産まれて間もない赤ちゃんは昼夜の間隔がわからないので、一日中寝たり起きたりを繰り返しますが、徐々に昼間起きて夜寝るといった生活リズムに整えてあげる必要があります。

しかし、いざ実践してみてもなかなか夜決まった時間に寝てくれない、夜泣きがひどくて結局昼間に寝てしまうといった赤ちゃんの都合に振り回されて、親子共に寝不足で辛い…なんて状況になってしまうことも少なくありません。

私も我が子にはかなり苦戦したママの一人ですが、いろんなことを試してみた結果、周りの子達よりも早く生活リズムを整えることができたのです。

そんな私が試行錯誤でやってみたこと・効果があったことをご紹介します!

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赤ちゃんが夜寝ない・夜泣きの原因を考えてみた

まず、赤ちゃんが夜寝ないときは理由がある時とない時があります。理由がある時というのは、寝る体制が整っていない(テレビが付いている、部屋が明るい、暑いや寒い等)時です。

また、日中の活動量が少なく疲れていない、朝起きるのが遅い、昼寝が長い、お腹が空いている、喉が渇いている、衣服やおむつが気持ち悪いといった理由もあるかもしれません。

この場合はとにかくその理由を探って状況を改善していけば、自ずと夜に寝る習慣が身に付くでしょう。

夜泣きについても同様で、理由がある時は寝返りが上手くできない、日中に大きく記憶に残るような出来事があった(怖い思いをしたり初めての体験をしたり等)、母乳育児に多いのがおっぱいの安心感が欲しい場合もあります。

ただし、夜泣きの場合は原因がわからないことの方が多いように思います。

あらゆる方法を試してみた結果

我が子の場合は生後3か月頃から突然、夜にまとまって寝るようになったのですが、生後5か月あたりから夜寝てくれず、寝たと思ったら夜中と朝方に夜泣きするようになりました。

朝は必ず7時に起こしていましたし、昼寝も標準的な時間、寝返りもずりばいも他の子よりも早い段階でできるようになっていたので、日中それなりに活動していました。夜も20時には電気やテレビを消して、一緒に布団に入っていましたが寝てくれませんでした。

私がまず試したこと

私がまず試したことは、同じ時間に寝るということです。昼寝の際、抱っこ+スクワットで必ず寝ていたので夜も同じように寝かせることにしました。

しかし、一度は寝てくれるものの布団に戻すと背中スイッチが起動し、起きてしまうので失敗でした。

次に寝かしつけに絵本を読んでみることに

次に寝かしつけに絵本を読んでみることにしました。あかちゃん用のねんねの本を読んでみたところ、逆に興奮してしまい全く寝てくれませんでした。

寝るときにママから離れてしまうのが不安で眠れないのでは?と考えた私は、日中気に入って使っているタオルを掴ませ、大人の布団で寝かせてみることにしました。

これは少し効果があり、寝かしつけに3回に1回は成功するようになりました。しかし、この寝かしつけには弱点があり、寝入るまでにかなり時間がかかってしまうことでした。

その時間、私が起きているためになんとなく鼻歌を歌ったところ、なんとすぐに寝てしまったのです。我が子には「歌」が効果抜群でした。

歌の中でも効果抜群の曲を発見!

赤ちゃんが寝る歌を発見

それから毎日、夜の寝かしつけに歌を歌うことにしました。初めは王道の子守歌を歌っていましたが、寝てはくれるものの寝入るまでに時間がかかりました。

次にいつも聞き慣れている曲のほうがよいのでは?と思い、散歩のときにいつも歌っているトトロの「さんぽ」や森のくまさんを歌ってみました。

ちょっとテンポが良い明るい曲なのでどうかなと思いましたが、子守歌よりは眠りやすかったようで割と早めに寝かしつけることが出来ました。

そして、ついに寝かしつけ100%の曲を発見しました。

それが「チューリップ」です。

これまでチューリップを聞いたこともなかった我が子が2回繰り返して歌った時点でころっと寝てしまったのです。これには本当に驚きました。

それから夜の寝かしつけに必ずチューリップを歌って寝るようにしていると、自然に歌がなくても夜に一人で寝ることができるようになりました。

また、何をやっても泣き止まないひどい夜泣きの時もチューリップを歌えば一発で泣き止むようになり、本当に夜が楽になりました。

それでも寝ない場合の理由とは?

夜の寝かしつけはチューリップで解決しましたが、夜泣きについてはチューリップでは効かず、どうしようもない時期がありました。

当時は原因が全くわからず、ただただ大泣きしている我が子の目を一度完全に覚まして、眠くなるまで抱っこする日々が続き、精神的にも辛かったのですが、後から思い返してみると我が子の場合は歯が生える数週間前から何をやってもダメな夜泣きが始まり、歯が歯茎からある程度顔を見せると夜泣きが治まるといったサイクルであることと、掛布団をかけると夜泣きする(寝返りの勢いがすごかったので邪魔だったのだと思います)率が高いことに気が付きました。

原因がわかったあとは、掛布団をやめてエアコンと加湿器等で環境を整えたり、夜泣きの際に歯固めを与えてみたり、ストローで飲み物をあげると噛み噛みしながら飲むことで多少治まるのか、少し改善されました。

我が子の場合は「歌」で解決したことがほとんどでしたが、赤ちゃんそれぞれに寝つきや夜泣き改善の「ツボ」があるのだと思います。初めての子育てだと難しいかもしれませんが、これは違うだろうと思ったことでも何でも試してみることが重要だと思います。