妊娠中、無性に食べたくなるものはありませんか?

私は、食べツワリと呼ばれるツワリが出産まで続いたため、起きているときはほとんど口の中に食べ物が入っていました。

中でも、果物は最高に美味しく感じてしまい、りんごやもも、バナナにグレープフルーツを食べてばかりでした。

しかし、そんな果物ですが、実は妊娠中に食べ過ぎてはいけない果物があることを皆さんはご存知でしたでしょうか?

今回は、妊娠中に食べたい果物と食べ過ぎてはいけない果物についてのお話です。

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妊娠中に食べたほうが良いオススメ果物は?

妊娠すると味覚が変わってしまったり、食べられるものが限られてしまうことがありますよね。

そんな時、私の祖母は「なんでも良いから食べられるものだけ食べなさい!」と良く私に言っていました。

年長者の言うことは聞いたほうが良い、と判断して好きなものを食べていたのですが、あるとき薬局で目に付いた「葉酸」という名前のサプリンメントを発見。

そういえば、妊娠中に葉酸を取っておいたほうが子供に良いという話を耳にしたことがあるなぁ……と思い、その日から食べる果物はどんなものが良いのかを調べることにしました。

葉酸は果物の中にも含まれている!

一番気になった葉酸が果物から摂取できるのなら好都合だと思い調べてみると、ちょっと驚いたのがアボガドです。

アボガドって果物なんですね……知らなかった!! そんな発見をしながら、葉酸の含まれた果物を調べてみると意外と種類が多いことが分かりました。

  • ライチ
  • いちご
  • すもも
  • グレープフルーツ
  • アボガド


この果物を加熱しないで食べると葉酸が摂取できるのです。

私の場合、グレープフルーツを絞ったジュースを必ず飲んでいたので、自然と葉酸が取れていたのですね……。アボガドは生魚の代わりによく食べていました。

ライチは、個人的にあまり好まなかったのと、入手することが出来なかったので食べてはいないのですが、生のライチが入手できなくても冷凍のライチなら入手しやすいので、ライチが好きな方にはおすすめです。

ただ、冷たいものを食べ過ぎるとおなかに良くないので、自然解凍をしたり、そのまま食べる場合は量を少なめにして食べることをおすすめします。

ちなみにこの葉酸は妊娠一ヶ月から三ヶ月の間に適切な量を摂取する必要があると厚生労働省が発表しています。

しかし、その時期はツワリが酷い方も多いと思いますので、無理に摂取しなくてもサプリがありますから気にし過ぎないようにしてください。

妊娠中に必要な栄養素がある果物!ツワリを抑えてくれる・免疫力を高めて感染症予防になる果物

果物の中にはたくさんの栄養素が含まれていますよね。中には、ツワリを抑えてくれる成分が含まれている果物もあるのです!!

  • バナナ
  • 夏みかん


は、ツワリや食欲不振を和らげる作用があるとされています。

そういえば、近所の八百屋さんがバナナを安く売ってくれていたので家中がバナナまみれだったような気もします……。

また、免疫力を高めて感染症予防になる果物は以下になります。

  • ネーブルオレンジ
  • グレープフルーツ
  • はっさく
  • キウイ
  • レモン
  • みかん
  • いちご


どれも感染症予防を意識しなくても食べてしまう果物ですね。

果物を多く食べている妊婦さんは、意外と気にしなくても必要な栄養素が取れているのかもしれませんね。

また、アボガドやキウイなどには便秘予防の効果もあるそうなので、進んで食べておくとおなかの中もスッキリです。糖分も取れて必要な栄養素も取れるのですから、妊娠中には最高の食べ物なのではないかと、私は思いました。

個人的におすすめの果物は旦那さんに頼めるもの!

個人的なおすすめのなのですが、妊娠中は旦那さんでも簡単に買ってこられるような果物が良いと思います。

私が妊娠していたときは、気分が悪すぎて動けない日は旦那さんが仕事帰りに果物や食べられそうなものを買ってきてくれていたのですが、やはりスーパーに当たり前に並んでいる果物が中心でした。

みかん、いちご、バナナ、りんごなどは良く目に付く果物なので、普段果物を食べない旦那さんでも悩むことなく買えますよね。

どれも、妊娠中に必要な栄養素が含まれていますので、個人的にはとてもおすすめの果物です。

また、リンゴにもとてもお世話になりました。

ツワリのときリンゴがとても食べやすくて良く口にしていたのですが、リンゴは栄養がとっても豊富に含まれているのでおやつの代わりにとってもおすすめです。

食べ過ぎはダメ!妊娠中に注意する果物は体を冷やす成分と糖分!

果物なら何でも食べて良い……というわけではないです。

妊娠中の体は、昔から冷やしてはいけないとされていますよね。

体を冷やすと、難産になってしまうことがあるからという理由があるからなのですが、特に夏の野菜や果物には体を冷やす成分が含まれている食べ物があります。



体を冷やしてしまう夏の食べ物で有名なものはスイカです。

スイカは水分がとても多く、体を冷やしやすくなりますので食べ過ぎないようにしたほうが良いです。また、メロンなどもとても魅力的なのですが、やはり体を冷やしてしまうので、たくさん食べないほうが良いです。

しかし、あくまで過剰摂取は控えて……ということなので、少しくらいなら食べても大丈夫だと私は思います。

同じく体を冷やしやすいパイナップルですが、私も急にパイナップルが食べたくなって、一時期はパイナップルを食べていましたが、出産に影響は出ませんでした。

なんでも食べ過ぎは良くないので、注意して食べ物を選んでいきたいですね。

ドライフルーツは太る!食べ過ぎには注意

甘くて美味しいドライフルーツですが、こちらも食べすぎには要注意です。

乾燥させたフルーツには違いないのですが、ドライフルーツは糖分がとっても多くて太りやすいです。

急激に体重が増えると食事制限もしなければいけませんし、太りすぎてしまうと足のむくみが酷くなってしまったり妊婦検診のときに尿淡白が出てしまうことも……。

私は、ずっと食べていないと気持ち悪くて動けなかったので、ばっちり尿淡白が出ていました。更に、足のむくみも酷くて、いつも履いている靴が入らなかったことも!!

なので、砂糖の含まれているものは食べ過ぎないようにしてください。

ドライフルーツを食べる場合は、砂糖不使用のものが売られていますので、そちらを選ぶことをおすすめします。

体に良くても果物ばかり食べるのはダメ!!

妊娠中の理想的な食生活は、バランスの取れた食事です。なので、体に良いからと言って果物だけを食べていれば体に良い……というわけではないのです!

しかしながら、私のように食べツワリが酷かったり、味覚が変わったことから偏食になってしまった方に毎日バランスの取れた食事というものはとても難しいと私は考えます。

実際、毎日バランスの取れた食事なんて全然出来なくて、酷いときは一週間そうめんと果物だけ、ということもありました。

「バランスの取れた食事にみかんを三個摂取してください」と発表している厚生労働省の方にはとても申し訳ないのですが、出来るわけがない!! というレベルで酷いものでした。

なので、必要最低限の栄養素を一週間で少しづつ摂取しようと決めて食生活を少しだけ見直しながら無理のないように出産までがんばりました。

また、果物を多く摂取すると胎児の知能指数が向上するという研究結果も出ていますが、研究者の方も「過剰摂取を促しているわけではない」という意見を述べていることから、やはり、果物だけを多く食べていれば良いというわけではないようです。

まとめ

果物は、栄養素も豊富ですし、便秘気味のときもとても素晴らしい効果を発揮してくれますから私は大好きです。

また、たまに固形のまま口の中に物を入れることが不快なときもありましたが、そんな時はヨーグルトにバナナといちご、牛乳を加えたものをミキサーにかけて、オリジナルのジュースを作って飲んでいました。

意外と、滑らかにしてしまえば受け付けることもありますので、果物を少しでも摂取したいという方にはおすすめですよ。