赤ちゃんとのお出かけをする時に、母乳育児をしているママの悩みの1つとして授乳があがるのではないでしょうか。

まだ生まれて間もない赤ちゃんにとって授乳はとっても大切ですよね。そこで、どこでも授乳のできる授乳ケープは便利そうに感じますよね。

授乳ケープは購入したほうが良いのでしょうか?授乳ケープの必要性についてまとめてみました。

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授乳ケープとは

授乳ケープは、授乳している胸元を隠すことができるケープです。授乳室がなくても、ケープを使うことで周囲からの視線をさえぎることができます。

持ち運びにも、コンパクトなものばかりなので便利です。授乳ケープにも、エプロン型や、ポンチョ型、ストール型と大きく分けると3種類あるので、自分に合ったものをみつけたいですね。

代用できるものってないの?

コンパクトだとは言っても荷物になるし、他に何か代用できるものがないのかと思うママも多いのではないでしょうか。こんな方法もあります。

カーディガンやパーカを前後ろを逆に着る

お出かけの時、体温調節のためにカーディガンやパーカを持ち歩いているママは多いですよね。背中の部分を前にして着ることで、簡単に授乳ケープの代わりになります。また袖を結んで首にかけるだけでもケープの代わりになりますよ。

おくるみを使う

お昼寝の時に使えるおくるみ。こちらも持ち歩いているママは多いのではないでしょうか。おくるみを広げて、首の後ろで縛ればケープの代わりになります。厚手だと縛りにくいので、ガーゼタイプなどの薄手なもののほうがいいでしょう。

バスタオルを使う

こちらも、おくるみのようにして使います。縛りにくい時は、髪の毛を縛るゴムなどで結んでしまえば大丈夫です。

授乳ケープは手作りでも簡単

裁縫

私は出産前に授乳ケープを手作りしました。

どんなものが使いやすいのか想像がつかなかったため、授乳を実際してみてから使い勝手のいいものを選びたいと思い、縫い合わせた程度で簡単に作りました。作ったと言っても、本当に簡易的なものです。

  1. 半円の布を用意します。
  2. 二つ折りにして、直径側の織り目の部分に首が出る程度切ります。
  3. 布がほつれないように縫います。
  4. 先ほど切ったところの両端にマジックテープを縫い付ける。


たったこれだけです。首の後ろでマジックテープを留めて使う授乳ケープの完成です。

裁縫の苦手な私。お恥ずかしいのですがミシンが使えないので、手縫いで作りました。売り物のように綺麗にとはいきませんが、30分程度で簡単に作ることができましたよ。

好きな柄の布で作ることができるし、自分の使いやすいように改良しながら作ることもできますね。生まれてくる赤ちゃんのために、スタイやミトンを作るママも多いですが、授乳ケープも手作りしてみるのもオススメです。

手作りした授乳ケープのこんな使い方も!

ちなみに私は間に合わせ程度で作った授乳ケープが授乳以外の思わぬ場所で役に立っているので紹介します。

どんなママもスーパーでのお買い物ってしますよね。夏場のスーパーの中って外と比べてすごく寒くないですか?

赤ちゃんに上着を着せたり脱がせたりするのも一苦労だし、スーパーのベビーカートだと何かかけても落ちてしまうんですよね。

そんな時に活躍したのが授乳ケープです。赤ちゃんの首からかけて身体を覆うようにしてしまえば簡単に寒さから守ることができます。

私は授乳ケープとして使うよりこちらの使い方の方が多かったです。ぜひ参考にしてみてくださいね。

授乳ケープって必要?

私は結局この手作り授乳ケープを産後8ヶ月経った今も使っていて、購入はしませんでした。理由は授乳ケープの出番があまりなかったからです。

生まれてすぐはお出かけする機会もなく、親戚や友達が家に来てくれる程度だったので授乳時だけ部屋をはずすようにして授乳していました。お出かけができるようになっても、授乳室のある場所を選んで出かけていました。

最近では、ショッピングモールや動物園、駅などほとんどの場所に授乳室が完備されていることが多いですよね。出かける前に下調べをしてもほとんど授乳室があるので安心して出かけています。

授乳ケープを使うとすれば、授乳室がないところだった時に駐車場等で授乳するときや、個室のお店で食事をとるとき、友人宅へ遊びに行ったくらいでした。


最近は離乳食も始まり、麦茶などで水分補給も出来るようになったので、出かけている時はほとんど授乳をせずに済むようになりました。

授乳ケープはそんなにかさばるわけではないので、私はいつも持ち歩いていますが、駐車場等で授乳するときはバスタオルを使っています。

赤ちゃんって授乳中本当に汗をかくので、授乳をしながらもした後もそのタオルで拭いてしまえばいいので、バスタオルの方が便利な気がしているからです。

授乳ケープが必要だったことは数える程度だった

振り返ってみると授乳ケープが必要だったことは数える程度だったと思います。授乳ケープがあればどこでも授乳が出来る、と言っても人目がたくさんある場所で授乳ってなかなかしませんよね。

たまにショッピングモールなどでお兄ちゃんやお姉ちゃんがゲームセンターで遊んでいるのを見ながら近くのベンチで授乳ケープをして授乳している人を見ます。

仕方なくなのだとは思いますが、やはり通りすがりの人もチラチラ見ていたりするので、公の場での授乳はよくないのかなとも思います。

しかしそういうのを見ると2人目以降のお子さんの時の方が授乳ケープが必要になるのかなと思ったりもします。

上の子との関係で、思わぬところで授乳しなくてはならないことも多々あるんですよね。なので生活スタイルに合わせて、授乳ケープを用意したほうがいいのか、代用で十分であるのか判断してほしいと思います。