初めて赤ちゃんを出産するママにとっては、赤ちゃんと共に過ごす生活なんて未知の世界!

当然、赤ちゃんを迎え入れる準備をどうしたらよいのか悩み、経験者に聞いたり、情報誌やインターネットで調べたりして、それを参考に準備をすると思います。

特に夏よりも寒い冬生まれの赤ちゃんの方が布団や衣類を多めに用意しなければならず、寒い部屋の対策を考えなければならない為、ますます悩むことでしょう。

そんなママの為に、私の体験が少しでもお役に立てればと思い、冬生まれの赤ちゃんを育てた経験を踏まえ、出産準備についてまとめてみました。

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冬生まれの出産準備は、第一に住居環境をどうするか考える

雑誌等の情報を鵜呑みにすると買いすぎる

はっきり言って育児雑誌や赤ちゃん用品のメーカーが「これぐらい用意しておいたほうがよいもの」としてまとめているのは量が多かったり全く使わなかったりするものが多々含まれています。

なぜかというと、それぞれの家庭の育児をする環境が違うことにあります。

私の体験を例に挙げると、冬は寒いので赤ちゃんが寝るときは「厚手の短肌着」+「長肌着」+「パジャマ代わりのカバーオールを着せる」と雑誌に書いてあったので、そのように着せて、布団をかけてあげていました。

しかし、しばらく生活してみると我が家はマンションの最上階角部屋で日が沈むと一気に寒くなります。

そして夜中の授乳のためと布団ではなかなか寝てくれず、抱っこか腕枕で寝かしつけていたため布団に長時間入っていることがなく、結局エアコンをつけっぱなしで生活していたので、赤ちゃんは「肌着」に「タオルケット」のみで冬を越しました。

こんな感じで、多めに用意しておいた厚手の肌着とカバーオールはタンスに眠ってしまったのです。

住居環境の対策から必要な物を考える

冬生まれの赤ちゃんの最大の敵は寒さと乾燥です。まずはこれをどう対処して行くのかを考えます。

我が家のように常日頃からエアコンを利用している場合は、厚手や多めの衣類よりも、乾燥を防ぐために加湿器や室内に洗濯物を干せるようにする方が重要です。

また、母乳ではなくミルクでの育児は常にお湯が準備できるようにしていることが多いため、おしりふきを温めるような器具は必要なく、そのお湯を使えばよいのです。


お風呂についても、我が家は浴室暖房がない上、お風呂と脱衣所が玄関からすぐのところにあるので、家の中でも特に寒い場所でした。

それを前提に、赤ちゃんのお風呂はリビングにレジャーシートを敷いて、その上にベビーバスを置き、台所からお湯を汲んで溜めて、暖かい昼間のうちに沐浴していました。こうすることで用意するものはベビーバス程度で済むのです。

このように、わざわざ使用期間の短い冬のために赤ちゃん用品をたくさん準備しなくても、住居環境を工夫できれば必要最低限の赤ちゃん用品で済ますことも可能です。

足りないものを買い足すぐらいがちょうどいい

本当に必要最低限のものからスタート

産まれる前にどれだけ赤ちゃんとの生活をシュミレーションしていても、思うようにいかないのが育児です。

赤ちゃん布団をどれだけ完璧に冬仕様にしても、赤ちゃんが布団で寝てくれなければ意味がありません。

まずは季節関係なく通年で使えるもので揃えてみて、冬特有の物は大人の物で代用できないか、また必要になってから買い足すぐらいがちょうどよいと思います。


余談ですが、私も初めはエアコンのつけっぱなしに抵抗がありました。

出来るだけ自然な環境で布団や衣類で調節できた方が赤ちゃんにとってよいのでは?と思っていました。

それが、娘が生後2ヶ月の時に2週間病院に入院したのですが、その部屋の環境が24時間エアコンつけっぱなし、赤ちゃんは肌着に薄い掛布団のみという環境だったので「こんな環境でいいんだ」と病院での生活を体験したからこそ、今の考え方になったという経緯があります。

春秋用のリストを参考に準備する

冬生まれといっても何月に生まれるかによっても準備するものに差がでてきます。

例えば、12月生まれは真冬の一番寒い時期が生後二カ月頃からになるので、予防接種や検診、昼間のお散歩等の外出することを考えなければなりません。

2月生まれであれば、外に出られる頃には暖かくなっている場合も多く、真冬の準備はほとんど必要ないかもしれません。

ですので、12月生まれは秋用のリストを、2月生まれは春用のリストを参考に準備するのがおすすめです。

我が家の出産準備で重宝したもの、必要なかったものはこれ

重宝したもの

  • 加湿器
  • 保温機能付きのポット
  • 大人用のひざ掛けやブランケット→おくるみの代わりに使っていました。
  • 冬用のマントやポンチョ→おくるみから散歩時のアウターとして2歳まで使用しました。抱っこ紐ならママと常に引っ付いているために暖かく、マントを羽織るだけで十分でした。

必要なかったもの

  • 厚手の肌着
  • おしりふきを暖かくする機器
  • おくるみ
  • 靴下
  • 厚手の掛布団と敷毛布
  • チャイルドシートやベビーカーに乗る時の保温グッズ(レンジで温めて使うジェルパック)

まとめ

以上、冬生まれの赤ちゃんの出産準備についてまとめましたが、あくまでも私の体験からのほんの一例に過ぎません。

ミルク育児だったこと、夜全然寝てくれない子だったこと、ベビーカーに乗ってくれず抱っこ紐が大好きだったこと、こういった子供の性格等によっても必要な物は変わります。

赤ちゃんの様子を見ながらその子に必要なものを揃えてあげられるといいですね。