甘くておいしいジュースは子供にとって魅惑の飲料であり、一度与え始めたら子供のジュース催促攻撃を受けること間違いなし!いつからジュースを与えていいものなのか悩みますよね。

でもただ美味しいだけじゃない!ジュースで悩みが解決することもあるんです。私が実際に医師からアドバイスを受けて実践してきたジュースの与え方をお教えします!

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野菜ジュースで便秘解消!

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我が子にジュースを与えたきっかけ

まず、我が子は生後5ヶ月から離乳食を食べ始めたのですが、ミルクやお茶をあまり飲まなかった代わりに離乳食をとてもよく食べてくれていました。そのせいか、もともと便秘症だったのがさらに悪化し、医師から「とにかく水分を摂らせて!」と言われジュースを進められました。

その時は乳幼児用のジュースもまだ早いということで、風邪の時などに飲ませる用の味がするイオン水を1日1回マグ1杯あげることにしました。

薄めることと飲み過ぎないことを条件に野菜ジュース解禁!

イオン水を1ヶ月続けてみたもののあまり効果がなかったので、再度医師に相談したところ、薄めて1日に100mlまでにとどめるのであれば乳児用ジュースを飲ませてもいいよと言われました。

市販されている乳児用ジュースにはだいたい5・6ヶ月からOKと書かれているものが多いですが、薄めて飲むなら飲ませた方がよいそうです。甘い味に慣れてしまうと、本来この時期はまだ母乳やミルクから栄養を摂っているので飲まなくなると困るからという理由でした。

50mlの乳児用野菜ジュースを100mlに薄め毎日おやつとして飲ませると、少しずつ便秘が解消されて薬を使わなくても自力で排便できる日が出てくるようになりました。

アレルギーに気を付けて!

我が子はたまたま離乳食を食べ始めたころに口の周りに原因不明の湿疹ができたことがあって、アレルギー検査をした結果、何も問題がなかったため抵抗なく野菜ジュースを与えました。

本来生後6ヶ月頃は離乳食で食べれるものも少なく、野菜ジュースで初めて摂取する野菜や果物もありますので、初めてジュースを与える場合は飲んだ後あかちゃんの様子を観察してください。

ジュースの与え方を徹底する

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1日に飲む量を決める

便秘に効果があるからといって、やはりジュースですから飲ませすぎには注意が必要です。本来は離乳食や授乳で栄養を摂取して、足りない分をおやつやジュースで補充するという時期ですから、1日100mlを守ることが大切です。

我が子は決められた量をしかも薄めた野菜ジュースで飲んでいましたがそれでも便がジュースの色(鮮やかなオレンジ)になることがよくあり、赤ちゃんの体には影響が大きいんだなと思っていました。

ジュースの温度にも注意を!

これまで体温と同じ母乳やミルクを飲んでいた赤ちゃんに、急に冷たいジュースを与えたら当然お腹を壊してしまいます。基本は常温又はすこし温めたジュースを与えるようにしましょう。

生後10ヶ月辺りに医師から「たまには冷たい飲み物をあげると腸が刺激されて排便を促してくれるよ」とアドバイスをもらいました。ただし「たまに」ということを強調されていました。

ジュースが飲めることを当たり前にしない

これはよく言われていることですが、あくまでジュースは補助的な役割で主食を脅かす存在ではいけません。1日1回決められた量を決められた時間にしか飲めないということを赤ちゃんとお約束してくださいね。

乳幼児用ジュースは種類が沢山あるけれど

スーパーやベビー用品店に行くと、乳幼児用のジュースってたくさん種類があります。

我が子の場合はこんな順番で与えました

    ポイント

  1. イオン水(生後5ヶ月)
  2. 薄めた乳児用野菜ジュース(生後10ヶ月まで)
  3. そのまま乳児用野菜ジュース(1歳まで)
  4. 薄めた大人用野菜ジュース・牛乳・乳飲料(1歳以降)

あくまでジュースは便意解消のツールであり、赤ちゃんが欲しがるからあげていたというわけではなかったので、基本は野菜ジュースしか与えていませんでした。

1歳を過ぎても外出先でフルーツジュースや乳飲料が出てきて飲ませていた程度で、ようやく現在1歳半になって野菜ジュースを卒業し、本当におやつやご褒美として甘いだけのジュースを飲むようになりました。

それでも我が子は自分からジュースを欲しがることはありません。お友達にはすでに大人と同じジュースを欲しがって大変だという子もいるので、割と早い時期からジュースを飲ませていましたが、飲ませ方によって子供の嗜好は変わるものだなと実感しています。

便秘にりんごジュース!の賛否両論

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赤ちゃんの便秘に悩む親が、いろいろ調べると必ず「りんご」というキーワードを目にすると思います。

これ私もすごく悩み効果があるなら野菜ジュースより「りんごジュース」の方がよいのでは?と思いましたが、調べれば調べるほど便秘にはりんごが効果的と書いてあるものもあればりんごは便秘に逆効果と書いてあるものもあって一体どっちなの?と思うと思います。

私が病院で聞いた結果、医師は「りんごは便を固くするのでお腹が緩い時は効果的」といわれ、栄養士からは「りんごは腸の調子を整えるので便秘にも効果的」と言われました。

物は試しと思い、りんごジュースを我が子に与えてみたところ、便秘には全く効果がありませんでした。これにはきっと体質的にりんごが便秘に効果的かどうかは赤ちゃんそれぞれ違うのだと思うので、試してみてください。我が子の例は参考程度ということで。

子供のこれからの生活にジュースが欠かせない物になるかどうかは、赤ちゃんの頃にいつからジュースを飲み始めたかということよりも、どうやってジュースを飲ませていたかだと思います。

早い時期からジュースを飲むことで、我が子のように体質が改善されるということもあります。決してジュースを飲むことが悪いことばかりではありませんので、ルールをしっかり作って、上手にジュースを取り入れられると良いと思います。