野菜ジュースにはたくさんの野菜やフルーツが入っていて、不足しがちな栄養を簡単に補うことが出来そうですよね!

しかし、赤ちゃんにも栄養をたっぷりととってほしいからといってある日突然飲ませることは非常に危険です。

今回は、赤ちゃんに野菜ジュースを飲ませたい時の注意点、飲ませることが出来る目安時期などをご紹介したいと思います。

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野菜ジュースにも種類があります

野菜ジュースと言えばコンビニやスーパーなど、どこのお店でも購入出来るくらいメジャーな飲み物ですよね。むしろ人々の健康意識が高まり、種類も豊富になっていっているのではないでしょうか?

しかし、目に入った野菜ジュースをいきなり赤ちゃんに飲ませるのは絶対にNGです!

まずは、赤ちゃん向けの野菜ジュースはどんなものなのかを考えていきましょう。

子供~大人が飲んでいる野菜ジュース

だいたい小学生前後から私たち大人が普段飲んでいる野菜ジュースには野菜やフルーツ、砂糖、そして添加物なども最低限含まれています。味もしっかりと濃厚でとても美味しいですよね。

しかし、私たちが飲んでいる野菜ジュースを赤ちゃんに飲ませるのはあまりオススメしません。

体に害のあるものが含まれている訳じゃないから大丈夫!だと考えるママも当然いますが、出来るなら赤ちゃん向けの野菜ジュースを飲ませてあげたほうが様々なリスクを回避することが出来ますよ。

赤ちゃん向け野菜ジュース

幼児向けの野菜ジュースが販売されているのを見かけたことのある人も多いはずです。

可愛いキャラクターものが描かれたもの、パックを上手く持てない赤ちゃんのために改良されたものなど、大人ほどではありませんがいくつか見つけることが出来ます。

この赤ちゃん用の野菜ジュースは大人向けのものと比べていくつか異なるポイントがあります。

赤ちゃん向け野菜ジュースの特徴とは?

では、赤ちゃん向け野菜ジュースが通常のものと何が異なるのでしょうか?

見た目はほとんど似たような感じですが、大きな違いがいくつかありました。

容量

赤ちゃん向けの野菜ジュースの容量は通常のものよりか量が少なめです。

大人向けの通常サイズはだいたい200mlですが、赤ちゃん向けの野菜ジュースはだいたい100ml前後が多いです。あまりにも多いとそれだけでお腹がタプタプになってしまいますので、ちょうどよいサイズです。

野菜やフルーツの種類

大人向けの野菜ジュースの包装を見ると、使用されている野菜やフルーツの種類がずらりと描かれているものが多いですよね。

りんご、レモン、にんじん、ピーマン、アスパラガス、ケール、パセリ、など、普段口にする機会が少ない数多くの野菜やフルーツがギュッとジュースに詰め込まれています。

その一方、赤ちゃん向けの野菜ジュースはとてもシンプルで、りんご、にんじん、かぼちゃなどの、食べやすそうな野菜や果物で作られています。含まれている種類は10種類もいかないものばかりではないでしょうか。

添加物

私たちの食事の中で、添加物を一切口にしないという事は不可能です。

しかし、赤ちゃんには出来るだけ余計なものは食べさせたくない、きっと誰もがそう思いますよね。赤ちゃん向けの野菜ジュースには余計な添加物を最小限に抑えているものが多いです。

砂糖

野菜ジュースにフルーツが使われていたとしても、中にはプラスで人工甘味料や砂糖が含まれているものもあります。

赤ちゃん向けの野菜ジュースには砂糖不使用のものがあります。砂糖を取りすぎると、肥満の原因にもなりかねませんので、成分表をみて「砂糖」が使用さているかのチェックをすることをオススメします。

塩分

大人向けの野菜ジュースは実は塩分が多く含まれています。もちろん飲んで塩辛いと感じる量が入っているわけではありませんが、お茶代わりに野菜ジュースを飲んでいると、塩分の取りすぎです。

赤ちゃん向けの野菜ジュースには塩自体を使っていないタイプもありますよ。

赤ちゃん向けの野菜ジュースを飲んだ経験がありますが、正直味が薄いです。大人向けの野菜ジュースは濃厚というよりも、濃すぎると感じる事もありますよね。

赤ちゃんは野菜ジュース以外何にでもそうですが、薄味が基本ですよ!

赤ちゃんに野菜ジュースを飲ませるときに気を付けたいこと

「赤ちゃん向けの野菜ジュースを購入して早速飲ませてみよう~!」

ちょっとお待ちください!!その前に、気を付けなくてはいけないポイントがあります。

食物アレルギーがないことを把握

野菜ジュースの包装パックにどんな種類の野菜、果物が使用されているかをまずチェックしてください。

すべての食材は離乳食で試し終わっていますか?食物アレルギーの症状が出た種類はありませんか?

ゴクゴクと飲み干しやすい野菜ジュースはある意味食物アレルギーが出た時が一番怖いです。購入時に成分表を確認すること、飲ませる際にも最初は少量からがお約束です。

飲み過ぎ注意!飲ませる量や日にちの目安を決める

赤ちゃんにジュースや牛乳を飲ませてしまうとお茶や白湯を飲まなくなるとよく耳にしませんか?私も耳にはしていましたが、本当にそうです…。

野菜ジュースもとっても美味しくて、それは赤ちゃんも同じです。野菜ジュースの後にお茶や白湯を飲ませようとしても、見向きもしないくらいくらいです。

ですから、野菜ジュースを飲ませる量や、日にちの目安を決めておきましょう。

虫歯のリスク

野菜ジュースを飲むと、糖分を含む為、どうしても虫歯のリスクが出てきます。歯磨きをしっかりする、お茶や白湯を少量飲ませる等、工夫が必要です。

野菜ジュースを飲ませるタイミングは?

これまでのポイントをまとめて、赤ちゃんに野菜ジュースを飲ませるタイミングは早くても1歳以降だと思います。

離乳食が進み、食物アレルギーの有無が分かるこれが大前提です。ある程度の年齢になったらいろんな物の味を知ることも大切です。

安心な野菜ジュースは手作り!

市販の野菜ジュースを飲ませるのには安全面でも抵抗がある…そんな時には手作り野菜ジュースがオススメです!

野菜ジュースのレシピ

赤ちゃんが飲みやすい野菜ジュースは、癖のない材料をチョイスしましょう。

  • にんじん
  • ほうれんそう
  • りんご

この組み合わせは本当に飲みやすい組み合わせです。

もうひとパターンは

  • バナナ
  • セロリ
  • にんじん

やや癖があるかもしれないセロリも組み合わせ次第では美味しく飲むことが出来ます。基本入れる具材に迷った時はバナナを入れてみると美味しく変身します!

野菜ジュースを飲んだ後にうんちの色を見て!

野菜ジュースを嬉しそうに赤ちゃんが飲んでくれたら、ママも本当に嬉しいですよね。

しかし、ゴクゴク飲んでくれるからと言ってどんどん飲ませてはいけません。野菜ジュースを飲んだ後には、赤ちゃんのうんちの状態をしっかりと確認してくださいね。

野菜ジュースを飲んだ後のうんちは、数回色に変化があることもあります。数回であれば野菜ジュースが原因かもしれません。

しかし、あきらかに長時間おかしいというときには他に原因があることもありますので、早めに医師の診察を受けましょう。

まとめ

赤ちゃんの野菜ジュースデビューは焦る必要は全くありません。

大きくなるまで飲ませないというママもいますし、おやつ代わりに飲ませているというママもいます。赤ちゃんの好みに合った美味しい野菜ジュースに出会えると良いですね!