食べるよりも眠たい、食べるよりも遊びたい、今日はその逆。」
そしてこの日替わりは食べ物の種類も同様です。昨日までは喜んで食べていたものを今日は全く食べない、イヤイヤする。こんなときは、あまり深く考えこまずにお休みしてみるのも手ですよ!
野菜だけは毎日絶対に食べてくれない!
今日は食べるモードに入っている気がする!けれど、そんな時にも野菜だけは絶対に食べてくれないと嘆くママもたくさんいます。
赤ちゃんも、野菜を嫌がって口に入れるどころかお皿の横にポイポイ、更に上を行く子は床にポイポイという手法を使ってくることもあります。
野菜を嫌がる原因には何らかの理由があります
赤ちゃんが野菜を嫌がるのには何らかの理由があります。その理由を解決していけば、きっと野菜を食べてくれる日も来るはずです!
1.癖のある野菜を選んでいる
野菜を嫌いな赤ちゃんは、野菜独特の癖に気づいてしまっていることが多いです。
子供の嫌いな野菜の代表として、ピーマン、トマトがありますよね。どちらも苦い、臭いなど、癖のある野菜の分類に入ってしまいます。
幼い赤ちゃんにもこの癖が分かってしまっているのが野菜を嫌がる原因なのかもしれませんよ。野菜嫌いを少しずつ克服するためにも、なるべく癖の少ない野菜をチョイスすることがポイントです。
2.カットの方法がいけない
野菜嫌いの赤ちゃんには大きめにカットした野菜を出しても、絶対に食べてくれません。
しっかりと食べられるようになるまでは、とにかく小さく細かくカットして、隠して食べさせるくらいの気持ちでいたほうが良いです。
実は○○の野菜が入っているんだよ~とカミングアウトすれば、実は○○は食べられたんだ!と自信につながります。
この野菜なら食べてくれるかも!野菜嫌い赤ちゃんにオススメ野菜
野菜嫌いの赤ちゃんにおすすめな野菜をいくつかあげてみますね。食べやすい野菜で徐々に慣らしていきましょう。
1.さつまいも
甘くてデザート感覚があるさつまいもは赤ちゃんも大好きです。
離乳食期の赤ちゃんはシンプルにペースト状に、離乳食が済んでいる赤ちゃんには、フライパンで焼いたり、蒸かしたりしてあげてみましょう。
パサパサして喉につっかかりやすいので、水分はこまめにあげてくださいね。
2.かぼちゃ
かぼちゃもさつまいもと同じく、甘みがあり癖の少ない野菜です。皮が舌に残りがちですので、皮部分を嫌がる場合には剥いてあげてくださいね。
3.枝豆
ビールのおつまみには枝豆ですよね!
そんなことはさておき、枝豆は赤ちゃんにも人気な野菜で、パクパク食べてくれます。
ただ、喉に詰まらせる危険があるので、しっかりとモグモグ出来ない赤ちゃんには、細かくしてから食べさせてください。モグモグ出来る赤ちゃんにも十分に気を付けて食べさせてあげてくださいね。
4.とうもろこし
とうもろこしは塩を軽く振ってレンジでチンするだけで甘くて最高の状態になります。
ガブっと丸かじりしても良し、包丁で削って食べても良し、必死にかじりつく赤ちゃんの顔も微笑ましくて見ものです!
5.パプリカ
ピーマンは嫌いでも、パプリカは食べられる。そんな赤ちゃんもいます。
赤、黄色、オレンジの色鮮やかなパプリカはピーマン独特の臭みや苦みがほとんどなく、非常に甘みがあります。
軽くレンジでチンしてあげると、皮も柔らかくなり、更に強い甘みを感じることが出来ますので、一度試してみてください!
究極の野菜嫌いへの食べさせ方!試してほしいおすすめレシピ
食べやすい野菜をあげてみても、全然ダメ!口に入れるどころか、見ただけでポイ!そんな赤ちゃんには、このレシピを試してみてください!
1.おやき
ご飯に細かくカットした野菜、片栗粉を入れてフライパンで焼きます。ゴマやしらすなどを入れると香ばしくてとても美味しくなりますよ。
おやきになると、ほうれん草やにんじんなどの食べにくい野菜もパクパク食べてくれる可能性大です!
2.ホットケーキ
ホットケーキミックスに野菜を混ぜてみましょう!
ホットケーキに野菜を入れる最大のメリットは、見た目では野菜が入っていると分かりにくいという点です。断面を見ると、野菜が入っているのかも?と気づきますが、表面にはそこまで浮き出てきません。
おやつ感覚で野菜が食べれますし、朝食に出しても良いですね。いろんな野菜バージョンをたくさん作っておいて冷凍しておけばいつでも簡単に野菜ホットケーキが食べられます。
3.お味噌汁
意外にもお味噌汁の野菜は食べられる!という子もいます。
お味噌汁の味の方が強くなるので、野菜の味が和らぐというのも理由です。何はともあれ、野菜を食べてくれればうれしいものですよね。
お味噌汁に豚肉を入れて豚汁にすれば、更に美味しく変身します。豚汁に入れる野菜は比較的どんなものでも合います。色々な組み合わせの野菜を入れてお味噌の種類もこまめに変えると飽きがこず食べてくれるのではないでしょうか。
我が子も最初は野菜を食べませんでした
我が子も離乳食の間は野菜の好き嫌いが激しく、「さつまいも」と「かぼちゃ」以外の野菜を口にすると嫌な顔をして無理やりゴックンしたり、ひどい時にはベーっと口から吐きだしていました。
だんだん成長するにつれ、自分で手に取ってご飯を食べる様になりますが、そうなった時には一目散にお皿から排除、時には椅子からポイポイ床に捨てていました。
毎日ご飯を準備しているこちらとしては本当にイライラしますよね。
栄養面でも不安がありますので、なんとか食べさせたいという気持ちでいろいろ試した結果、意外なもので野菜嫌いが克服できました。
おやき、ホットケーキ作戦は大成功!
野菜をそのままの形で出しても一口も食べてくれません。おやき&ホットケーキ作戦で野菜を混ぜると気づかずに食べてくれました。
しかし、残念ながらこれは野菜嫌いの根本的な解決法ではありません。困った時の対処法であって、更には作るのも正直面倒です。
野菜そのものを食べてくれる、これが目標でした。
調味料で解決パターンも!うちはマヨネーズで野菜克服スイッチが
あの手この手で野菜を食べさせようと調理法や味に工夫をしてみましたが、我が子の野菜克服スイッチは、意外なあの調味料で解決しました。それはマヨネーズ!
離乳食期に多量のマヨネーズは使ってはいませんでしたが、離乳食完了期以降から少しずつ食べさせていました。
私は生野菜サラダが大好きです!大根やにんじん、キャベツ、きゅうりなどなど、細くカットした生野菜にマヨネーズをかけて食べるのが大好きです。
ある日子供が指をさして「あー!あー!」と言いました。試しに野菜を口に入れてみると、意外にもムシャムシャ、もう一口を要求したのです。
生野菜なんて一番食べにくい、しかもマヨネーズでいいの?!と驚きましたが、その後も美味しさを覚えているのか、食事に出すたびに喜んで食べてくれています。
まとめ
野菜嫌いは調理法、味付け、タイミング、ひょんなことがきっかけで食べてくれる日が来ます。
必死に食べさせようとするのもイライラだけがたまってしまいますので、焦らずゆっくり頑張りましょう!